こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。
日常ブログも徐々に書き始めていますが、フィンランドのことも忘れないうちに書き残しておきます。今日は、食べ物です! 思い出しただけでお腹がすいてくるくらい美味しかった!
少しでも、これからフィンランドに行く方、フィンランドに興味がある方に伝わればいいなぁと思います。女性の一人旅でも安全に過ごせましたし、見所もたくさんあってどんな人も受け入れてくれる街だと思います。あまり興味が無かった方も、今後の旅行先の候補地としてぜひフィンランドを訪れてみてはいかがでしょうか?
フィンランド旅行記あれこれ
では、本編行きます!
■フィンランドの食べ物
前提として、今回わたしは「高級レストラン」には行っていません。一食15ユーロ以下のリーズナブルなお店だけです。
まず、旅に出る前にネットやガイドブックで調べて、食べたいなと思っていたものは以下の通り。
【食事】
・鉄板で豪快に焼いたサーモングリル
・生サーモンのオープンサンドイッチ
・イワシの酢漬け
・シーフードスープ
・マッカラ(ソーセージ)
・トナカイのステーキベリーソース
【デザート】
・生のフルーツ(特にベリー)
・ベリーを使ったケーキ
・シナモンロール
・ロシアの司令塔が愛したアップルパイ※後述
こんな感じの食べ物を食べたいなと思って行って来ました! 特に決めてませんでしたが、マーケット広場に出てる屋台みたいな食堂でおいしいものが食べられたらいいなーと漠然と思ってました。
■実際に食べたもの
まず、バイキング料理のレストランでお魚料理全体の味を確かめました。
その後、生のサーモンが乗ったオープンサンドなどをつまみ食いしました! 個人的にはクロワッサンに生サーモンが挟まっているのが一番美味しかったです。食べやすかったしw
※注意点として、お腹が弱い人はこういう生ものでもお腹を壊すことがあります。下処理の仕方が違うので、日本でお寿司食べる感覚とは違います。生肉を食べる、くらいの覚悟で生魚を食べた方が良いです。あと貝類は当たると三日間寝込むとか、ダメージが大きいのでどうしてもの場合以外は食べない方が無難です。
安全に行くなら、サブウェイ系のサンドイッチや、市場でもこういうサンドイッチならお腹にやさしいかも。白いパンと黒いパンがありますが、黒いパンは酸味があって、少し好き嫌いの分かれる味なので、どこかで試食してから大きなパン類にチャレンジした方がいいと思います。わたしは白パンの方が好き。
上記を食べた上で、そろそろ本格的に食のチャレンジ。お肉とお魚で、今回はお魚中心に食べることに決めました。お魚を極めたかったのです。
それで、マーケット広場の鉄板で大きなサーモンを焼いたり、小魚のフライを揚げたりしているお店へ。ここはとても活気があります。
表には、こんな感じのメニューがあります。鉄板と見比べつつ選びましょう。一応、左側がスープで右側が盛り合わせプレート類のメニューです。
鉄板。こちらは切ったサーモンを焼いていますが、別のお店では、でっかいまま(巨大なサーモンを三枚おろしにした状態のまま!)焼いているところもありました。写真撮ってなくて残念です・・
別のお店。こちらの方が鉄板が大きくて、お料理の種類がちょっと多い。そのかわりちょっと並びました。メニューはほとんど同じ。サーモンと小魚フライとじゃがいも。サーモンは三枚おろしのまま焼いて、注文が来るとヘラで切ってお皿に盛ってくれます。
それで、こんな感じで焼いたサーモンなどを…
こんな風にプレートに盛り合わせてくれます!
オレンジのテントで食べたから、写真が全体にオレンジ(汗)じゃがいもと野菜を焼いたものの上に、イカリングと小魚フライ、一番上にサーモングリルが乗ってます。
「ガーリックソースはかけてもいいかしら?」
って聞かれるので、ここはYes! 白いマヨネーズみたいなソース、とってもおいしいです。マヨネーズ系のソースが苦手な方はお断りして、テーブルにあるお塩で食べてもアッサリして美味しいと思います。
小魚のアップ。わたしが注文したのは、12~15ユーロの「Fish Mix」ですが、地元の人は、この小魚だけを盛り合わせたものをよく頼んでました。ご夫婦で、この小魚をつまみながらお話ししてました。小魚だけの盛り合わせだと、量は山盛りで8ユーロくらい。コスト的にはそっちの方がお得ですね。観光客はサーモン食べたがるけど、地元の人は自宅でサーモン焼いて食べられますからね。
サーモンは、スープで食べるのも美味しいです。わたしが個人的に一番美味しかったのは、こちらのサーモンスープ。7ユーロでした。お店が混んでたので、海辺に座って食べたのですが、かえって良い写真が撮れましたw
山盛りのサーモンにほろほろくずれるじゃがいも。にんじんも優しい味で美味しいです。たまねぎも入ってました。あと香草。これがサーモンとよく合う! スープ自体の味は、クラムチャウダーのベースみたいな感じのクリームスープです。サーモンは生でも食べられるくらい新鮮なのか、くさみがまったく無く、火を通し過ぎてなくてすっごーーーく美味しかったです!!
サーモンスープはリピートしました。ある日のブランチ。
あえて違うお店で食べたのですが、味が全然違いました! こっちは前のにくらべてあっさり。わたしは最初に食べたサーモンスープの方が好きでした。(もしかしたら食べる時間帯によって煮込まれ加減が変わるのかも。これは朝食べたので)でも、コーヒーとパン、バターがセットで7ユーロ。ちょっとお得?w
スープ専門店では、エビのスープをいただきました。こちらはスオッパケイティオという有名店のスープ。小エビたくさんで味が濃くて、一杯でかなりおなかいっぱい!(胃腸が弱いのでスープ系が多いですねw)
お肉系では、マッカラ(ソーセージ)がダントツ美味しかったです! 一本2ユーロで、これ一本から買えます。屋台で焼いているのも美味しいし、フィンランド慣れしている人なら生のを買って森で焚き火して焼いて食べるのもおいしそう♪ 次回は火起こしセットを持って、焚き火してマッカラ焼こうと思ってます。
このマッカラ、ちょっと大きめです。女性なら片手でぎりぎり握れるくらいの大きさ(別の想像をした人挙手)です。プレート料理の中に盛り込んでもらうこともできるけど、個人的にはこれだけ買ってケチャップとマスタードかけて食べ歩きするのがちょうど良かったです。お肉のプレート料理とマッカラ両方盛られたら多分食べきれないです。
続いてデザートです!
駆け足で紹介しますね!
まずはブルーベリーパイ。フィンランドでは、パイと言っても日本人がイメージする「タルト」が出てきたりします。実物を見て選べるなら、見て選ぶのがいいです。有名店や高級カフェの場合はメニューを見て決めなきゃいけない場合も。でもまあ、デザート系はほとんどはずれなしなので安心です←
ベリーは市場で生のを買って食べ歩きするのも美味しいです。
ちょっとだけ買ってつまむこともできます。
続いて、スオメンリンナで食べたアップルパイ。
スオメンリンナは、今でこそ観光地ですが、元は戦争のための要塞でした。スウェーデンの統治下におかれていた時はロシアからの攻撃に備えるための要塞。その後フィンランド戦争ののち、ロシアの支配下におかれるようになった場所です。
このアップルパイは、当時のロシア司令官が愛したレシピを再現したものだとのこと。どんな味なのか、ぜひ食べてみたかったのです。それがこちら。
パイというより濃密なケーキと言う感じでした。上にかかった甘い部分が、戦時中の心の安らぎだったのかなぁなんて思いながら食べました。結構甘めですが、砕いたナッツなどが入っているので味に飽きることなく食べられます。美味しい。
マーケットでケーキを買おうとすると、こういうショーケースを見ながら選ぶことになります。ハデハデw でも食べてみるとベリーの赤が目立っているだけで、自然でやさしい味のものが多いです。カラフルなのはフルーツの色なのですね。
番外編。
なんだかよくわからないけどハマってしまったドーナツ。「アーノルドコーヒー」というフィンランドでは何店舗かあるチェーン店なんですけど、ぱっと見、サブウェイ的なお店なんです。でも、置いてあるドーナツがおいしそうで。
試しに買ってみたらめちゃくちゃ美味しい! ちょっと毒々しいけど、ドーナツ生地がフワッとしてサクッとして、メチャ美味しい。そして上にかかってるチョコみたいなやつが、トロっとしたままかかっていて、甘くて美味しい!
このドーナツ、最終的に毎晩夜中のおやつに食べてました。これは日本でも受けるんじゃないか? なんて考えてたら、すでにありましたw 吉祥寺に。
お近くの方はぜひ! 個人的にオススメですw
今日は食べ物の話ばっかりでしたが、書いててフィンランドの味を思い出しちゃいました。ちなみに日本でもおなじみのお店だと、マクドナルドやバーガーキング、サブウェイ、スタバがありました!
以上ですー!
それじゃあ、また明日!
今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2015夏」