接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

ライブでリズムに乗れない、こぶしを突き上げられない人へ

スポンサードリンク

 



こんにちは。


ライブは好きですか? 好きなアーティストのライブは何よりの楽しい空間です。時を忘れて音楽に浸れます。


でも。



「うまくリズムに乗れない…」



という方もいるのではないでしょうか。



かくいうわたしも過去、ライブでリズムに乗れない人でした。なんていうか、周りの人目が気になるし、手拍子を間違えたら恥ずかしいし、手拍子からこぶしを突き上げる動作に切り替わるところとか、どうしてもこぶしが突き上げられなかった人です。(わかります? この感覚)

両手をそろえて左右に振るのとかも恥ずかしいです。みんなしててもせいぜい胸の前で左右に振るくらいしか出来ない。

まだ振りが決まっていた方が気が楽ってもんです。何か「自分が高まったからこぶし突き上げちゃったぜ!」「アーティストを見ていたら自然に手が伸びちゃったぜ!」感が恥ずかしかったんですよ。「乗ってる」自分がうまく許せない。でも腕とか組んじゃう自分も好きになれない。

結局「ライブはいろいろめんどくさいからいいや」ってなっちゃってました。




それを克服できたのは、イギリスのとあるロックバンドのライブです。



2000年、MUSEの初来日ライブでした。



ここからMUSE(ミューズ)を語ると長くなるので、それは後にして先に結論書いときますね。ライブでリズムに乗れるかどうかは、以下の3つの条件を満たすかどうかで決まります。


1.音楽を聴くと自然に「揺れる」
「音楽に合わせて揺れて」と言われて素直に揺れられますか?

音楽が鳴っていたら揺れる練習はとても効果的です。最初はイチ、ニイ、サン、シイで首を縦に振るだけで充分です。慣れてきたら次は体を左右に揺らしてみる。揺れることに体が慣れたら、ヒザを使ってみましょう。チ、イ、ン、イの、太字の部分でヒザを曲げ、すぐに棒立ちに戻ります。それを繰り返すと、体が前後に揺れるようになります。

もっと慣れてくると、リズムに合わせてヒザを曲げることと首を動かすこと、肩を揺らすことが同時にできるようになってきます。左右に足を動かしてステップを踏むこともできるようになります。これらを気分に合わせて組み合わせることが、音楽の波に揺れている状態です。最初はカックンカックンしますが、徐々にゆらゆらとした雰囲気が出てきます。揺れながら体がリラックスしていたらほぼOK。



2.人目を気にしないで楽しむ
上記で揺れ方はわかったと思います。それでは、ライブ会場で、音楽が鳴った瞬間に揺れることができますか? 

実はほとんどの人が、周りの人が揺れるのを確認してから揺れるはずです。でもこれでは楽しめません。音楽を聴いて、それをイイ! と思ったらすぐに揺れていいのです。オールスタンディングならヒザを使ってもいいけど、足のステップは踏まない方が無難です。(となりの人の足を踏む危険性が)静かに聴くライブなら、小さく肩と首を使ってリズムを感じる程度にしましょう。

いずれにしても、誰も揺れていなくても揺れる気持ちが大事です。あなたが揺れれば、周りの人も安心して揺れますよ。最初に揺れておかないと、「激しい曲になったら揺れよう」と思っていてもまず無理です。自制心が働きます。一曲目から揺れてください。



3.アーティストがこぶしをつきあげたら即、こぶしを突き上げよう!
これも最初の一発目が大事です。一曲目もしくは二曲目でこぶしを突き上げる曲があったら、初動でつい手が出せなくても、次にそのフレーズが来たら絶対にこぶしを突き上げてください! 中途半端に前にこぶしを出すのはダメです。真上に突き上げるくらいの気持ちで、少しだけアーティストの方に向け、こぶしをななめ前に向けて突き上げるのがベター。

こぶしを突き上げる動作ができると、両手をそろえて左右に振るくらいなんでもなくなります。そのうちにアーティストがいつもしている振りのところで、ピースを作ったり手のひらをアーティスト側に向けたりする「振り」が入ってきます。こぶしを突き上げている人は、これらの動作もすんなりとやりやすいのです。手が上に上げられる人はなんでもできるのです。逆に、初動のこぶしが突き上げられないと、どの振りも出来ないことになってしまい、手拍子以外参加できなくなってしまいますので要注意です。


f:id:keisolutions:20150914072949j:plain



せっかくですので、ここで練習してみましょう。以下のyoutubeを観ながら、曲が始まったらライブに参加した気持ちで腕を上に突き上げてみてください。

設定は、「友人の付き合いであまり曲を知らないライブに来ちゃった自分」でいいです。そういう中でもリズムに乗れるとライブを楽しめます。これができれば、好きなアーティストのライブなんて屁みたいなもんです。


練習曲はGLAYの「彼女のModern」という曲です。

www.youtube.com


しょっぱなからこぶしを突き上げていますよね! そしてこぶしを突き上げる箇所が終わっても、一部の方々は手を上に上げたままリズムを取っています。「準備態勢」のままAメロを終えていますね。この体勢のまま、アーティストに手を振るのもいいと思います。

GLAYのライブは活動が長いバンドだけに、振りなどの決まりが結構あるみたいです。でも、この曲だけでも練習してみるといいと思います。この曲で観客に混ざれるレベルになれば、他のライブはもっとイージーに感じることでしょう。



はい。ここでライブでうまくリズムに乗るコツはおしまいです。ここからは、わたしがライブで乗れるようになったきっかけの、MUSEについてひたすら語ります。面倒な方は読み飛ばしちゃってください!(わたしMUSEのファンだから、語り長えよ)






MUSEを語るお!( ^ω^)♪


MUSE(ミューズ)はイギリス出身の3ピースバンドです。最近、鉄拳のパラパラ漫画の動画が有名になって、Mステにも出ているから、見たことがある方も多いのでは?

www.youtube.com



MUSEの初期の曲。ファイナルファンタジーっぽいピアノの音。

www.youtube.com


ボーカルは力強い男声と神の声(超ハイトーンボイス)を使い分ける、マシュー・ベラミー

ベースは元ドラマーだけどMUSE加入にあたってベースに転向したクリス・ウォルステンホルム

ドラムはドミニク・ハワード。このドラムの音聴いてMUSEに「おっ」と思った。当初わたしはドミニクファンであった。



2000年3月、この3人が来日すると聞いて、当時21歳だったわたしは一人でライブチケット取って渋谷ON AIR WESTに行きました。あんな小さなハコでMUSEを聴けたのはすごいラッキーでした。しかも、ドミニクが使ったドラムスティックももらえたんです。1本だけね。「スティック、プリーズ!!!」って叫んだからね。(今考えると恐ろしい英語叫んでるよな…)



それで、このライブでわたしは一皮剥けたんです。

だって、音楽雑誌やCDで食い入るように聴いていたイギリスのロックバンドが、日本に来てくれたんだよ? 

わたし、このとき思ったんです。日本に住んでいることがどれだけ幸せで、無限の可能性が広がっているのかっていうことが。


MUSEのライブ初日。まだこぶしを突き上げることなどとても出来ない状態のわたしが前から3列目くらいにいました。もちろんオールスタンディング。MUSEの3人がステージに登場すると、客席はぺしゃんこになるくらい前へ前へと押しつぶされました! この異常な興奮状態にすでにビックリ。周囲と密着した状態で曲が始まります。リズムに自然に揺れる周りの人たち。密着しているから、わたしも必然的に揺れないと摩擦が起こります。だから揺れました。人生初揺れでした。


こぶし突き上げも、一度腕を肩より上に上げたら、下げるのが難しい状態になってしまい、腕を上げっぱなしでライブ観てました。自然にライブっぽいアクションができていました。



ただ密集したオールスタンディングライブだった、というだけなんですが、肝は

「アーティストに対し最大の敬意を払いたい気持ちになっていた」
「周りのファンとも心がひとつだった」
「一挙手一投足を見逃さずにステージを見たい気持ち」
「周りの人はステージを観ている、わたしのことなんて見ていない」とわかった
「流れるままにステージに手を伸ばし、揺れに身を任せていた」


ことです。

このライブ以降、ライブでアーティストが動くと自然にアクションできるようになったし、徐々に恥ずかしさも消えて、ライブそのものに集中できるようになりました。初めて行くアーティストのライブでも、振りが分かった瞬間に参加するので、曲が終わる頃にはいっぱい動いてスッキリしています。会場の一体感を一緒に味わうことができています。


多分、大きな会場でやる有名アーティストのライブ、しかも後ろの方の席だとこの一体感が味わえないまま、ライブで乗れない、こぶしが突き上げられないと悩んでしまうと思います。

後ろの方の席で楽しめるのは、前の方でも充分楽しめるようになった人です。

「今日は後ろの方だから気楽に聴こう、セットリスト何かな!」
「アーティストに少しでも見えるように隣の友達とタオルを持って踊ろう!」

という感じで。


まずはライブで一体感を感じて自然に揺れる経験が大事だと思いますので、ライブが苦手な方は、小さめのライブハウスなどで、曲を全部知っているレベルで好きなアーティストのライブに行ってみることから始めるといいかもしれません。

意外ですが、友達と行くより一人で行く方がノリやすいです。

友達と一緒だと、「いつもの自分」の壁が破れなくてリズムに乗れない、友達の目を気にしてしまう、ということがあります。その点一人なら、誰の目も気にせず「揺れる練習」ができます。一人で揺れられるようになってから友達と行った方が良いと思います。(これは人によるかもしれませんが)



…ということで、ライブでリズムに乗れない人、こぶしを突き上げる動作などが苦手な方は、小さめのライブハウスで揺れる練習が効果的、という話でした!



では、また!(ちなみに今日はリアルタイム更新ですよ! 6時半頃起きてブログ書いてます)


☆今日の過去記事☆

 

keisolutions.hatenablog.com

 

 

keisolutions.hatenablog.com

 

 

keisolutions.hatenablog.com