こんにちは、かんどーです。
カンボジア、シェムリアップに来ています。
※女性の一人旅のため、更新を数日後ろにずらしています。
シェムリアップと言えば、何と言ってもアンコールワットです! 遺跡の街。この街はすぐ近くに超有名な遺跡があって、世界中から観光客が押し寄せます。アンコールワット以外にもたくさんの遺跡があり、ひとつひとつの遺跡に物語があります。また、訪れる季節によって違う顔を見せてくれるといいます。
わたしはまだ遺跡を見ていませんが、早くもこの街の持つ強さに心がうずうずとしてきます。なんというか、この街にいると心が充電されているような気持ちになるのです。なんだろう? 特別な場所であることがひしひしと感じられる。
一晩眠って起きたときの力の満ち方がすごかった。
タイも面白いけど、カンボジアもハマりそう。
★★★
ホテルの朝ごはん! 昨夜はぐっすり眠れたので、朝からお腹がすいています。たっぷり食べよう♪ ビュッフェで好きな料理を好きなだけ取れます。卵は目の前で焼いてくれます。油たっぷりで揚げるように焼き上げる目玉焼き大好き。
コーヒーがとっても濃い! 10年くらい前に行ったインドネシアの料理、コーヒーに近い感じ。カンボジア、いい。
フルーツなどもありました!
さて、このホテルでは送迎を頼んでいたのに来なかったり、部屋が暗かったりしたので、今日は部屋を変えてもらうことになっていました。
フロントへ行き、「今日は部屋を変えてくれるんですよね?」と確認をしたら「今日は満室だ。明日部屋を変える」と言われました。。
「昨日約束をしましたよね!? 空港に迎えが来ていなくて6ドルを返してくれるという話をして、それができないので、次のホテルまで送迎して部屋を変えるって言いましたよね!?」
と詰め寄り、やっと「OK、午後には用意しておくよ」と言ってもらえました。。もう、どんだけーwww(そろそろどうでもよくなってきた)
そうそう、今回のわたしの旅の目的は、アンコールワットマラソンに参加することです! 21キロのハーフマラソン。遺跡の中を駆け抜ける、夢のようなマラソン大会です!
わたしは大会ホームページから、9月に申し込みをしました。9月までに申し込むと参加費が少し安いんです(笑)
マラソン大会は3日後ですが、今日はヒマなので、受付を済ませてしまうことにしました。ゼッケンや参加賞のTシャツを受け取りに行きます!
大会のエキスポ(事前受付などを行っている場所)会場は、わたしのホテルから歩いて5分。朝食後すぐに向かいました。街はすでにマラソン大会の雰囲気が出ています!
エキスポ会場。
大会3日前だからか、ツアーの添乗員さんたちが受付に多く集まっていました。一人の添乗員さんが、10人以上の参加者の受付を代行して行っていました。
日本語で対応してくれる案内の方もいたので、まったく困りませんでした! ゼッケン受け取りは英語でしたが、紙を見せるだけなので問題なし! 5分くらいで完了~♪ 海外マラソン一人参加も結構慣れてきた。
英語で話さなきゃならない場面があっても、
「ハーフマラッソーン?」
「イエス!」
「ユアナンバー?」
「ディスワン!」
くらいですヨ。英語圏の人だけじゃないってみんなわかってますから、とても簡単に話してくれます。英語圏じゃない人の話す英語って、聞き取りやすいから大丈夫ですよ!
これで今日の「やるべきこと」は終了。あとはふらふらと観光。
エキスポ会場のすぐ近くに、国立博物館があったので立ち寄りました。ここは下調べしてありましたが、入場は10ドルくらいかかりますが、かなり内容の濃い展示があったはず。
中は撮影禁止でした。入口で日本語の音声ガイドを借りて、それを聞きながら博物館の中をずっと歩いていきます。(ちなみに音声ガイドの端末はiPod touchでした)
軽く見るつもりが、約2時間かけてみっちり遺跡のお勉強タイムとなりました…w7世紀から13世紀頃まで、時系列で遺跡に込められた意味が語られます。
遺跡に彫られた人物が誰なのか、亀や蛇、魚の遺跡はどういう意味なのかをざっくりと理解します。実際に遺跡を見る前にここへ行っておくのはかなり良いです! 実際の遺跡の一部が展示されているので、迫力もあるし、ゆっくり自分のペースで遺跡の意味を学べます。
頭が疲れたので、観光をはさみます。
ここから20分くらい歩いて、アンコールキャンディーと、アンコールクッキーのお店を訪問。どちらも日本人がやっているそうで、日本語で歓迎されます。(知らなかった)
アンコールキャンディーのお店。
飴細工。
写真撮ってないけど、アンコールクッキーのお店も行きました。試食をたくさんして、おみやげを少し買いました! アンコールクッキーは、安心して渡せるお土産。ふつーに美味しかったw
昨夜は街歩きをしたけれど、今日はわりと閑散とした道を歩いていきます。たぶんふつうは歩いて回らないと思う。。アンコールキャンディも、アンコールクッキーも、ツアーで大型バスが停まっていたから、効率よくバスで回るのだと思う。。
でもいいんです。マラソン大会に向けて、たくさん歩いて準備運動です! アンコールワットはこちら、という案内板。
ほこりっぽい町。
お店からアルファベット表記が消え、クメール文字だけになった。この瞬間が結構好き。ここは観光地であって、観光地ではない。
ここから閲覧注意。
地元の人は寺院としてお参りする場所だけど、ここはキリングフィールドと呼ばれる場所。
ポル・ポト政権下において、知識人だと思われるカンボジア人が大量虐殺されました。その方々に対する慰霊の場所です。今でも、とても悲しい場所。
首都プノンペンのキリングフィールドがいちばん規模が大きく、歴史的にも残虐な殺し方をされており、今でも血の跡が残っていたり、牢獄を歩くことができます。
ここシェムリアップにも、キリングフィールドがあるということは知っていました。しかし、地図も見ずに、ただ歩いていてたどりつけました…呼ばれたのかな。
ぱっと見、広い寺院。
しかし、ここには悲しいものが今でも見える場所に置いてあります。
虐殺された人たちの骨です。
少し遠めに撮った写真ですが、嫌な人はブラウザバックお願いします。
ここでは、骸骨が四方を向いています。ぐるり一周しながら、ひとつひとつの魂に祈りをこめるように、ただ手を合わせました。
寄付を入れる箱があるので、少額ながら入れさせていただきました。
前情報がない人でも、歴史がわかるように説明書きの看板が立てられています。英語ですが理解しやすいように書かれていますから、前情報なしの方は読んでから祈りましょう。
プノンペンのキリングフィールドも、いつか行くことになると思います。
悲しい気持ちでここを出たら。
目の前にふしぎな屋台が出ていました。ジュワジュワと音をたてて、何か揚げているようです。これ、なんだろ? ちくわ?
む…揚げパンみたいなのもある。この餃子の形したやつを買ってみたい! お兄さんに声をかけて、揚げるとこ見てていいですか? とお願いしてみました。いいよ、とうなずいてくれたので、しばらく見学。
何か手元でつぶしてます。
ちょっとわかりづらいですが、バナナです。バナナを、平べったーくつぶしているのです。それを天ぷらみたいに衣にまぶして、油の中へ入れていきます。衣の花が開いて、じゅわーっとバナナの天ぷらができあがっていきました!
現地の言葉で「いくらですか?」と聞いてみると、1000リエル、と返ってきました。1000リエルは1ドルの4分の1。観光客価格にしても安い…!
お兄さんの「キリッ」いただきました!
クメール語は、あいさつと数字しかわかりません。。ここからは指さし。
バナナの天ぷらと、半月状の揚げ餃子みたいなやつを買いました! 2000リエル札を渡して、天ぷらをもらいます。
近くのベンチで食べます。バナナの天ぷら。
ザクッ!
控え目に言って、美味しーーー!!!
次に、揚げ餃子みたいなやつ。
パリッ!
まんま春巻き! ちょっとピリ辛な揚げパンって感じ! パリパリ、もちもち、具の味キュー!!
こっちも、控え目に言って…美味しーーーーーー!!!
どちらも揚げてから時間がたっていないので、ほんのり暖かくて衣がザックザク。50円でものすごい幸せになりました。
目つきのわるいネコ。
この時点で午後14時くらいになっていたので、ここからトゥクトゥクで一気にホテルに戻ります。歩いたら40~50分かかった道のりも、乗り物つかうと一瞬です! 歩いてきた道をいとおしい景色として愛でながら、ホテルへと戻りました。
ホテルに戻ったら、約束通りお部屋を変えてくれました!
陽の光が入る、窓のあるお部屋に移動ー!!!
このテーブル、イイ…!
ってかこの部屋ならまた泊まりたい…!!
すごくイイ…!! 何泊でもここで過ごしたい…!!
部屋でゆっくり、買ったものや受け取ったものを開けていきます。
マラソン大会キット。ゼッケンのほかにコースマップや荷物預け札に、記念品がいくつか。こういうのがタダでもらえて、走り終わった後に軽食も出たりします。大会によっては無料マッサージもあります!(タイのプーケットマラソンはマッサージ付きでした!)
マラソン大会って実はかなり楽しいエンターテイメントです。わたしはエキスポも、可能なら前夜祭も、走り終わった後のお祭り騒ぎの会場も楽しむ!
マラソン大会キット。
今年のTシャツ! 当日はこれを着て走ろうと思います! タンクトップっぽくて、速乾性の高い生地。事前の申し込みの段階でSサイズを注文していましたが、大正解! 日本人の標準体型の女性なら、Sサイズがちょうどいい。
Mだとかなりダボっとすると思う。
アンコールキャンディーで買った飴と、ヤシ砂糖。
ヤシ砂糖は、黒糖みたいですごくおいしかったので、あとで市場で大量買いしようと心に決めましたw
アンコールクッキー(10枚入り)と、甘くないバナナチップス。この、甘くないバナナチップスが個人的に大ヒット! これも見つけたらいっぱい買いたい!
試供品でいただいたお菓子やヤシ砂糖を食べて、元気回復。
ホテルのフロントへ行き、電話を借りました。明日、遺跡をめぐるツアーに参加したかったので、ツアー会社へ電話をしました。無事に予約がとれ、明日は朝から夕方まで遺跡めぐりの予定となりました。
無事に翌日の予定が決まったので、しばしお昼寝。。
★★★
夕方、目を覚まし、夕食に出かけます。この日は身ぎれいにしていきました。この日の夕食は、昨日のうちに予約していた、特別なディナーだったのです♪ たいていのレストランは、ホテルのフロントに言えば予約取ってくれます。席の希望があれば、きちんと言ったほうがいいです。
向かったのはホテル徒歩3分のこちら。
アプサラダンスを見ながら、ビュッフェが食べられるレストラン。
クーレン!!
アプサラダンスショーは19時半から。
わたしは19時に席を取っておいてもらい、早めに食事をすませ、ショーの間はショーに集中することに。
食事はビュッフェなので好きなだけ食べられるのですが、とにかく混みます。料理を取るのにめちゃくちゃ並ぶ時間帯もあるので、うまく見極めて、屋台でその場で作ってくれる麺を取ったり、すいてるタイミングで料理を取ったりしないと食べ損ねます。
オードブルのコーナーは、戦場すぎて写真なし。。
デザートのコーナー。
フルーツのコーナー。
これは…何だったんだろ?
食べとけばよかったなー。。
わたしはオードブルの列に並んで好きな料理を取り(肉中心)、屋台でできたての麺をもらって席に着きました。
これにアンコールビールの小をひとついただいて、お食事タイム♪
一人なんて寂しいんじゃないかと思ったけど、隣の席が近いので、着席する際に両隣の方へ、ハロー、と軽く挨拶しておけば大丈夫。笑って返してくれるし、軽い話もしやすい。
ダンス楽しみですね、手の動きがとても美しいと聞いたので楽しみです、などと旅先らしい会話をしているうちに、幕開け。
まずは漁師の踊り。男女同人数で、動きを合わせて互いの楽器をぶつけあって音を鳴らしたり、元気のいい踊り。カッチ、カッチと時折打ち合わされる楽器の音が音楽にアクセントを与えて、独特のリズムに巻き込まれていく。
続いて、早くも女性のソロアプサラダンス。
足を後ろに蹴り上げる独特のポーズや、片足で立つ難度の高いポーズをバシバシ決めていきます。すごく体力使いそうな踊りです!
アプサラダンスって、とても神聖。ゆっくりと動くんだけど、手足の指先まで神経がゆきわたった、本当に優雅な踊りです。
若いうちだと退屈するかもしれないけど、わたしも歳を取ったんかな。ものすごい楽しめた。素晴らしいショーだと思う。
フィナーレは、女性ダンサーが優雅に集い、美しく終わります!
ここ「クーレン」はアプサラダンスを見ながら食事できる場所としてすごく有名。ショーは約1時間ですが、このショーとブッフェ形式の食事がついて12ドル。ドリンクは別料金ですが、そんなに高くないので、1人15ドルあれば十分。食事付きなら納得のお値段です。
大満足でホテルへ戻りました。(ホテルはここから歩いてすぐ)
ショーが終わった時間は20時半で、外が暗かったけど、とても近かったのでダッシュして戻りました。この日はこれでお部屋に戻って寝ました。
いよいよ明日、アンコールワット遺跡を見に行きます!
それじゃあ、また明日!
★今日の過去記事★