こんにちは、貫洞です。
仕事は接客、趣味はランニングと読書と書くことです!
タイから帰ってきて、久しぶりに夫と二人でゆっくりと夕食をとっていました。うちから一番近いパスタ屋さんで、夫とふたり白ワインいただきながら。(わたしはグラス1杯で精一杯ですが、気分です気分)
留守中の出来事やタイの思い出話をとりとめもなく話したり、日本のサービスはすごいねと話したり、もう6年一緒にいるのに話が尽きませんでした。
本当に、帰ってきてよかった。帰る場所があってよかった。この人と一緒になれてよかった。静かに、ひそやかに、そんなよろこびを抱きしめるような夕食の時間でした。
「ねえ、ブログ読んで」
いつもは言わないことを夫に言いました。わたしはタイ旅行記をリアルタイムで書いていたので、それを読んでほしかったのです。感じたことを一番よくあらわせているのは、きっとこのブログだと思ったから。
夫は超読書家で、ルポ本を出したこともある人です。(今はもう隠居生活に入っていますが)普段はわたしの書いた文章を読まれるのは、少々抵抗があったのです。
でも、旅行記なら…
そう思って、わたしは夫にブログを読んでもらいました。読み終わった夫はひととおりの感想を述べたあとで、こんなことを言いました。
「文章力、構成力はこのまま書き続ければきっといいと思うんだけど、裏付けを取ったり、たとえたりできる知識力が足りていないのがもったいないね。おもしろいことに気づいているのに具体的な例を挙げられていないよ。宗教についてももっと深い考察がほしい。
象やガネーシャが好きならもっと調べたら面白いことがたくさんあるよ。ブッダもそう。タイという国についてもそうだよ。歴史が嫌いでないのなら、もっと史実をたくさん知ったら、今と同じように書いていてももっと深みが出るよ」
…実にもっともな意見です。
このあと、わたしは「今とても愛読しているブログがある」と話しました。
あるブログは言葉の使い方がすき。気持ちのいい緩急のついた文章がすき。こんなふうに書けたらいいなっていつも思ってる。簡単に言うとあこがれてるし目指してる。
あるブログは毎日何気なくつづっているのだけれど、その人のたたずまいが感じられてすごくすき。読んでいて安心する。
あるブログは知識の量がすごいの。その人のブログだと普段読み飛ばしちゃうニュースがわたしでもわかるの。
それを聞いた夫は、「そういう人がいることは何よりいいことだよ。うん、素晴らしい」と言ってくれました。
このあとお互いが好きな本についてしばらく語り、夜遅くなってきたのでお店を後にしました。
「元気で帰ってきてくれて何より」
そう言って待っていてくれる人がいる以上、わたしの旅は「放浪」にはならないなと思いました。帰る場所があるのは「旅」。帰る場所がないのが「放浪」とある映画で見ました。
タイ旅行記はこちらです♪
リアルタイムで書いていたので(寝る前やスコールで外に出られない時に書いてました)楽しそうなことこの上ないです(笑)
こんな感じです!
しばらく旅はおあずけ。仕事のことをたくさん書く予定です!
では、また♪