こんにちは。貫洞です。
今日で質問、リクエストにこたえる記事は最後です。昨年、こちらの記事で質問を募集して、たくさんの質問、リクエストをいただきました。
今日は、id:blackgamerさんの質問にこたえます。
この方、ゲームを作ってるんですよ。ジャンルは、サウンドノベルになるのかな? ストーリーを追っていく感じのゲームなんです。グラフィックとか音楽とかテキストとか、全部作ってるって思うとすごいです。
実は今プレイしています(笑)そろそろ中盤! 絵もきれいだし、世界観はファンタジーそのものなんだけど、人の感情は時代や場所が変わってもおんなじ。すごく入り込めます! 18禁じゃないので、全年齢の方が楽しめるつくりです! 2月上旬まで半額セールをやっているようですので、試しにプレイしてみてはいかがでしょう? 小説が好き、かわいい女の子が好き、という要素があればハマると思いますw
この方のリクエストが「嬉しい、幸せ」に関するものなんですけど、ゲームの中でもその感情の機微が鮮明に描かれています。キャラクターに感情移入してしまう。多分、作者の方の幸せへの希求、幸せとは何か? の考え方が作品に反映されてるんだと思います。
では、質問にこたえます! 質問というよりリクエストなのでRにします。
R.書いてほしいネタとしては嬉しかった事や幸せだった話ですね。たまには、ただただひたすらに幸せな話とかもいいと思います
→A.うれしかったこと、幸せだった話…
…難しいですね! これは難しい。。ちょろっと暴露していくと、わたしが幸せだったのって、その瞬間の感情の高まりに比例して「幸せ」と判断してしまうんです。だから、行き当たりばったりの恋で抱きしめられた瞬間とか、半ばやけっぱちで体を重ねた相手が実は優しかったとか、そんな思い出が先に思い出されてしまう。
うーん。。。
幸せな瞬間。。。
今かな。
うちの夫、優しいんですよ。わたしがおなかを空かせていないかどうか、新しい現場に入ってなじめているかどうか、すごくすごく気にしてくれるんです。でも、それを言葉に出さずに、仕事終わりの時間に車で「近くまで迎えに来てるから、乗っていきなさい」と迎えに来てくれたり、疲れているときに甘いものをそっと買ってきて「食べたかったら食べなさい」と言ってくれたり。
一緒に紅茶を淹れて食べることもあれば、部屋で一人にしてくれることもある。わたしが落ち込んでいるときは、背中をぽんぽんと軽く叩いて「落ち着いたら声をかけてね」と言って一人にしてくれるんです。
わたしのワガママにものすごく怒っても、きちんと関係修復に向けて改善点をピックアップしてくれます。わたしにも要求するし、夫自身も行動を改めると言ってくれる。そうやって、二人の生活が幸せに近づくように、幸せになるようにと引っ張っていってくれる人なんです。
わたしが気まぐれで花を買って帰って玄関に飾ると、ニコっと笑って
「お花があるといいね。あなたがお花を飾ってくれると幸せになるよ」
と言ってくれます。こんなことで…とわたしはそっぽを向いてしまいますが、玄関を通るたびにお花を見てニコニコする夫のために、わたしはまたお花を飾ろうと思うのです。
それまで、周りの人と刹那的な関係しか結んでこなかったわたしですが、夫と暮らすようになってから、友人やお店との関係を継続していくことの面白さを知りました。最初は全然ダメだったけど、最近はよく行くお店でほっとしてることがあります。仲良くなった人との関係も、長く続くようになってきました。
あと、わたしは胃を壊してしまって量が食べられないのだけど、夫が上手にお店の人に伝えてくれて、量を調整して食べられるようにしてくれます。「美味しいところだけ食べなさい」と言ってくれて、わたしが残しても「よく食べたね」と褒めてくれます。家だと頭をなでてくれます。
わたしが具合が悪くなってしまうと、誰よりも心配してくれます。会食の席で具合が悪くなってしまった時は(わたしは緊張すると結構な確率で具合悪くなります…)、上手に場を仕切って「あなたは先に戻っていなさい」と中途退出させてもらったこともあります。こんな弱いわたしなのに、夫は一生懸命盛り立てて、社長として立たせてくれています。
夫はわたしを「あなたは、僕の子どもみたいだ」と言うことがありますが、本当にお父さんみたいに優しいです。でも、まぎれもなくわたしの夫であり、生涯愛し続けるたった一人の人です。
きっと、この人を失ってしまったら、わたしは人生において大きな喪失をすると思います。失ってからでは、遅い。だからわたしは、夫が悲しむことや苦しむことをしないようにしています。今までのわたしは、こういうことを考えることすらなかったのです。
わたしの望みは、このまま二人とも大きな病気をせず(夫は現在少し体調が悪いですが)、おじいちゃん、おばあちゃんになっても一緒に生きていることです。
昔観た映画の話、読んだ本の話、うわさ話なんかを、お茶飲みながら毎日していたい。
できるなら、ふたりで住みたい国を決めて、移住したいなって思っています。
食べ物がおいしくて、すこしだけあたたかい国がいいです。
うれしさ、幸せを語るとき、わたしは夫抜きには語ることができません。夫がすべてのことに意味を持たせてくれたから。人生の意味に気付かせてくれたから。わたしを幸せにしてくれたから。
たまにはいいですね。幸せな話を書くのって。
これからも、たまに書いていこうと思います。リクエストありがとうございました!
それじゃあ、また明日!
☆今日の過去記事☆
あえて真逆のことを書いてる過去記事を貼ってみる…(笑)こういうのを逆張りっていうのかね?←言わん