接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

最悪な気分だけど、ひとりじゃないって思えたこと

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実は昨日から今日にかけて、気分はサイアクに落ち込んでた。今日は仕事だったから、仕事中はニコニコ接客してたし、一緒に仕事してた人はわたしの気分がサイアクだなんて気づかなかったと思う。わたし自身、仕事中は自分の気分なんて気にしてられないから、うまいこと忘れて楽しく仕事してた。


だけど、仕事が終わったらやっぱダメで。

現場離れて一人になって、ちょっと本音でやり取りした人とのメール読み返して「なんてひどいこと書いてるんだろう」って落ち込んで。「今までのメール全部消して!」ってお願いして。



わたし、高い飲食店に行くのが好きじゃないみたい。美味しいものは好きだよ。だけど、それなりに高いお店だとサービスにも期待をしてしまう。


昨日はそれが見事に裏切られた。夫と一緒に行ったお店だったんだけど、本当に見事に裏切られた。高級店を名乗っているくせに、サービスというかオペレーションがサイアク過ぎて噴き出して笑うレベルでひどかった。


わたしならこうサービスするのに、この値段でこのサービス? この人の頭の中どうなってんの? っていうかこの店のマネージャーや経営陣はこれでいいと思ってんの? と頭の中に次々に嫌な感情が湧いてきて……止まらなくなってしまった。



わたしは接客業を生業にしているので、自分の仕事に多少なりともプライドを持っているらしい。だからプライベートでは本当に安くて「あいよ!」ってな感じのお店の方がくつろげるし、過度な期待が無い分、そんなに美味しくなかったり親切じゃなくてもがっかりしなくて済む。


だけど夫は質の良い食べ物が好きだから、ときどき食べに行く。そしてこうして、イライラして帰ってくることになる。



このサイアクな気分がぜんぜん抜けなくて、もう嫌だ嫌だと思っていたら、あるブロガーさんがわたしの比じゃないくらい苦しんでいたという記事がアップされていた。苦しみを比べるなんてナンセンスだけど、その記事を読んで、少なくとも「一人じゃない」という変な気持ちが胸にわいた。


わたしを助けてくれる人はきっといない。


いつも自分で自分の這い上がるルートを探して勝手に這い上がってきた。今回もきっといろんな嫌なことと自分なりに折り合いをつけてやっていくと思う。


わたしが激安ホテルに泊まるのが好きなのは、たぶんそういう理由もあるんだと思う。一泊5千円以下のホテルに泊まってて、たまにめちゃくちゃ親切にされることがある。その親切はプライスレスで、わたしは心から嬉しくなる。


「もっといいとこ泊まれ」


ってよく言われるんだけど、嫌だ。期待を裏切って、サイアクなサービスをされたとき、わたしは死にたくなってしまうから。良いところに泊まりたい人は泊まればいいと思う。わたしは一生安宿とドミトリーでいい。本当に危険なのは、むしろ中級ホテルで無防備にしてることだと思う。


駄文おわり。