接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

【旅ブログ・2日目】世界で三部屋だけ! ムーミンルームに宿泊してきました!

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こんにちは。ムーミン大好き貫洞です。フィンランド旅ブログ更新中です!

 

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さて、今回のフィンランド旅行で、一泊だけ豪華リゾート、「ナーンタリスパホテル」に泊まる…というところまでは前回ご紹介しました。実はここに泊まったのには理由があるのです。


「ナーンタリスパホテル」の中には、世界でたった三部屋のムーミンルームがあるのです!!
 
正確に言うと moomin story room という名前です。英語サイトで予約することになりますので、念のため。「半年前に予約しないと取れない」などの評判が書いてありましたが、わたしは一ヶ月前の直前予約で運よく取れました。多分時期的なものもあると思います。料金も一泊199ユーロ(2万5千円くらい)ですので、人生に一度の経験と考えれば納得の価格です。


このmoomin story roomには、ムーミン、ムーミンパパ、ムーミンママの三通りの部屋があるようです。わたしはどのお部屋になるのか、チェックインの時にも何も言われませんでした。ドキドキしながら鍵を片手に部屋に向かいます。


ムーミン! …ここではないみたい。

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ムーミンママ! …ここでもないみたい。

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 ムーミンパパ! ここでした!

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人生で一番ドキドキしたかもしれない。
いや、それは夫に失礼だな。







お部屋に入ります。


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なにもかも、ムーミンでした!
ベッドも。

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バスルームも。

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洗面所のカップも。

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コーヒーを飲む時に使うマグカップも。(ついでにスプーンも!)

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※このマグカップ気に入りすぎてお買い上げしました。。。



お水を飲む時に使うカップも。

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ホテルからのお知らせも。

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パパのぼうし! すごく大きくて頭がすっぽり入っちゃいます。

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そして壁に飾られている大きなムーミンたちの絵!

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飲み物もムーミン!(別料金だから飲まなかったけど)

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お菓子もムーミン!(別料金ry

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※お菓子ものちほどお買い上げしました。。。


ベランダに出ようとするとムーミンパパが!

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ベランダからの風景も素敵です。

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…包まれている感が半端なかったです。死ぬ時はここで死にたいとさえ思いました。




ちょっと語ってもいいでしょうか?(語りフラグ立てときます)



ムーミンって、当たり前ですが架空のキャラクターです。でも、どこかにいそうな気がするんですよ。ひょこ、ってそのへんに居そう。大人になってもそう信じたい気持ちが作り出すのかもしれないけど。だからグッズとかで周りにムーミンがあるとすごく嬉しくなるんですよね。ムーミンカフェにハマるのもその世界観が関係してると思います。


ムーミンの何が好きかって聞かれると、ちょっと困ります。理想的な家族に囲まれて、大好きな彼女がいて、短い夏の間だけムーミン谷にやってくるスナフキンと友達で。まだまだ子どもだけど周りの人たちから少しずついろんなことを学びながら生きているムーミンが、すごく愛しくなるんですよ。


ムーミン谷に帰りたい! って強く思わせる、作品から漂う郷愁。そして原作のニヒルな雰囲気。オタクというほど詳しくないですが、好き度は相当高いです。ムーミンファンって、実は作品を細かく追いかけるというより、好きなときに少しずつ読んだり愛でたりしているんじゃないでしょうか。あと、ムーミンを嫌いっていう人があまりいないのも面白いです。



2017年に、日本の埼玉あたりに、ムーミンワールドが出来るそうです。さらにムーミンの世界が広がります! 関東圏なのでオープンしたらわたしももちろん行きます! 


でも、どうしても今回ムーミンワールドに行くのはあきらめられませんでした。2017年なんてすぐだと言うかもしれませんが、それまで生きているかどうか、保証はありません。生きていたとしても、それどころじゃない状態かもしれない。だったら今、何とかしてムーミンに会っておきたい! そう思ったらこの部屋のことも知って、何とか泊まれないかと予約を試みたらなんと空室があって。


偶然かもしれませんが、この奇跡のような一日を、わたしは一生忘れません。できれば次回は夫と一緒に泊まりたいなと思っています。サウナやプールもあるし、リゾートとしてもかなりレベルの高いところなので、夫にも体感して欲しいのです。




…そして「世界に三部屋!」 といううたい文句で、儲けに走って部屋数を増やさないムーミンキャラクターズ社の戦略もすばらしい。

このシステムなら、黙っていてもムーミンファンの中で評判になるはずです。そして部屋数が多過ぎないから自然に「予約がなかなか取れない!」と噂になるし、この部屋に遊びで泊まる人(ネガティブ情報を流す人)も淘汰される。ファンしか泊まらない、価値の分かる人にだけ価値を提案する場になるわけです。ホテルはお客を選べないけれど、このシステムで自然にお客を選ぶことができているわけですね。


トーベ・ヤンソン亡き今、ムーミンというキャラクターを守っているムーミンキャラクターズ社。グッズの売上はかなりのものだと想像できるでしょう。この会社がこの部屋を世界でたった三部屋にしていることに価値があるとわたしは思うのです。

そして、この部屋にぬいぐるみなどを置かないところ。

それはムーミンカフェで味わう喜び、と考えているのでしょう。このホテルでは、さりげなく目をやったところに、ムーミンキャラクターズ社の扱っているムーミングッズがある、ただそれだけです。(大きな帽子や注意書きなどの演出はありますが)




ああ、なんだか冷静になってしまって恥ずかしい。


このホテルの中で普通の部屋に泊まっても、ムーミンルームに泊まってもそんなにお値段は変わりません。もし行かれる方がいらっしゃれば、ムーミンルームをオススメします! 非日常の体験が得られますよ。寝心地も保証いたします☆

旅の疲れもあったのか、10時間くらい爆睡しましたw



たっぷり寝て元気になった、翌朝のわたし。ムーミンワールドへはこのファッションで行きます! 那須のムーミンショップで購入したムーミンTシャツ! 

やる気満々じゃろ?

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ムーミンワールドの入場チケットは、入場前にチケット売り場に並ぶとその分入場が遅くなり、一番乗りで入場できなくなります! ですのでホテルのフロントで事前購入。

電車のチケットと同じでこれもQRコードを「ピッ」と読み取って入場できるタイプ。これをくるっと腕に巻いてそのままゲート前に行けばOK。OK Google!

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何もかもがスムーズに進んでおります。人間本気出せば何事も何とかなると教えてくれるのが一人旅です。仕事にももっと本気を出せ! というツッコミは現在受け付けておりません。現場ではいつも必死ですよ!←



明日はいよいよ、ムーミンワールドのレポートを書きます! 

それじゃあ、また明日!



今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2015夏」