接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

ゆきぼうなんて大したことない

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Yukibou's Hideout on Hatena


ゆきぼうなんて大したことない。

どっかで生まれ、どっかで育ち、今は自身が娘を育てる側に回っている。ブログの得意ジャンルは主にサッカー、ゲーム、ガジェット、時事ネタ、そして育児といったところだ。PCでゆきぼうのブログを見ると、トップ画はアップルストアの写真である。アイコンは猫。idは id:potatostudioとなっている。

「目立たず、自身の備忘録としてのブログを書きたい」

などと謙虚なことを言っているが、その願いはかなわない。ゆきぼうは結構な頻度でブログを更新しているのだが、高確率で人気のブログに載ってしまい、何百ものブクマを集めてしまう。少しでも自身の思いを文章に反映させると、反対意見を書き込まれたり、苦境に追い込まれることもあった。




苦しい時は私の背中を見なさい。

だが、ゆきぼうの対応は一貫している。「それはそれとして、シレっと翌日も記事を更新する」というあっぱれな対応で、今日も粛々と記事を更新している。そんなゆきぼうの対応を模倣して炎上をスルーしている人は、実は多いのではないかと思っている。

炎上している人や、何かに傷ついた人に対するブコメも優しいことが多い。ゆきぼう自身の思想に反するものでない限り、ゆきぼうは全力で炎上している人にあたたかい言葉を投げる。しかし、最後までゆきぼうは自身の思想のもとに書く。その姿勢に励まされ、ゆきぼうのアイコンが記憶に焼き付いているブロガーは多いのではないだろうか。




ブックマーカーとしての才覚


2015年、ゆきぼうは自身のブログで「休職する」と報告している。休職期間は4か月だった。そしてここから、ゆきぼうのブックマーカー(ブクマカ)としての快進撃が始まった。

ゆきぼうのブクマは特に辛辣というわけではない。運動と瞑想を勧めるわけでもない。自身の経験則から導き出される最適解を書くこともあれば、相手のテンションに合わせてちょっとふざけることもある。しかし、10月頃から、ゆきぼうはブクマカとして自身が「大喜利」の舞台に立つことを決意した。

ブクマというのは面白いもので、数多くブクマがついていくと、その中でひとつの世界が構成される。それはある時は意見の偏りを生んだり、ブログ主に対する批判だったりもする。しかし、別の楽しみ方をするブクマカがいるのをご存知だろうか? それは「大喜利」だ。彼ら「大喜利ブクマカ」は、気の利いたブコメを残し、ブコメに対して星をつけてもらうことに喜びを感じる。さらっとボケることもあれば、ブコメ全体の流れを見てバッサリと流れを変えることもする。ブコメの力はすごい。

なんだかんだ言って、ブコメを付ける人はその前にどんなブコメが付いているかを確認して、そこから流れに乗ったブコメをすることが多い。(もちろんそうでないブクマカもいるが)つまり、影響力の高いブクマカは、そこから後のブコメ全体に影響を与える存在なのだ。ゆきぼうはその飄々とした存在感で徐々に頭角を現し、やがてブコメ大喜利の常連となる。ボケだけでなくツッコミ、時にくだけた物言いで場を和ませる。平常運転の時とボケる時のキャラの使い分けが絶妙。



ブログはスタミナ、ブクマカはキレ

優秀なブロガーに求められる資質と優秀なブクマカに求められる資質は重なる部分もあるが、若干異なる。ブログは毎日続けるスタミナが必要であり、炎上に耐えうるだけの精神力も必要になってくる。しかしブクマカは一言しか書けない限定された世界の中で人の感情に訴えかけなければならない。そこでキレが必要になってくる。

ゆきぼうはブログではスタミナをコントロールして戦い続け、ブクマカとしては抜群のキレを見せた。そんなゆきぼうが今日、こんな記事を書いた。

potatostudio.hatenablog.com


2016年1月11日をもって、ブコメオーギリ会津若松の活動を停止するというのだ。(現チームメイトはゆきぼう1名)事実上のチーム解散となる。後任として雪国に住む某はてな女子がチームを引き継ぐ案も出ているようだが、年末のこの時期に決定していないのは痛い。チームは着実に解散への道を歩むことになるだろう。残念だが仕方ない。



どこにでもいる会社員ブロガー

ゆきぼうは2016年1月12日から会社員生活に戻る。社内ではその牙を隠し、普通に、普通に仕事をこなしていくのだろう。自身を表現する言葉通りの「どこにでもいる会社員ブロガー」に戻るわけだ。



傷つきやすいハートを持ちながらも、それを優しさに変え、時に知的で時にユーモラス。そのキャリアに反して「ゆきぼう」という幼さを感じさせるハンドルネームから、多くの男女ファンの心を掴んだゆきぼう。今日も粛々とブログを更新し、復職に向けて着々と準備を進めているのだろう。

そんなどこにでもいるただの会社員ブロガー。
それがゆきぼう。



※この記事は「Yukibou's Hideout on Hatena」を元に創作した架空の話です。