こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。
新聞やネットニュースでも、難しい漢字をあえてひらがなで表記する方法がありますよね。具体的には、難しい漢字にルビをふらず、ひらがな表記して漢字と混ぜて書く記法です。例を挙げてみます。
破たん、改ざん、補てん、骨粗しょう症
思い当たるだけでも結構ありますね…まだまだありそう。そもそもわたしがこの「異様さ」に気づいたのは、SMAPの草彅 剛が、「草なぎ」と表記されているのを見たことからです。有名人だからといって、人名をひらがな混じりで表記するなんて…とものすごく違和感を感じたんです。
しかし、いつからこんな文化になったのだろう? と思ったので少し調べてみました。とりあえず「草なぎ」は、機種依存文字であるため、Windowsでは普通に出るのですが、Macだと文字化けするのだとか。それで紙媒体では「なぎ」にしてしまったそうです。
しかし、蔓延、語彙、熾烈、このくらいは漢字でも良いのでは? と思います。(そう思いませんか…?)
■独自の決まりでひらがな混じり表記がつくられている
するとどうやら、新聞には新聞の、テレビ放送にはテレビ放送独自の決まりがあって、その決まり(規則)によってこの漢字はひらがなにしよう、とか決めているそうなのです。
最近の新聞、見る機会があったら見てみてください。特に読売。すっげえ文字でかいですよ。携帯でいう「でか文字」レベルででかい。情報量大丈夫なの? と心配になるくらい。加えて難しい漢字はひらがな表記。
まあ、そこは関与できる部分ではないのですが、無理してひらがなと混ぜないでほしいです。熟語として読んで意味が読み取れる漢字は、素晴らしい日本の文化だと思うからです。
「草なぎ」にする前に、あの「彅」をなんとかして表示させる方法を考えてほしかったです。技術的には次回バージョンアップで表記できるようにすることは可能だったのでは、と思います。
■ブログにおけるひらがなの効果的な使い方
しかしながら、熟語以外であれば「ひらがな混じり」で表記するのは、時として読みやすくもなるものです。わたしもブログを書くときには、読みやすいなと思った本やweb記事を参考にして、自分なりのルールでもって書くようにしています。また、このルールは毎日書いているうちに少しずつ変わってくるものでもあります。
たとえば、わたしはこのブログで意識的に
私→わたし
例えば→たとえば
在る、有る→ある
これらはひらがなにしています。
時→とき
出来る→できる
限り→かぎり
事→こと
このあたりは、周囲の漢字とのバランスをみながら、漢字にしたりひらがなにしたりする、リバーシブル単語として使っています。お仕事ブログのときは漢字で書いて、プライベートなことを書くときにはひらがな表記にしているかな。感覚的に。
好き→すき
思う→おもう
このふたつは、すごくブログの色が出る単語です。これをひらがな表記にするだけで、そのブログの色がめきめきと立ってくる不思議。
書く、や歌う、などもひらがなにすると特別感が出ますね。
私は歌う
わたしはうたう
全然違いますよね!
好き・思うは一時期迷いましたが、現在は漢字表記に統一しています。魅力的な文章を書く方で、すき、おもう、と書いている方を見かけますが、その方のようにこれを上手に「自分の色」にできる気がしなかったので、これは漢字ですっきり書くようにしました。(この二つの言葉って、ひらがなで書くと意味が重くなるんですよ。それが自分にとって少々重荷になりました)
■おわりに…
さて、話は変わりますが、わたしが毎年楽しみにしているものがあります。それは、
今年の漢字!
今年一年を漢字一文字で表す、あれですね。去年は「税」でした。今年は災害関係が多かったから、「災」とかになっちゃうのかな。五輪関係の「輪」は2013年に選ばれているし。今年は五輪ロゴ問題もあったし、「利」「権」「混」というイメージの方が強い。(一文字で表しづらい…)
全部まとめて「送」「滞」「変」「希」みたいなイメージ漢字でもいいかな。いや、しかし「噴」もありえるかも。。。
去年の漢字「税」。これはまさにこれですよね。これ以外ない。
ちなみに「今年の漢字」は11月1日から応募できます。募集要項。
漢字について語ってみました。
それじゃあ、また明日!
☆今日の過去記事☆