こんにちは、貫洞です。
献血って、したことありますか? 実はわたし、したこと無いんですよ。それで、先日池袋で友人とご飯食べに行こうと待ち合わせしました。友人は待ち合わせで会って二言目に、
「貫洞さん、献血行きませんか?」
と誘ってきました。わたしの友人は個性的でホント面白い。わたしは
「OK!Gooやる!」
即答しました。人生初の献血をすることになりました。
池袋で献血できるところは何箇所かあるのですが、東口の信号を渡ってすぐ、タカセという老舗のパン屋さんのビル8階にある「献血ルーム池袋い~すと」に行ってきました。
8階でエレベーター降りてびびりました。ぱっと見、超キレイなブックカフェ! こんな感じです。絵本、漫画、雑誌、新聞、お菓子やアイスのショーケースに無料の自動販売機…
ここはパラダイス!!!
もちろん目的は献血です。
友人は献血カードを持っており、普通に受付を始めましたが、わたしは初めてなので、係の方の説明を受けました。行ったらすぐ血を抜いてハイ終わり、ではなく、結構いろいろ条件があるみたいで驚きました。
難関その1
基本、大人は400ミリリットルの血液を献血するのですが、体重制限があります。男女ともに50kg以下の人はできません。わたしはギリギリ足りなくて、
・400ミリリットルの成分献血(必要な成分だけを採って、残った血液を戻す)
・200ミリリットルの献血(子どもの輸血に使う、少量の血液の献血)
このどちらかを選ぶことになりました。こちらなら、男性45kg、女性40kgあればできるとの事。
※成分献血は1時間半くらいかかるという時間的制約、200ミリリットルの献血は毎日少人数しか募集していないという人数的制約があります。
わたしは献血が初めてなので、200ミリリットルの献血を選びました。400ミリリットルも血を抜くの怖かったし。(確かアカギが1800ミリリットル抜いて青白い顔しながら麻雀打ってた)
注:「アカギ」という麻雀の漫画で「負けたら点数分、お金じゃなくて血を抜くよ! 負けがこんだら死ぬよ!」という大変ユニークなルールで勝負する麻雀の話です。アカギはクールで大変かっこよす。
余談ですが、わたしは福本伸行先生の大ファンで、「カイジ」「黒沢」「銀と金」「天」「アカギ」「無頼伝 涯」などをむさぼるように読んでいた時期があります。今でも大好きです。惚れたキャラも数知れずです。一条店長と涯君の沼にハマった時期はいろいろ大変でした。
献血の話に戻ります!
難関その2
どの献血をするか決まった時点で、カウンター越しの問診に入ります。
実はわたしここで引っかかっちゃったんです。「最後に食事をしたのはいつですか?」と聞かれたので、「昨夜22時頃です」と答えました。(この時昼の14時)
「申し訳ありませんが、お食事を2回抜いてしまうと献血を受けられません…」
「1階のパン屋さんで何か食べる等していただければ大丈夫ですが…」
と言われてしまいました。そうこうしているうちに、友人が戻ってきて「肝機能の数値が高いから献血できない」ということで、この日は2人とも献血しないで帰りました。不発ですみません。
近いうちに、今度こそ献血しようと思ったので、献血のルールブックを読みこんできました。
・過去に献血をしたことがあるかどうかの確認
・本人確認
・海外在住経験の確認
・エイズ検査目的の献血ではないことの確認
・過去に大きな病気をしていないかどうかの確認
・食事を2回抜いていないかの確認
上記をクリアすれば、まず採血場まではいけるようです。しかし、まずちょっとだけ血を抜いて、成分を確かめるそうです。肝機能などに問題があると、そこでアウトになってしまうとのことでした。わたしは20分くらいそこにいましたが、3~4人中、献血を終えて出てきたのは1人だけでした。あとの方は「ダメでした~スミマセン」と言って戻ってきました。結構厳しいのね。
しかしながら、友人のおかげで、自分にできることがまだあるということがわかりました。ドナーカードを作っておくこと、定期的に献血をすること。自分が倒れた時には誰かの血を輸血してもらうのですから、元気な時は先回りして提供しておこうと思いました。
…しっかし、あの一等地にあれだけの人員置いて高級アイスを置いているのですから、莫大な資金が投入されているのだなと思いました。サービスマナーも完璧でした。(気になる方は池袋で立ち寄ってみてください)
実際に献血したらまた書きますね。今度はちゃんとご飯食べて行きます!
血が足りない足りないっていうけど、一回の献血につき三千円くらい出せば簡単に集まりそうですけどね。いつまでも善意善意言ってないで、血液買取制にすればいいのに。
「なんで自分がやらなきゃいけないわけ?」
という無用な議論が避けられるし、win-winだと思うのですがね。わたし、無料で何かして、それに対して過剰にありがたがる今の状況の方が何か気持ち悪いです。資本主義に毒されてますかね? 多感な子どもの頃にバブル期真っ最中だったので許してくだされ。
献血に立ち寄っただけで、普段あまり考えない「医療」が身近なものになりました。
Good experience だな! そう言えば英語の勉強しなきゃ。今日はこのへんでw
それじゃあ、また明日!
☆今日の過去記事☆