こんにちは。
たまには写真展も見に行く、かんどーです。
今まさに銀座で開催されている「ロバート・メイプルソープ展」に行ってきました。
2017年3月14日から4月9日までの開催で、場所は銀座の「シャネル・ネクサス・ホール」です。うまく言えませんが、銀座のど真ん中です。シャネルの路面店の4階に展示室があって、そこで開催されています。
入場無料。
わたしにしてはめずらしいお出かけ記事なんですが、実はロバート・メイプルソープの写真には思い出があるんです。
おととし、フィンランドへ一人旅をしたとき、美術館でメイプルソープ展をやっていたんです。その写真の前衛的すぎる(男性器や男女のヌードを思いっきり写してます!)表現方法や、写真から立ち上る気迫に完全にノックアウトされました。
その時の記事はこちら。
官能の世界と芸術はどこかで通じるドアがあるんですが、メイプルソープの写真はそのドアをするりと開けています。美しい花の写真のとなりに男性器の写真があって違和感ないんだから、もう、あんぐりと口を開けてその世界に没頭するしかない。
場内は撮影禁止だったので、パンフレットの写真だけ載せます。
会場のちゃんとしたライティングでこの写真見てほしい……
パンフレットには、この二枚の写真が載せられていますが、会場には男性器の写真もちゃんとありました! あれも芸術作品なんです。ギャランドゥの写し方に愛を感じた。
メイプルソープはもうこの世にはいません。生きていれば70歳ですが、42歳で亡くなりました。死因はエイズです。
彼は女性との親交もありましたが、ゲイであったそうです。写真を見れば、男性の裸体も女性の裸体も愛おしく思って撮られているのが感じられると思います。
「メイプルソープ事件」で検索するとわかりますが、彼の写真集が空港で「わいせつ」と判断され、没収される事件が過去に起こっています。
そんな前衛的かつ鋭利な写真展。
この週末、銀座へ行かれるかたはぜひ、シャネルのお店をたずねてみてください。写真展だけ見に来る人もたくさんいるので、気後れせず入って大丈夫です。シャネルのお店はエレベーターのボタンが前衛的だった……写真は押したあとだけど、どこ押すのかしばし迷ったよ……
静謐な入り口。館内撮影禁止。
ゆっくり写真展を見るのも良いものです。
久しぶりのお出かけ記事でした!
それじゃあ、また明日★
★今日の過去記事★
わたしがメイプルソープを知ったのはフィンランド、ヘルシンキ。たまたま訪れた美術館で特集していた。行って良かった。
ヘルシンキも良いけど、トゥルクという町、そしてナーンタリという小さな町がまた楽しかった!!
ムーミンが好きなので、世界で三部屋だけのムーミンルームに宿泊してきました! 2015年で一番の贅沢w