こんにちは、食いしん坊のエロピンク、かんどーです。
人から聞いて、行ってみたいラーメン屋さんってありますよね。わたし、ずっと行ってみたかったお店があったんですよ。それが、埼玉県の朝霞台という駅にある「中華そば 幻六」です。
地元の人いわく、屋台レベルで小さなお店なのだが、昼時は行列が絶えないお店なのだとか。そして、ハマグリのスープがおいしい醤油ラーメンらしく、運がいいと幻の「えびそば」が食べられるらしい。
初めて行くなら「えびそば」が売り切れでも落胆せず、普通のラーメン食べてこいと言われました。充分うまいから、と。
そもそもこの駅って、降りてもデパートとかがあるわけじゃない駅なので、用事がない限り降りません。なのでなかなか行けずにいたのですが…先日たまたま早めの時間に仕事が終わって、このラーメン屋さんのかなり近くで終業となりました。
「今日、ご飯外で食べてきていい?」
夫に連絡を入れ、オッケーをもらったので「幻六」へ向かいました。18時前という時間のためか、行列もない。よし! 入ろう!
お店はこんな感じ。
ビルの1階に無理やり作った屋台って感じ!
…本当にここ?
…まあ、ここなんだろうな。
早速入ってみると、店内はカウンター3席と4人掛けのテーブル1つ。7人しか入れないらしい。わたしが入ったときは、先客1名。男性サラリーマンがラーメン食べてました。入り口で食券買いましたが、「えびそば」は売り切れでした。でも落胆なんてしないわ。ラーメンの食券を買ってお店の人に渡します。
カウンター席にすわって店内を見回すと、おいしいラーメン屋さんに共通する「清潔さ」と「BGMの自然さ」がありました。そして作り手の張りつめた空気も感じた。張りつめているんだけど優しいの。あーこれ絶対美味しいわ。食べる前から確信しました。
待つこと5分…もうちょっと待ったかな。
お水を飲みながらゆっくりしていました。テーブルの上にはわさびがあったけど、それさわってたら「高菜、食べてしまったんですね」とか言われそうで怖いので触りませんでした。ラーメンの写真は撮ってOKと言われました。「写真、撮ってしまったんですね」と言われたら怖いので許可を取ってから撮影しています。
来た!
幻六 醤油そば
「テーブルにあるわさびがとても合います。途中までお召し上がりになってから、ぜひ入れてお楽しみください」
こんな一言を添えてラーメンが出されました。ガチや…ここ、ガチな店や…。
わたしは何もかも頭から消し去ってラーメンと向き合いました。
まず、スープをひとすすり。
はまぐりのダシを舌全体で感じ、後味のじんわりしたうまみまで堪能したとき、思わず声が出てしまいました。
「ほおぉ…」
うおおおおお!!! はまぐり!!!
君ははまぐりだよね!!! 貝の味がするぅ!
はまぐりは具としても入ってます。
ガチで美味しい
…これ、わざわざ来てよかったわ…。ラーメン食べるためだけに来る価値あるわ…。(写真はラーメンを撮ろうとして誤って自撮りしたものです…うれしそうやな…)
見てのとおり、ネギと薬味、大きなチャーシューと海苔にメンマの普通のラーメンです。しかし、塩気のきいたハマグリがアクセントを添えます。
何も言わなくても麺は若干固め。それがまた美味しい。
特筆すべきはチャーシュー! テーブル横に説明書きがありましたが「あわ雪ポーク」という特別な豚肉らしいです。薄切りだけど大きめなチャーシュー。
何がいいって、脂の味が素晴らしいんです…。脂がおいしいチャーシューって、ほんとに最高なんですよ。生ハムも、ほんとにおいしい生ハムは脂のところがおいしい。まさにそれ。じゅわーっと脂から出るうまみ。
脂、麺、麺、スープ、肉、麺、メンマ、脂、肉…
永遠に続く幸せのチャペルが鳴り響くような食事の時間でした…。
普段こんなことめったにないんだけど…
ラーメンのスープ全部飲んだよ!
ちょっと残ってるじゃないか! とか言わないでくださいよw 女子はこれ以上飲めないの! 恥ずかしいの!
いやー、スープ全飲みは醤油ラーメン、それもあっさりしたダシのものじゃないと厳しいわたしですが、ここのはいけます。っていうか何年振りだろ、スープ全部飲んだの。そのくらい美味しかった!
絶対また来ます。
次回はお昼に一番乗りして「えびそば」食べよう! 次のお休みに行ってみようかなあ。ドライブかねて車で行ってもよさそう。
とっても美味しいラーメンのお話でした♥
それじゃあ、また明日!
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