接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

起業するなら絶対知っておくべき「採用基準」

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こんばんは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。


もうすぐうちの会社、丸五年になりますー! 五年つぶれなかったよー! 
五年前の自分、起業すること決めてくれてありがとう。こんなに素敵な人生になると思ってなかった。何を言われてもぶれないくらい、幸せで、強くなれました。


夢って、かなえたら楽しいんです。かなっても楽しくなかったらそれは夢じゃなかったんです。翻って、わたしは夢をかなえたんだ……って改めて思います。

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さて、これから起業する方のために、創業期、事業拡大期、倦怠期(←w)それぞれに必要な人材を書いていきます。周りの仲間を集めて起業しようとしている方の参考になればと思います。




■創業期

創業期は、自分の思い通りに動いてくれる人を何人か集めておくべきです。この段階で一人でも「労基法が~」とか言う人がいると、一気にスピードが落ちます。その人一人の対応に一日一時間持っていかれたら、モチベーション下がりますよ。申し訳ないですけど、この時期は特別なんです。馬の合わない人は切り捨ててでも、一緒に突き進める人だけと創業期を乗り切りましょう。(もがいても、結局そうなります)

起業して2年って、赤ちゃんが産まれてから立つまでの時期と同じくらいスペシャルで、大切な時期なんです。何があってもこの時期だけは、「損得抜きに、会社のために動いてくれる人」「社長を支えようとしてくれる人」を集めておかないととダメ。ここで頑張ってくれた人が、後の「創業メンバー」っていうポジションに入れます。

「創業メンバー」には、会社が軌道に乗ったらきちんとメリットを与えることを話しておく必要があります。社長自身がその状態を頭に描いて、メンバーに語ることができるとベスト。

実は、その「理想論」をわたしがきっちり語れていたら、もっと会社は大きくなっていたと思います。これがわたしの壁。でも、この壁は無理して壊したくないんです。わたしは今のまま生きていきたい。傷ついたりうまくいかなかったりしながらも、普通以下の人間が社長やってる姿を世の中に見せることが、わたしの使命です。(国民総事業主制がわたしの理想の社会です)そして、現場ではだれよりも一生懸命頑張る販売員でありたいんです。体の動く限りずっと。



■事業拡大期

事業を拡大していく時には、マネジメントができる人、経理関係の作業を任せられる人、粛々と目の前の仕事に集中してくれる人数名で拡大していくと速いです。

うちの会社でも、事業が拡大期に入ったときがありました。その時、わたしはまだマネージャー兼務でしたし、見積書も請求書もわたしがやっていました。交通費清算等もわたし。毎月、月末にはスタッフに連絡取って「早く交通費まとめて!」と連絡したり。メールが来なくて月末締めができなくて焦ったり。

月曜から金曜まで書類作ってクライアント訪問して、土日は現場に出ていました。この時期の土日の現場は、疲れすぎていてクオリティが低かったと自分でも思います。反省しています。

マネージャー選びは一瞬で決まりました。この人がいい。即決でした。その人が想像以上に何事も処理が早く、伝達手段も最適なものを選んで効率がいい。わたしはすべての書類業務を新マネージャーに引き継ぎました。落ち着いた後、経理もマネージャーに半分譲渡。

この時期の人材選びは「会社を信じてくれるかどうか」「五年働いてくれるだろうか」それだけで決めてました。

このマネージャー兼経理の人を中心に、あとは「粛々と目の前の仕事に集中してくれる人」で仕事を進めました。この人たちにも、定期的に新規事業にチャレンジしてもらったり、顧客を担当してもらったり、「粛々」以外の特性を発掘しながら進めていきます。でもあくまでベースは「粛々と現場の仕事をする」ことです。この「粛々」の人たちは、仕事は接客業ですが職人みたいな方々なので、超個性的です。この中から何人か起業するんだろな、となんとなく思ってます。多分そうなるよ。既に何人か起業してるし!



■倦怠期(←w)

うちの会社が今ここです。事業がひとつ安定して、いろんな事業に手を出しているふらふらした時期。ここで山っ気のある社長だったら、今安定している事業の現場からは離れ、新規事業に没頭したかもしれないです。でもわたしは販売員をやめません。基幹業務の中では、わたしは先頭を走っていたいんです。現場でもまだまだスタッフには負けないつもりです。

この時期はいろんな人を採用して、会社をいろんな方向に転がす時期です。今三つ新しい事業を立ち上げていますが、どれも「自分の思い通りに動く人材」だけでは成し得ない事業です。個性的な人がいればいるほどいい。


あと、この時期自分が動いて新規事業を立ち上げたいなら、今ある事業を任せられる人を見つけておくこと。わたしはこれが地味ーに成功したと思ってます。今、正直に言って起業当初よりかなりラクできてます。今の事業の継続は、わたしがいなくてもきっと大丈夫でしょう。この余裕が、ほかのことを考える余裕につながるし、周りに目を配る余裕を生むのです。



■まとめ

創業期は自分についてきてくれる人を。
事業拡大期はマネージャーと事務方を。
倦怠期はいろんな人を。


この先ケイ・ソリューションズという小さな会社に何ができるかわかりませんが、うまく行けば面白いことが起こります。起こします。

多分、わたし仕事超楽しんでる。


そうか、わたしは自分が楽しむためにこの会社を作ったんだった!

そりゃ楽しいわな。

 

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小さな会社こそがNO.1になる ランチェスター経営戦略 (アスカビジネス)

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特に真ん中の本おすすめです。伊賀泰代さん(あの超有名なひと)の本です。

では、また。



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