接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

タイ一人旅4日目~チェンマイで虫を食べました~

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アローイ カー!(美味しい)




現在タイに来ています、貫洞です。



本日、人生で初めて虫を食べました。



今日はその一部始終をお伝えします。


一応旅ブログなので、一日の流れで書きますね! 虫が出てくるのは最後の「サタデー・マーケット」のところです。

虫を食べる描写が一ミリも読みたくない方はそのあたりでブラウザバックお願いします。でも、写真はグロイのほとんどないです、凝視しない限り虫とわからないレベルです。(タガメのアップとかは気持ち悪いと思いますので控えました)




では、旅ブログ4日目、スタート!




■飛行機でバンコク→チェンマイ

朝はホテルで9時半までダラダラして、バンコク・ドンムアン空港へ。国内便でチェンマイまでひとっ飛びです!

チケットカウンター→手荷物検査→搭乗→1時間半の空の旅でチェンマイ到着! 

チェンマイは空港から街までタクシーしか交通手段がないため、飛行機降りて速攻タクシー。20分くらいでホテル到着ー。ホテルの場所や名前は最終日に公開しまーす! なかなか良いホテルです。



少しお部屋だけ公開。大きなベッドがあってよく眠れそう。チェンマイ初めてなので、立地もよくて中級のホテルにしました。一泊3千円ちょっとで朝食付き。素敵すぎる…

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■おかゆ食べてマッサージに行ってきた

そう言えば朝から何も食べてなかったので、中途半端な時間だけど、有名店のおかゆを食べに行くことに。ついでに足と肩のマッサージを受けようと思いました。

初日はガイドブックに載ってるお店をきっちり訪問しますが、事前に「本当にそこは良いお店か?」とブログなどを調べてから訪問するのがわたしのパターンです。ハズレスポットに行くと悲しくなるから、下調べはしっかりやります。(翌日からの自由行動との比較基準にするため、ガイドブックのお店も一度は行っとくのがわたしの旅のルールです)


ジョーク・ソムペッというおかゆ屋さん。想像よりお店が広い。おかゆの量も多い!   おかゆは30バーツ(90円)

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お水はタダ! テーブルにある調味料をかけて自分好みの味にしていただきます。わたしは豚のおかゆにしたけど、チキンのおかゆも美味しそう。


ただ、ここまで結構距離があります。初日のうちにがんばって来ておいてよかったかも。おかゆ美味しいけど、この距離だと明日からはホテルの近くで食べちゃうと思います(汗)


食べた後は暑くて仕方なかったので、マッサージを受けることに。

盲目のマッサージ師さんが丁寧に施術してくれると評判の「Supatra’s Thai Massage」に行ってきました。おかゆのお店から歩いて5分くらいでした。


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…マッサージで感動したのは久しぶり。本当に腕が良かった。明日は別のところに行こうと思っていたんだけど、明日もここに来たい。

1時間150バーツ(450円)で、足も肩もみっちりほぐしてくれて、肩なんて信じられないくらい軽くなりました。肩の凝りがひどかったらしく、仕上げに「これを塗ってもいい?」と聞かれて、タイらしい香りのする、塗るサロンパスみたいなものを塗られました。それが、2時間くらいずーっとヒヤヒヤして、痛いくらいでした。。相当凝ってたんだなぁ。。


あ、ここは盲目の方がマッサージしてくれるお店です。だからか、全体的に明かりが暗め。それが逆に落ち着きます。わたしが日本人だとわかると、日本語のわかるお客さんが隣のベッドから話しかけてきたり、なんかほっこりした。別のベッドのお客さんも、日本に長く住んでいたそうで、いろいろ話しかけてくれました。ちょっとした交流所?w 

盲目の方が施術するので、いろんな工夫が見られます。15分ごとに鳴る壁時計。定期的に何かしゃべっているような腕時計(たぶん、5分経過ーみたいなタイムウォッチ機能かな)。施術中でも彼らは隣のベッドのマッサージ師さんと雑談をかわします。どんな内容かはわからないけど、おだやかな会話のトーンがとても心地よかった。そしてベッドで施術を受けているお客同士もまた話し始めるというw


帰り道は肩も足も軽くて、ホテルに帰って少し眠りました。明日もここに来たいな、あの肩に塗るやつを買って帰りたい、夫に塗ってあげたい、と思いました。(いい妻アピールおわり)







■チェンマイ サタデー・マーケットに行ってきた

ホテルでひと眠りしたら、なんと19時!! サタデーマーケットが始まってしまっている! ということで身支度して出かけます。ふだんは20時以降の外出はしたくないのですが、チェンマイは乗り合いタクシー「ソンテオ」が交通の足になるので、一人でタクシーに乗らなくてすむことから、21時くらいまでは外出してもいいかなと思ってます。

タイの北部チェンマイは、観光客の数もとても多いので、毎夜どこかでナイトマーケットが行われています。土曜と日曜の夜は特別な場所で行われ、呼び名には「ナイト」と付きませんが、行われるのはたいてい夜です。


平日は平日のナイトマーケットが。土曜はサタデー・マーケットが。そして日曜はサンデー・マーケットがあるのです! 今回わたしは土曜、日曜、月曜の3泊して、すべてのマーケットを見るつもりです。なのでチェンマイ到着の今日は「サタデー・マーケット」へ行きました。





■虫の屋台が見つからない…


サタデー・マーケットは想像以上の賑わいでした。でも、洋服、食べ物、多種多様な屋台が出ていて楽しー!! 見ても見ても見飽きないしかわいいものばかり! 


特に象を模したものはぬいぐるみ、Tシャツ、置物などとてもかわいらしいです。

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本格的なアートや仏像なども売られていました

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食べ物の屋台も、メインはタイ料理の屋台ですが、ちょっとしたコーナーに入ると、中華料理がメインだったり、海鮮焼きに立ち食いステーキのお店、日本のたこ焼きまであって、何を食べようか目移りしちゃいます!   ほんと、全部見きれないくらいの大きなマーケット…!


とりあえず人も多いし暑いし、自分で好きなパック(いろんな組み合わせのフルーツが入ってる)を選んでスムージーを作ってもらえる屋台へ。冷え冷えのシャーベット状スムージーをいただきました。南国系フルーツが試したいけど、ここは安全に、みかん!   見えるかな。真ん中のあたりで目立ってるのがみかんだよ。


みかんみかんみかん!(わかる人だけ察してください)

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冷たくて甘くておいしー! 上の方が凍ってるから上から飲む。おいしー! 明日は赤いフルーツのを試してみよう! なーんて思いながら散策を続けます。スムージー30バーツ。(確か)


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さて、わたしが何を探して歩いているかは、みなさまお分かりかと思います。




どうしても虫の屋台が見つかりません。。。

どうしたことでしょう。ここはチェンマイ。みんな虫食べるんじゃないの? タイ北部は昆虫食が進んでるってネットにも書いてあったのに…


あと20分探して無かったら、今日はあきらめよう…そう思いました。かなりマーケットの奥まで歩いてきました。




ん…アレは。(なにかを発見した)



まさかの…(ここから虫の写真出ます、嫌いな方はここでバックを)














虫屋台!!!

ありました!!!

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ホントにあった!


でも、そこかしこにあるわけじゃないんですね。マーケットを30分くらい歩いたところにある屋台街に、この屋台一軒だけ!(くまなく探せばもっとあったのかもしれないけど)


でもでも、念願の虫屋台です。


まずは様子を観察。品定めしているふうに、屋台の人に声をかけて虫を見せてもらいます。


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この小さい虫がおいしそう。となりの芋虫も気になる…


タケツトガの幼虫が味も良くておつまみにいいと下調べしていたのですが、時間が遅かったのか、タケツトガの幼虫はすでに最後の一袋にまとめられていて、しかも大箱にまとめられちゃってました。。タケツトガは今日は試食できなさそうです。




しかし、ここからがなかなか手が出ないもんです。


少し横にずれて邪魔にならないようにしていると、お客さんの反応は2つでした。


・「あ、虫じゃん。一つ買ってくわ」と自然に買う。竹串を使って彼氏に虫を「あーん」しながら仲良く食べたり。カップルや家族で分け合って食べてる人が多い。この人たちは大きめの虫を買うので、竹串に刺して口に運ぶ。

・明らかに好奇心、見てるだけ。「食べないの?」と声をかけてみると、「無理ー!」とのこと。買わないで素通りでした。

 

そろそろわたしも腹を決めなきゃと思い、虫を何袋か買った家族連れに声をかけました。

「アローイ?(美味しい?)」
家族「アローイアローイ!(みんなで首をたてに振る)」

「ファーストタイム、イート、インセクト」

この変な英語が通じたかわかりませんが、家族連れの中のおばちゃんが、屋台に並んでいる「芋虫」をわたしの手に乗せて(実はさっきからこの芋虫が気になってた)「食べてみろ、美味しいから!」と言ってきます。考えるな、感じろ。わたしは手のひらの芋虫を間髪入れず口に放り込み、噛みました。手のひらに乗せられて1秒も経ってないと思う。(わたしは自分のこういうとこが好きですw)



ムニュ、トロ…



うん、意外といける。笑顔。普通に食べ物だ。ただ、後味がニガい…芋虫に興味はあったけど、この虫はいやだな。

食べたわたしを見て、おばちゃんは「こっちも美味しいのよ」と隣にあった小さな虫をひとつ、わたしの手に乗せました。やっぱり間髪入れず口に入れ、かみしめます。


サク、パリ、カシュッ!

独特のアリ風の味がしますが、ほとんど油の味。パリッは羽を噛んだ音。ほんのり付いたしょうゆっぽい味付けもGood! これを買います。20バーツ。


念願の虫が買えました!

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ちっちゃいでしょ! これなら全然平気だよ! 

そのあとおばちゃんは、デッカイ虫も手に乗せてこようとしましたが(大きい虫は高いから屋台のを試食ってわけにいかないらしく、自分の買った虫をくれようとした)、丁重にお断りして、今日はこの虫を食べ歩きすることにしました。


人がたくさんいるところで、みんなも虫を食べているところで食べるのは、ものすごく安心します。虫屋台の近くを散策していると、周りの人も虫を買って食べている人がちらほら。みんなすごく自然に、虫を食べています。

ツワモノは、「いっぱい入れてー!」みたいに交渉して、100バーツくらい払ったのかな…デッカイ虫とかタガメとかまでざばざば大袋に入れてもらってました。根っから虫が好き、みたいな女の人でした。カッコよかったです!(この人が最後のタケツトガの幼虫を買っていきました)



わたしの買った虫は、正直とっても食べやすかったです! 小エビの素揚げって感じです。唯一引っかかるとしたら、羽と足でしょうか。口の中で羽や足を感じないように、奥歯の方に入れてギュッと噛んでしまうのが初心者にはおすすめです。


虫のアップ。小さいバッタかな。
明日はもうちょっと詳しく聞いてみよう。

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小さいので、何匹かまとめてお口にポン!


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チェンマイ初日、わたしは念願の虫を食べることができました!




明日、明後日のマーケットでは、もう少し早い時間に行って、種類がたくさんあるところで試食してみたいと思います。揚げた虫は、油の味がかなり影響するので、油次第で味が決まる気がしました。


…予想より地味な昆虫食ですみません(汗)デッカイムカデとか口にくわえた写真を期待していた方がいたら、本当すみません。。




ただ、今回の体験で思ったのは、「観光客はほとんど買ってない」ってこと。もちろん買う人もいるんだろうけど、サッと買っていくのは地元の、素朴な感じの方々でした。バンコクにいる人たちとは少し顔が違う気がしました。もしかしてこれが北部の方の顔立ちの特徴なのかな、と思ったり。日本で言う「沖縄顔」みたいに共通した特徴がありました。強さと優しさが同居する顔。

ただ眺めてるだけのわたしに声かけてくれたり、虫を通じてたくさんの笑顔に出会えたのが何よりうれしかったです。屋台の女の子も、最終的にわたしが買う時、ニコってしてくれた。ありがとね。



小さな虫から、大きなパワーをもらった、夜だったのでした。




追記:虫食べても体調が悪くなることはありませんでした! ただし、油で揚げているのでお腹がすきにくく、夕飯は屋台で買ったソーセージとかケーキとか、そんなんで終わっちゃいました(汗)

もしかして虫ってダイエットにもいいかも!?
※効果には個人差があります



それじゃあ、また明日ー!



☆今日の過去記事☆

 

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