接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

☆大企業を辞める人がうらやましい☆

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こんにちは。大企業で働いてみたかった、かんどーです。


某ブロガーさんが仕事を辞めるかどうか悩んでいることを記事にしています。記事を目にした方も多いのではないでしょうか。


そのブロガーさんの勤め先は、車関連の企業のようです。場所から考えるにト〇タ関係でしょう。わたしはその「辞めたい」エントリを見て思いました。「辞めたらその席ゆずってほしい」と。

 

※人生は椅子取りゲームです

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わたしは大学を出ていません。夜間短大を出ました。夜間なので、昼間は仕事をすることになります。高校を卒業する際に軽く「就活」をしました。そのとき求人が来ていたのは、お弁当の工場とパン工場、そのほかにいくつかありました。わたしはパン工場を受けて、仕事につきました。月給は11万円でした。


短大を卒業するときも軽く「就活」をしたのですが、初任給がどうがんばっても20万いかず、これでは一人暮らしが維持できないと思い、昼間のバイトと水商売のかけもちを選びました。フロムエーとかそういう雑誌で探しました。


結果としてわたしは自分の中にある「人嫌いなのに病的に営業はする」「人嫌いだが接客業を割り切ってできる」という小さな金脈を引き当て、営業と接客で生計を立てることになります。


しかし、かけもち無しで生活を安定させるまでに、約15年かかっています。


表題の「大企業を辞める」ブロガーさんは、きっと手取り20万以上はもらっていると思います。さらに、会社が自分を育ててくれる土壌もあるという。バイトをクビになり続けるわたしとは人格が違う……と言ってしまえばそれまでですが、わたしもあきらめずに育ててくれる人の中に入りたかったです。

 

じゃあ勉強して大学受験しておけよ、やらなかったお前が悪いだろと言われたらそれまでなのですが、勉強をするかしないかって、教育によるところが大きいと思っています。


「女の子には勉強いらないでしょ」


と言われてのびのびと育ったわたし、どこか伸びやかな感性は自分で気に入ってもいますが、小学生のころから勉強しろと言ってゲーム機を取り上げてくれていたら……中学の期末テストとかそういうのがとても大事なものだと泣くまで教えてくれていたら……良い大学に入っておけば人生の選択肢が広がるのだ、そう教えてくれていたら……という思いが今でもあります。

今でもあるから、こんな年齢になってわざわざ語学留学に行ったりしています。自分が勉強をした、と自分に言い聞かせないと叫びだしそうなのです。



……大企業を辞める人がうらやましい。


一度席を手に入れて、辞める際に悩むほど恵まれた人間関係の中に入れて、性格も良くて愛される。そのすべてがうらやましいのです。


今からでも素直になるから、わたし、車大好きだから、その空席にわたしを入れてほしい。70歳まで働けるから、あと32年働けます。車に関わる仕事で、自分は技術部門の仕事ができなくとも、最前線で新しい車を作る世界に身を置いてみたい。

休日に他社の車を試乗しに行くのなんて全然苦じゃない。いろんな車のエンジン音を聞いて、この車乗り心地がいいな、とかシートの素材とか、知らなかったパーツのこととかを覚えることも楽しい。



「ぶっちゃけ車好きじゃねーし」


というのは、本音なのだと思います。仕事とは適度な距離があったほうがうまくいくので、たぶんそれも含めて今の仕事で成果を出せているのだと思います。(新人で変に車愛にまみれていても、かえってうまくいかないかもしれません)


大企業って、どういう感じなんだろう。閉塞感とかあるのかな。胸にカードを下げて、それで入り口を「ピッ」て開けて入るイメージなんだけど、あのカードを仕事が終わった後もぶら下げている人が好きです。





……とここまでダラダラ書いてきましたが、いろいろ考えるとわたしには自分の会社が一番合っているような気がしますw ただ、大企業で働いた経験を持って起業していたら、今よりもっと良い状態で会社を運営できていたかも……と思うのは本音です。車の会社で働きたいのも本音w 


書いていて思い出したのですが、うちの専務はいつ会ってもウチの会社の名刺を透明な「ID入れ」みたいなのに入れて胸から下げて歩いています。ウチの会社の名前がみんなに見えるようにして歩いています。


何気ないことですが、こんなことが結構嬉しかったりします。


ヒトデさんも、今の会社でいろいろな思い出があると思います。そういうあったかい人たちが、やめづらくなる理由なのかなとも思います。組織の中にいるときの連帯感、みたいなものってきっとあるんじゃないかな。ウチも小さいけど会社だからなんとなくそこはわかる。


いろいろ考える人がいて、いろんな経験があって、最終的に人は死ぬだけ。たった一度の短い短い人生。


誰かのために燃え尽きて死にたいと思ったことが何度もあります。同じくらいの熱量でベンチャーで働いていたこともあります。今はその熱量が分散していて、すべてに脱力系です。もう一度熱量を集中させて新規事業とか立ち上げてもいいのですが、いかんせん自分に自信が無くなってます。


ネガティブな方へ気持ちを引っ張ると気持ちがよくて、その反動でバネのように勉強をしたり、ものを書いたりしています。最近そのバネも弾力を失い、いよいよ終わったかと思うこともしばしば。

世の中は乱れきっていて、まじめにやっているのがばかばかしくなることもしばしば。



それでも明日はやってくる。


人をうらやましいと思う気持ちも、さっさとバネにして今の自分を支えてくれるものたちに返していかなくちゃ、と思うのでした。


追記
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★今日の過去記事★

最近ネガティブなわたし。

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なんかやばくなってる記事。

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いろいろ終わってる記事。

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