こんにちは。ラーメン大好き貫洞です。
最近、変なんですよ。いや、いつも変だろとか言わないでください。先日からFacebookやツイッターではちょこちょこ書いているのですが、無性に虫が食べたいんですよ。
なんていうか、走った後にどうしてもパスタが食べたいみたいな、そういう感覚で、体が虫を欲していることがあるのです。小さいサワガニでもいいんです。カリッとした食感のものを、サクサク食べたいのです。中はカリッでもトロッでも、どちらでも可。味付けは甘辛希望。
虫の写真貼ります。(グロくはないです、もちろん調理前、ふつーの虫です)苦手な方は逃げてください。改行します。
カブトムシの写真くらいならセーフかな…食べたいのはもうちょっと小さい虫です。
わたしが昆虫食に興味を持ったきっかけはこの本かもしれない。
集英社文庫編集部 「短編復活」
この短編集、すごく面白いんです。どのお話も秀逸で、歴史がテーマだったり死生観が描かれていたり、短編ならではの「一瞬」を切り取ったお話だったりします。どれも「むう…」とうなるような珍妙な空気感がかもし出されています。
短編のおもしろさを再認識させられる一編ばかり! 何度も読み返したくなります。赤川次郎、浅田次郎、綾辻行人と続いていく、ここまで一気読み必至。何この神本。
その中でひときわ異彩を放っていたのが、綾辻行人の「特別料理」という短編でした。
この短編は、正直とってもグロいです。いわゆるゲテモノ食いの話です。スタートはフジツボですが、そこから一気にアクセルを踏んで、ものすごい方向にハンドルを切っていくお話。その中で昆虫食も登場します。ああこれ以上は話せないから、ぜひこの短編集読んでください。
わたしの中でかなりの衝撃作だったので、夫に読ませようと思い(←w)内容は言わずに「これ読んで」と手渡しました。そうしたら表紙をしばらく眺めて
「…これ、綾辻行人の気持ち悪い話載ってる短編集でしょ。僕読んだことあるけど、相当気持ち悪かったよ。今は読みたくない」
と突き返されてしまいました。。読んだことあるって、この話有名なのでしょうか?
さておき、この小説を読んだことからわたしの中で火がついた「昆虫食」への興味。さらに先日、海外のテレビ番組で、有名シェフがアフリカにわたり、バッタを料理する番組も観る機会がありました。その番組で観たバッタはとてもおいしそうで、わたしの昆虫食に対するハードルを一気に下げてくれました。バッタなら食べられる。そんなふうに思ったのです。
実際日本でも、イナゴは食べますよね。あの感覚。食は環境によって異なる文化なので、日本人も一部の虫は食べ物として脳が認識するようです。
バッタを油で炒めていると、現地の子どもたちが「ちょうだい!」と寄ってくる様子も衝撃的でした。おやつみたいに食べるのです。
その後、Facebookで「虫が食べたいーでも怖いー」とグダグダ書いていたら面白いコメントが付きました。
「タイでは女子学生が屋台で虫買って食べ歩きしてます。スナック感覚」
素晴らしいタイミング。わたしは11月にタイに行く予定です。屋台でみんなが食べている雰囲気の中でなら、抵抗無く虫を食べられそうな気がします。屋台なら味見をさせてくれるかもしれない。好きな虫を見つけられるかも…!
ここで注意。
「タイ 昆虫食」で検索すると、信じられないレベルのグロ画像が出てきますから、検索しないほうが良いです。食べたいと思っていたわたしも、ちょっとショックを受ける画像でした。
11月、タイへ行った際に昆虫食にトライする予定ですが、正直なかなか気持ち悪い話だと思いますので、ひっそり楽しむ予定です。「今日はチェンマイに行きました。屋台でお肉とお魚と、あと虫をいただきました」みたいにひっそりやります。怖がったら屋台のお兄さんに虫投げられたりするんだろな。。
でも、なんとかして、カリッと揚げて甘辛く味付けした、美味しい虫が食べたい。そもそも虫って美味しいはずなんですよ。わたしたちがメンタルブロックかけてるだけで。
しっかし、この感覚はどうにも不安です。虫が食べたくなったのは本当に最近なのです。わたしは不要にモノを食べないので、足りない栄養素を体が欲する感覚が普通より鋭いです。なので、この欲求も何かのサインだと感じているのです。簡単に言うと、カルシウム不足とか。
大きな病気とかにかかってるわけじゃないと信じたい。。とりあえずしばらく、煮干しをかじってカルシウム補給します。
なんとなくですが、便秘外来に通って、以前より代謝が良くなったのかも知れません。それで体が栄養価の高い食べ物を口に入れたがっているのかも。
次の外来で相談してみよう。
それじゃあ、また明日!
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