こんにちは、かんどーです。
今日はスポーツクラブに通っていて、エアロビクスのダンスバージョン的な「ZUMBA」をしている人にしか通じないネタです。
【参考動画 ZUMBAってこんな感じ】
ZUMBAと言ってもいろんなノリのクラスがあるけど、わたしが好きなのはこんな感じのノリノリクラス。
わたしは動画でいうところの左から二番目の女性のように、「ダンス自体うまくはないんだけどとにかく必死」という安定のスタンスで参加しています。表情とかも必死。振りつけを覚えたら鏡の中の自分を見つめながら踊ってますw
ふだんわたしが出ているZUMBAは、こんな感じで各自激しく楽しく暴れましょう! なクラスなので、毎週汗だくになって参加してました。
…そんな平和なZUMBAライフを揺るがす事件が起こりました。
このクラス、インストラクターのキャラクターや参加者のノリで雰囲気がかなり変わります。ただ踊るだけじゃなく、周りの参加者と絡みまくるZUMBAもあるのです。そのことは知っていましたが、まさか自分が通っているスポーツクラブでこんなクラスが存在していることを知りませんでした…
先日、気分転換にふだん出ていない、平日の昼間のZUMBAに出てみました。初めてなのでインストラクターにあいさつをして、ほかの参加者のようすをうかがっていると…
このクラスは「常連さんがほとんど」であることがわかりました。人数は、多すぎず少なすぎずでした。特に誰とも話していない人もいますが、恰好からかなり慣れているように見えました。(ZUMBA とロゴが入っているTシャツ率高し…!)
クラスが始まりました。いつも通りの激しいビート、テンションアゲアゲになるラテン系のリズム。刻んで刻んで振付振付、初めてのインストラクターなので、若干振りの癖を覚えるのに時間がかかり、かなり必死でついていってました。
何曲目かの曲で、サビの部分になり、参加者のテンションが強烈に上がるのを感じました。「フォーーーーーーー!!!」一人のおたけびをきっかけに、全員が叫び始めました。
「フゥーーーーーーー!!」
「ッァ!(鋭角な高音)」
ズンタタズンタタ・「「「「「ZUMBA!」」」」
ズンタタズンタタ・「「「「「ZUMBA!」」」」
人が「ZUMBA!」って叫んでいるのを初めて聞きました…本当にあるんです。
そのうち自然と陣形が変わりました。モーニング娘。も真っ青の素早さで、全員前を向いているスタジオの参加者がきれいに円を作りました。全員猛烈な笑顔です。何も薬とかなしでこの笑顔すげえな…と思いつつ鏡を見ると、わたしもおなじ笑顔で汗だくになっていました。「フォオオオオ!!!」というおたけびも短めですが確かに参加しました。
円を組んで踊りだしたころからスタジオの温度が3度くらい上がりました。
そこからは、片足ステップや繰り返しの動きのときには、必ず周りの人に絡む動きとなりました。インストラクターも参加者の近くまで来てお尻を寄せるように踊ったりしています。お尻を左右に振る動きの時は、隣の参加者とお尻をぶつけあうのが暗黙のルールです。キメのポーズをとるときも、隣の人が立ちポーズなら、自分はしゃがみポーズを決めるのがルールです。そうしないとバランスが良くないですからね。
正直、スポーツクラブに通い始めてすぐの人がこのクラスに参加してしまったら、「スポーツクラブ怖ぇええええ」となってしまうでしょう。そのくらいテンションの高いクラスでした。
わたし自身、このクラスに参加したことを、最初の10分くらいはものすごく後悔していました。
なんだ、これは…
この、人と人との距離の近さは何なのだ…
初参加のわたしに対しても、余すことなく向けられる太陽のような笑顔…
※ほんとにこんなふうに背中を合わせる場面がありました
酸素が足りなくなるくらい思い切り踊りきって、全力疾走したあとのあの苦しさを曲と曲の合間で体感しながらも、心臓が苦しげにポンプする感じさえ気持ちがいい。テンションが上がったら、叫べばいい。誰もそれを否定しない。誰かが叫んだら、一緒に叫べばいい。それは共鳴してさらなる叫びの引き金をひく。ダンスは常に動きながら。参加者の誰かに絡みに、大きくステップを踏んで近づいていく。
ビートに合わせて周りの人と絡むZUMBAは、今まで体験したことのない世界でした。
けっこう楽しかったけど、いろいろ大変そうなので、いつも通り絡みのないクラスに参加しています。
それじゃあ、また明日!
★今日の過去記事★
ZUMBAにハマり始めたころの記事。
ふだんは接客業のことを書いています(たまにな)
起業のことなど、まじめなブログです。