こんばんは。貫洞です。
わたくし、ゴールデンウィーク中はずっと携帯ショップで接客をしておりました。
入り口のウソ発見器発券機のところに立って、来店されるお客様のご用件をお聞きし、混んでいる時には待ち時間をきちんと伝え、すぐに終わる操作案内などはその場でご案内し、窓口が空いたらお客様をフロアから窓口までご案内し、椅子を引いて着席していただきます。
もちろん、発券がわたしの仕事ではありません。わたしの仕事は販売です。携帯を1台、機種変更しにいらっしゃったお客様に対し、ご家族の機種変更を促したり、お子様の携帯を勧めたり、iPadなどのタブレット販売を行ったりします。光回線のご案内ももちろん行います。
…そんなかんじで接客をしていると、当然ながら日々、計り知れないくらい気を遣っています。時間があっという間に過ぎている感覚こそありますが、仕事が終わった後の疲労感が、感情の消耗を物語っています。
一日お店にいれば、何人かはいらっしゃるのです。
…その、あまり感じのよくないお客様が。
入り口で待ち時間を伝えた瞬間、発券された紙を「ポイッ」と投げ捨てて
「待たされるんなら、別の店行くわ!」
と、まるでわたしが悪いかのように指差しや睨みをきかせてくるお客さん。こればっかりは、わたしにもどうにもなりません。たまたま一気にお客様が来店してしまったから、必然的に待ち時間が発生してしまった。それについてこちらもお詫びした上で、待ち時間を伝えてもそういう態度ですから、これ以上できることはありません。引き止める権利もありません。
その瞬間はさっと頭を切り替えて、次の接客に引きずらないように意識していますが、どうしてもそういう感情をぶつけられた疲れは、接客業の人間の心に残ってしまうのですね。
実際、わたしも店頭接客が3日以上続いた翌日などは、買い物へ行っても「接客されたくない」と思ってしまいます。世間話が面倒くさいのです。その人がどんなに親切であろうとも、今は話したくない。頼むから一人にしてくれという気持ちです。
※ちなみにウインドウショッピングで話しかけられたくない時は、イヤホンで音楽を聴きながらノリノリで商品を見て、マスクをしていると基本、話しかけられません。万一話しかけてきたとしても一瞬だけイヤホンをはずして「今日は大丈夫です!」と言ってまたイヤホンを付ければOK。人間ですから一人で商品を見たい時もあります。
…さて、接客業の人間が心から癒される場所って、果たしてあるのでしょうか?
最近ひとつ、とても癒される場所をみつけたのでご紹介します。
「京成バラ園」です。
地下鉄東西線直通の、東葉高速鉄道「八千代緑ヶ丘駅」からバスで10分くらいです。(私はランニングして行きましたw)千葉県八千代市というところにあります。
わたしは5月初旬に行きましたが、バラの見頃は5月下旬~6月初旬です。ぜひ、ベストシーズンに行ってみてください! (わたしもベストシーズンにもう一度行く予定ですw)
ちなみに、まだベストシーズンでなかったためか、園内は混みすぎておらず、悠々と楽しめました。ツルバラという種類のバラは結構咲いていましたし、個人的には大満足です!
こういうバラのアーチがいたるところに、たくさん! あります。
このバラひとつひとつが、美しいのなんの…
近くでみると息をのみますよ。
うわぁ、バラってこんなにきれいだったんだ! って心が浄化されます。
そして特筆すべきはその香り! 大きく咲き誇ったバラも、まだふっくら咲き始めているバラも、それぞれ異なる芳香を発しているのです。
色もさまざま。
ベストシーズンには、色とりどりの品種が花をつけるとのことです。
ベストシーズンにも行きたくなっちゃいますよね! わたしは遠方の母を誘ってまた行こうと思っています。(母の日のプレゼント代わりにバラ園に招待する…という体にしましたw)
趣も、バラをただ見せるのではなく、イギリスのローズガーデンを彷彿とさせるような、さまざまな見せ方でした。アーチにしたり、ポール状に高く上へ上へと咲かせたり、バラ以外にもガーデニング風の趣向がそこここにありました。どこを見ても退屈しません。
ツツジやユキヤナギもありましたので、完全なバラのシーズンオフに来たとしても優雅に散歩を楽しめるでしょう。
※ここの入園料、バラのシーズン中は1200円、シーズンオフは300円…のような感じでシーズンオフは安く楽しめるんです。うまいですよね。
…と、長くなりましたが「京成バラ園」、ものすごく癒されました! わたしはここしか知らなかったのですが、どうやら近くにもうひとつバラ園があるようです! 穴場的なのはこちらかもしれません。
まとめますと、接客業の人間が心から癒される場所は、自然の多い場所なんじゃないかなと。人で癒されるのももちろんいいのですが、「人疲れ」している場合は、こういう公園のようなところで(できれば人が多すぎないところ)癒されるのがいいと思います。
別の方法を見つけたらまた書きますね♪
では、また♪