こんにちは。フィンランド到着二日目の貫洞です。
昨日、一昨日とフィンランド旅行記を更新中です。
二日目、楽しくなってきました!!!!!
※夫は、少しだけ元気な声を聞かせてくれました。良くなってきているようです。昨日は変なブログ書いてしまってすみませんでした。
さてさて。
二日目の朝、時差ボケで目が覚めちゃった 気合いを入れて早起きをしました! それで、朝6時半からやっているという、海のすぐ近くにある「マーケット広場」へ向かうことに。
しかし、なんとなく「6時半に行っても開いているお店が少ないのではないか」と思い、先に市内の名所めぐりをしました。朝6時半に外へ出ると、半袖だと寒いです。早朝に歩いている人の中には、冬物のダウンを羽織っている人もいました。そのくらい寒いのです。気温は体感ですが12℃くらいに感じました。晩秋の寒さです。ガクブル…
ホテルから駅前通りへ出て、おしゃれなエスプラナーディ公園沿いの道をずんずん歩いていきます。早朝出勤の人が、やっぱりおしゃれな車や自転車で駆けていきます。
■フィンランド車事情
警察車両やゴミの回収車がベンツでびっくり。公共事業はドイツのメルセデス車で統一されていました。オレンジのベンツパトカーが街中でサイレン鳴らして駆け抜けていきます。ゴミ集めの車も、仕様はトラックですが、ベンツゴミ収集車です。なんかすごいな。
ちなみに街を走っている車で目立つのは
・メルセデス・ベンツ(ドイツ車)
・BMW(ドイツ車)
・フォルクスワーゲン(ドイツ車)
・FIAT(イタリア車)
・ルノー(フランス車)
・フォード(アメリカ車)
・VOLVO(スウェーデン車)←スウェーデンだって知らなかった
日本車はたまーにトヨタ車やホンダのFITを見かけるくらいです。数は少ない。SUBARUもたまーに走ってるかな。
目を引いたのは日産のマーチ。フィンランドではmicra(マイクラ)という名前で走ってます。これはフィンランドの街に合うと思いました。マーチはフォルムがなんとなくイタリアテイストな気がします。おしゃれな車しか、北欧では置いてもらえないのでしょうか。
タイではいやと言うほど日本車を見ました。「壊れにくいのが一番だ」とトヨタのカムリをいたく気に入っていたドライバーさんが思い出されます。北欧では、壊れにくいことよりも街の雰囲気を明るく彩る車が選ばれている印象です。色も赤が多い。
イタリア車やフランス車は車両代金より、メンテナンスにお金や手間がかかります。燃費だってそんなに良くない。でも、イタリア車には独特の味と雰囲気があります。美しい。フランス車も同じ。街全体で赤い車率が高いです。
観光に戻ります。
バルト海の乙女像。日光の関係によりバックスタイル。
ヘルシンキ大聖堂をしばし観光。朝の光を受けてキレイ。
海を見て、まだ7時半。
マーケット広場はまだ準備中のお店が多いです。6時半オープンとガイドブックには書いてありますが、実際には6時半に開いてるお店はごく一部です。朝10時頃から夕方までが見頃になるようです。
もう少しお散歩。橋を渡ろうとすると…何これ、鍵がついてます。
自転車の鍵かな? と思って橋の反対側を見ると、すごい数の鍵が!!! これはあれだ、絶対なんかのおまじないだよ。
気になって、近くにいたおじさまに尋ねてみると「若いカップルが愛を誓って端に南京錠をかけていくのだ」そうです。やっぱり! へえ、ほう、と聞いてニヤニヤしていると「…僕はやったことないけどね!」と一言付け加えてくれました。ありがとうございます。
おじさまは「あっちの橋も見てきてごらん」と言ってくれました。素直に走っていくわたし。どの橋だろ? とウロウロすること2分(早)。ありました。
付け過ぎwww 橋落ちるわwww
…後で調べてみると、パリのセーヌ川(重すぎて撤去されたようです)やロシアのサンクトペテルブルクでもこういう風習があるようです。
愛の南京錠っていうみたいですね。日本でいう絵馬みたいなものかしら。これはなかなか面白いネタになりそうです。
ひとしきり笑ったところでマーケット広場に戻ります。そろそろ営業しているお店が増えてきました。
テントでつくられたカフェに入ります。カハヴィラって書いてあるからコーヒーや軽食のお店で間違い無さそう。
コーヒーひとつと、おすすめのパンをひとつくださいと言ってみました。ガイドブックに載ってるようなパイっぽいパンをくれるのかと思ったら、かにぱんみたいのをオススメされました。これをいただくしかない雰囲気なので、そのままいただきます。4.5ユーロ。日本円で600円くらい。
これがけっこう美味しい! コーヒーに合う。かにぱんのくせに甘酸っぱいジャムが入ってて美味しい。そしてコーヒー美味しい。潮風の中でまったりしました。ホテルは朝食の付かないところにしたので、こういう軽食がしばらく必須です。
■ヘルシンキ→トゥルク→ナーンタリ移動!
今日の大仕事は、ムーミンワールドのあるナーンタリという小さな港町への移動です。着いたら一泊して、ムーミンワールドは翌日行く予定にしてあります。
電車で2時間、そこから歩いてバス停を探し、バスに乗って40分という冒険です。いろんな方のブログを読んで「かなりわかりにくい」場所らしいので気合充分です。
10時の電車を予約してありましたので、これに乗ります。ヘルシンキからトゥルクまでの電車は、ネットで予約しておくと楽です。座席までしっかり予約できて、かつ半額程度で買えるので、活用しましょう。
2時間の鉄道の旅。これに乗ります。
駅に入るのにチケットは必要なし。勝手にドア開けて駅構内に入って、目的の電車を探して乗り込みます。
webで予約したチケットは印刷する必要はなくて、スマホの画面に出てるQRコードを車内巡回する車掌さんに「ピッ」て読み取ってもらえばそれでOK。スクリーンショットを取っておけば大丈夫です。万一忘れても、フィンランドの鉄道VRの中はフリーwi-fiがありますから、どうにかなりそうです。
トゥルクの街。
日本で言うと福岡のキャナルシティって感じかな。東京ほどごみごみしてないのに、なんでも揃うっていうコンパクトかつダイナミック感のある街。駅から少し離れたところに複合型ショッピングモール、その近くに市場とバスターミナルという役割を持った町です。
今回はナーンタリに早めに着きたかったので散策しなかったけど、トゥルクも実は見所たくさんあるんですよね。 そう考えると各都市一泊して見て回った方がいろいろ良いと思います。個人的にはヘルシンキよりトゥルクの方が滞在したい気持ちが強いです。
お昼ごはんはアウラ川沿いにあるお店でいただくことに。
川沿いには、カフェの船、レストランの船、飲み屋の船が並びます。わたしはこのレストランの船に入りました。ここはシーフード中心のビュッフェレストランです。
定番ニシンの酢漬けに加え、独特の酢味噌みたいなソースで食べる魚料理や魚のフライ、サーモンの香草グリルなどがあります。フライやグリルなど、あたたかい料理の方がおいしかったです。魚のフライはおかわりしました! パンを食べる余裕はなく、炭水化物はジャガイモのみ。
※のちに炭水化物の摂取量が少ないことと生魚を食べるのが体に合わないことをまなびます。魚は火を通したものを食べ、パンやジャガイモをしっかり一緒に食べることで体調が整い、お腹も気持ちも上向きになりました!
お肉はハムとローストビーフ。サラダにデザート、コーヒーまで付いてサービスも良くて14ユーロ。食べ過ぎました。でも雰囲気良かったです。船室をそのままレストランにしてます。
食事の後はマーケット広場近くにあるスーパーマーケットで飲み水などを買い、市場でベリーを買いました。
「いちご フリー素材」で検索して出てきそうなほどおいしそうないちご! これを3ユーロ分買いました。結構な量でした。
ナーンタリ行きのバス停は、無秩序でした。来た順に並んでいるのかと思いきや、バスが停まった場所の近くにいる人から順番に乗り込んでいきます。これは日本だとありえない光景ですw まあ気にしません!
ここからバスで、ムーミンワールドのある「ナーンタリ」まで向かいます。
長くなってきたので一旦ここでおしまいです。明日は混浴サウナの話を書きます。
それじゃあ、また明日!
今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2015夏」
【追記】
普段は接客業ブログを書いています。旅に出ると数日間旅ブログになります。安全のため、ホテルをチェックアウトした頃(もうそこに居ない頃)に記事を公開するようにしています。そのためリアルタイム更新してません。ご了承ください。
☆代表的な過去記事☆