接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

LCCを乗りこなせ! 手荷物検査を通過するチェックリストを作ったよ!

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こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングの貫洞です。



わたしは池袋のジュンク堂に行くと必ず入り浸るコーナーがあります。それは、旅の本が置いてあるコーナーです。中でも「地球の歩き方」は地図が読みやすく、名所と危ないところがしっかり押さえてあるので、「ふらっと行ってあとはフリープラン」などというわたしのような無計画者にもやさしい本です。


パラパラと「地球の歩き方」をめくりながら「次はココ行こうかな」と決めることもあります。旅は気まぐれ、地球儀回して行き先決めたっていいのさ。



それで、わたしは移動や宿泊にお金をかけるより、長く行きたい派です。だから飛行機はほぼLCC。ジェットスターやエアアジアを使います。(他のLCCも乗ってみたいけど、航空会社によって決まりが違うから、ある程度慣れてるこの2社を使ってます)





LCCで気を付けること


さんざん言われていることですが、LCCはローコストキャリアの略です。コストを抑える分、発着時間が遅れたり、サービスが行き届かないことは承知の上で乗ってね、という乗り物です。無理な乗り継ぎや、少しでも遅れたら現地での移動手段が無い時間帯の飛行機を選ぶのは避けましょう。過去、乗り継ぎが間に合わなかった事例は枚挙にいとまがありません。

また、荷物を預けるのに別料金がかかるので(重さによるけどスーツケース一つ預けるのに2~3千円余分にかかる)、可能なら機内持ち込み荷物一つとパソコンケース一つにまとめて、身軽な旅をした方がLCCの安さ、魅力を最大限享受できます。

※LCCでない普通の航空会社の場合、スーツケースの預け入れも料金に含まれているので、そういう場合は大きめのスーツケースをすっからかんで持って行って、帰りにお土産ガッツリ買って帰ります。フィンランド行った時はそんな感じにしました。フィンランドに行く場合はLCC無いんだよね。。


さて、一口にLCCと言っても航空会社によって少しずつ変わりますが、ざっくり、機内持ち込みの荷物は7kgまでと決められています。7kgなんて、ちょっと詰めたらすぐ越えちゃいます。

 

荷物の重量は、ビジネスホテルならほとんど秤を置いてますし、空港内にも必ずありますので、f必要無くてもはかってみましょう!   重さを感覚で覚えられるはずです。

 



参考までに以前わたしがタイに行ったときの手荷物の量を写真でお伝えします。(7泊8日の旅の荷物です)


左側のビニールが着替え2日分+水着、真ん中のポーチが化粧品と薬、隣のビニールがメイク落としや化粧水などの液体をまとめたもの(液体一つにつき100ml以内のみ持ち込み可、このビニールはジップロック状になっていないとダメ)、一番右がガイドブックと電卓、名刺入れです。

注:液体持ち込みについて
カウンターで預ける荷物と違って、機内持ち込みの手荷物は目の前で厳しくチェックされます。メイク落としの瓶が100mlを超えていてもストップがかかるし、ヘアワックスも「液体」とみなされます。これらすべての「液体」を40cm四方以内のジップロックに入れていないと持ち込めません

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上記の荷物で約5kgでした。バッグ自体の重さもあるので、5kgなんてあっという間です。これを白い旅行バッグにつめます。お気に入りの、ムーミンの旅行バッグです!

写真右側が白いムーミンバッグ。いわゆる「機内持ち込み荷物」とカウントされます。カラフルなリュックが「パソコン用バッグ」という扱いになります。カラフルなリュックは、飛行機の乗り降りの際にはパソコンだけを入れて荷物チェックを通過させます。

※荷物は、パソコンを入れても7kg以内に収めておきます。パソコンは約1kgとカウントしておくとちょうどいいです

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現地に着いたらカラフルなリュックからパソコンを取り出して、「現地で身に着けるリュック」として活用します。現地では荷物は極力軽く、リュックにスマホと海外用のお財布、デジカメの3つだけを持って歩きます。(暑い国の場合は常にペットボトルのお水を持ち歩くことも徹底。




引っかかると大変! 常備薬の機内持ち込みについて



そして、意外と知られていないのですが、お薬の中には「この国には絶対に持ち込めない」などのルールがあります。市販されているバファリンや風邪薬、胃薬はほぼ問題ありませんが、処方薬であったり、バラしてピルケースに入れている場合は、何の薬なのかを説明する必要があります。

出国の時は日本語で説明できますが、帰国の時は渡航した国の言語もしくは英語で説明しなければなりません。わたしも何度か聞かれましたが、単語で大丈夫です。

catch cold(風邪) とか stomachache(胃痛) とか car sickness(乗り物酔い) 
と単語でポンと言うだけで「OK」がほとんどです。変に文法にこだわらず、単語をきっちり覚えていきます。


あとは、これは該当する方は少ないかもしれないのですが、向精神薬の中に、絶対に持ち込めない種類の薬があります。ちょっとびっくりしたのですが、寝つきが悪いときにもらっていた薬の中に一つ、だめな薬がありました。サイレースという薬です。これは空港で没収されてしまうようです。(今は処方されていませんし、飲んでないですが、間違えて持っていかないよう厳重に分けました)


また、わたしは万一癇癪をおこしてしまったときに飲むように…とかかりつけの医師からもらっている薬があります。医師に相談したら、「どれも海外へ持って行って大丈夫な薬だけど、万一のことがあるから診断書もしくは僕の名刺を持って行った方がいい」とのことでした。

医師は、名刺に直筆でわたしの持って行く薬の名前を書いてくれました。英語で「○○と○○、これはわたしが処方しました。彼女が発作を起こしたときにだけ飲む薬です」と一筆書いてくれてました。面倒なことになったら先生が英語で対応するから、その場で名刺の番号に電話をしろ、話をつけてあげる、と言ってくださいました。(この先生は発達障害専門医のため、ちょっと特殊です。最悪の時を診ているためか、わたしに対して注意深く接してくれてます)

 

翻って、軽い睡眠薬だし大丈夫だろう…などと判断せず、海外へ持って行く薬については細かく調べてください。上記のサイレースだけでなく、リタリンやサノレックスなど、成分が違法薬物に近い薬は持ち込めないどころか、誤って手荷物検査を通過してしまい、現地で見つかってしまった場合、最悪、裁判にかけられたり、二度と入国できなくなってしまう処分になることもあるようです。自分の薬は大丈夫か、事前に医師に確認しましょう。




お土産



最後にお土産です。行きは上記のように荷物をなるべく軽くすればよいのですが、帰りは名残惜しくなって、空港でお土産を買ってしまうこともあると思います。箱のおみやげをたくさん買ったら手荷物が合計3つになってしまって、機内持ち込みを断られている人を何度も見かけました。(バックパックの中に無理やり詰め込むか、追加料金払って預け入れしてました)


お土産を買う場合は、あらかじめ手荷物のカバンに入れられるようスペースを空けておくことをおすすめします。EMSで送る手もありますが、おすすめできません。

わたしは以前帰りの飛行機に乗る前に、着替えとお土産をEMS(国際郵便)で約4,000円かけて送ったことがありました。しかし、麻薬などの密輸に使っていないか、執拗にお菓子の形状が変わるくらいに検品されたらしく、トムヤムクン味のプリッツはボッキボキに折られてました。袋は開けられていなかったですが、とても悲しかったです。


衣類も同様で、販売目的でEMSに紛れ込ませていないか厳しいチェックがあります。最悪、税金を取られることもあるそうです。実際に自分の着ていた着替えのみを送る場合は used clothes と書いておくだけでも少し効果があると思います。Vintage は高級品を指す言葉だから絶対書いちゃだめです。転売目的と思われます。普段着ている洋服が高級な人は、そもそも別料金の受託手荷物で持ち帰った方が安上りかもしれません。


もうEMSは使わないと思います。国をまたいで荷物を送る経験もしたので、今後は帰りも荷物を極限まで減らすのみです。




チェックリスト



では、ここまでの情報を整理してチェックリストにします。(もうすぐタイに行くので自分で使うチェックリストでもあります)


手荷物についてのチェックリスト

□荷物は全部で7kg以内にまとめた
□荷物はパソコン入れと手荷物で合計2つ以内にまとめた
□荷物の大きさは56cm×34cm×23cm以内だ
□荷物には液体は入っていない(もしくは規定のビニールにきちんと入れた)
□薬は何の薬かを英語で説明できるように準備した
□処方薬は医師の診断書をもらって準備した
□おみやげを買う場合、手荷物の重量に余裕を持っている
□おみやげは手荷物のカバンに入るだけしか買えないことを理解している
□自分の荷物について何か聞かれても英語で答えられるように準備してある



入出国(イミグレーション)についてのチェックリスト

□飛行機の中で入国審査用のカードを書けるよう、ボールペンを携帯しておく
□行きと帰りの飛行機のチケットをすぐに見せられるように準備してある
□webチケットの場合はスクリーンショットを撮って写真として保存してある
□なんというホテルに何泊するのかを英語で言える
□観光目的なら、sightseeingという単語を頭に焼き付けておく
□国によってはイミグレがすごく混む 現地での移動時間に余裕を持つ




こんな感じですね!

わたしもそろそろ、11月のタイ行きに向けて準備します。前回webチケットを印刷しておかなくて焦った(空港のwi-fiにつないで何とかスクリーンショット取って事なきを得た)ので、今回はすべて印刷して持って行こうと思います。意外と何かしら抜けちゃうんですよね。



お願い
ブログを読んでくださっている方で、バンコク・チェンマイにお友達がいる方がいらっしゃったら、ご紹介いただけるとうれしいです。





…さて、自分で考えた「お題」に沿って更新するというなかなか厳しい3日間でしたが、そんなにお題に縛られることなく、結構楽しく更新できました!

自分に無茶ぶりした3日前の記事 

keisolutions.hatenablog.com




明日からはまた、その場の思い付きやストック記事からのインスピレーションで自由に更新していきます! 11月の前半は旅ブログになりそうです。



長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!


それじゃあ、また明日!