こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。
わたしは普段小説を読んでいることが多いのですが、眠れぬ夜には映画を観ることが多いです。先日、興味深い映画(っていうかDVD)を観ました。ネタバレ一切なし、予告編とポスターだけで作品を紹介しますね!
愛の渦
舞台は六本木、秘密クラブ「ガンダーラ」
そこは、セックスがしたくてたまらない人たちが集まるお店。
このあおり文句、口に出して何回か唱えてみてください。死ねるよね。すっごい言葉。
そこは、セックスがしたくてたまらない人たちが集まるお店。
この言葉が、この映画をワイルドかつアバンギャルドに伝えています←もはや自分でも何言ってるかわかってない
この映画は、実際にありそうな(っていうか、絶対あるよね)お店を舞台に、集まった男女8人が繰り広げる人間劇です。元々は舞台作品として演じられていたそうです。なるほど、舞台でこの作品を観てみたかったと思わせるつくりです。
観終わったときの感想ですが、沢尻エリカの「ヘルタースケルター」を観終わったときに近い感じです。ただ、あそこまで目がぐるぐる回らないので観やすかったです。
主演は池松壮亮、森脇麦。脇を固める俳優陣も豪華。窪塚洋介が完全に脇に徹しつつもしっかり存在感があるのがすごい。(っていうか窪塚がいたからヘルタースケルター感を感じたのかも)
作品について
そもそも、セックスしたいだけの男女が密室に集まって、面白くないわけがないですよね! それに、あのシーンは人それぞれ違うから、見たいよね。
さて、いつから人間は、セックスしたい気持ちを隠して仕事をしたり友情を育んだりするようになったのでしょうか? なんというか、ひとりの人間としてオスメスどちらかの性を持って産まれおちたのですから、もっとオスらしく、メスらしくていいんじゃないか。そんなことを思いました。
まあ、生産的活動をしていく上で「感情むき出し」「本能のまま」ってわけにいかないですが。だからこそこういう映画で本能と向き合う機会がたのしいのかもしれません。
この映画、開始15分で設定が面白過ぎて、「この先どうなる」「もしこれが自分の書きかけの小説だったらこの先どうする?」と脳内刺激されまくりでした。
一応わたしなりに、この設定だったらどんなお話を作るか考えて夫に話しました。
「わたしならこの映画を途中からリンカーンものにして、性欲をむき出しにした人間のおそろしさと快感によって奪われる理性を表現したいと思う」
「…バカか!」
一蹴されました…。
設定だけで死ぬほどおもしろいので、まだ観てない方は観てみてください!
うん、ネタバレ一切無しで紹介できてよかったです。
小説もいいけど、映画を観ながら頭の中でお話の続きを考えたりするのも好きです。おなじ理由で、舞台も観にいきたいと最近考えてます。まず自分の感想を書き留めておいて、そのあとネットでいろんな人の感想をみるのが好きです。
関係ないですが「かんそうブログ」のかんそうさんは天才じゃないかと最近思ってます。普通の記事を書いているときもあるのですが、たまにミサイル落としてくるので、構えずに読んでしまって電車で吹き出すパターンです。この記事以降は、かんそうさんのブログは帰宅してから読むように心がけています。(おすすめAVの記事もミサイルだったけどギリギリこらえた)
それじゃあ、また明日!
☆今日の過去記事☆