※これから少々お下品な話をします。お食事中の方は読むのをお控えなすって! これから史上最大の改行します。覚悟はいいか?
こんなもんでいいかな。(適当)
仕事帰りの駅のホームで便秘薬を飲みました。わたしは極度の便秘症で、薬を飲まないと出ません。薬を飲んでから効果が出るまで約8時間かかります。仕事が終わるのが夜20時、帰宅は22時くらいです。翌朝は8時には自宅を出るので、仕事が終わったらすぐ薬を飲んでおかないと、翌朝大変なことになります。
なので、駅のホームで電車を待っているときに、ペットボトルのお水と薬を取り出して、ゴックンすることに。小さめの錠剤を6粒、いっただっきまーーーす!
ゴックン。(変な妄想禁止)
ヴェっほヴェっほぉ!!!!
薬が喉に詰まり、盛大にむせました。
ヴォエええっ!!!
なんかもうだめな感じになって…
わたしはかなり喉の嘔吐反射が強いのですが、それが刺激されてしまったらしく、ヴォエ、ヴォエ、ヴォオ……ヴォ……やっと反射が収まった時には、人々はわたしから1メートルほど離れていました。そりゃそうですよね…
でも電車で座れるようにホームの最前列は譲りませんでした。
ひとしきり嘔吐反射が収まったので落ち着いて深呼吸。つばを飲み込んでみると?
錠剤がひとつ、のどにとどまってるのが感じられました。
何度つばを飲み込んでも、いつまでも、いつまでも、ありました。
電車に乗っても、変わらず喉に薬が引っかかったままです。
電車の中で、わたしはいつこの錠剤が存在感をあらわして喉に違和感をもよおし、また嘔吐反射が起こるのかとビクビクしておりました。
スマホを持つ手が震えます。検索します。
「薬 飲み込めない」
「薬 喉に ひっかかる」
同じように焦っている人が投稿したであろうヤフー知恵袋などが出てきます…
焦っているらしく、文章校正は一切されていません。
でもそれが逆に臨場感を演出します。余裕の無いのが伝わってきます。
「パンを飲み込んだらいいです」
「お水を飲んでください」
どこの誰だか知らない人の適当な言葉にすがるわたし。
お水を飲みまくります。ペットボトルは空になりました。
でもまだ薬は取れません…。
パンがほしかとです。パンを飲み込みたかです。
駅に着けば神戸屋があります。そこでパンを買うことだけを希望に、電車に乗り続けました。
それはそれは、つらい45分でした…。(現場遠いので電車の時間も超ロング)
駅に着いたらまっすぐ神戸屋へ。無作為にパンを買い、ガブッとパンにかぶりつきます。そしてそれを飲み込んでみました。パンが薬をからめとって胃に連れて行ってくれないかと期待したのです。自宅の最寄り駅で買ったばかりのパンをかじるのは、それはそれは勇気のいることでした。
「ひもじかったとですね」
といつ誰に聞かれるか、ビクビクしました。自宅の最寄り駅ですよ?www
※ちなみに、「ひもじかったとですね」はこちらのブログで言語化された新たな概念です。
fujipon.hatenablog.com
変なブログに引用すみません(汗)
翻って(もう翻らなくていいよ…)喉にとどまった薬ですが、帰宅してパンを飲み込むことを繰り返し、お水をガン飲みしても、結局そのままでした。
ただ、時間が問題を解決してくれました。(人間関係もそういうことがありますよね)
薬はいつの間にか喉から下へと下りて行き、やがて胃の入り口にいつもの痛みがやってきました。コーティングの取れてしまった便秘薬が、胃の入り口をシクシクと痛め始めました。いつもはいやな痛みですが、このときばかりは安心しました。
もう薬は喉から下りたんだと。
このあと、胃の痛みと戦いながら眠りました。
夜ご飯がどうとか、お風呂がどうとか何も考えられない夜でした。
夜中に目覚めて、少しだけひもじかったとです。
つらかったとです。