ビッチはお嫌いですか?
病気にさえ気を付けていれば、いくつになっても恋をするのは良いものです。ふつうの人はなかなかこれを公開できないと思うので、わたしがします。
既婚者が恋を語っちゃだめなんて、誰が決めたの? 法律も広告も、都合の良いように人心を操って、売りたいモノを売って、その時代の人を踊らせているだけ。
どうせ踊るなら自分の心で踊ろうよ。
1.恋は体質を変える
わたしは恋をして、風邪をひきやすいとか、生理前にイライラするとか、そういうのが一気になくなったことがあります。嘘のように免疫力が上がったのです。遺伝子保存とかホルモンとか難しいことは専門家に任せますが、恋をすると元気になる、これは事実です。
また、満足のいく夜の営みをした後の眠りの深さ、あれは回復力満点です。ふだんより短い時間しか眠っていなくても、体の根幹からエネルギーが満ち満ちてきます。不眠症気味の方も、よく眠れるようになるでしょう。(投薬が必要なほどの不眠症の方は、ふだん通り薬を飲んだ方が良いと思います)
2.恋をしていると別の恋が舞い込んでくる
お前何言ってんだと思われるかもしれませんが、これはガチです。
ふだんわたしはまったくモテませんが、恋をしている時期だけは、何か特別な分泌物でも出ているのかと思われるくらい、何か出てました。それまで友達だと思っていた異性から突然好意を持たれたり、街中で知らない人から声をかけられ、連絡先を聞かれたりしました。世界がひっくり返ったような感覚に、めまいがしたのを強く覚えています。
当時、鏡を見ると、自分が妖艶な空気を出していることに驚きました。どこかで魔物と目が合ったのでしょうか…
3.恋をすると強くなる
恋ってガチンコの相撲みたいなもので、嘘やごまかしは通じません。LINEスタンプをいくつ買ったって、中身のない会話しかできない人はそこまでなんです。(でもノリとしてLINEスタンプで会話できるスキルは必要です、これは別で記事にします)
それまで歩んできた自分の人生を、恋している相手に話します。恋している相手が歩んできた人生を、自分の五感で受け止めます。大事な話をしているときは、とってつけたような「すごいですね!」「わあ~」なんて効果ゼロです。そういう返しをされたら「お前話聞いてんの? ってか理解できてる?」って思います。相手もそうでしょう。
同じレベルで話ができないと成立しえない会話というものがあります。無理して背伸びする必要はありませんが、相手が求めているものを自分が持っていない場合、その恋は成就しづらいものとなります。
ごくまれに、何一つ重ならず、何一つ共通言語を持たなくても恋に落ちることがありますが、かなりのレアケース。そんな恋もいつかしてみたいものですが。
とにかく、恋は裸の自分が試されるリングのような側面を持っています。恋のリングに上がったら、そう簡単にギブアップなんて許されない。これはかなり精神の鍛練となります。手抜きができないんですよ。
だから恋をしていると、ふだん自分のしているルーティンな仕事を、一段低い場所に置くことが可能になります。仕事はある程度慣れていれば、冷静に対処したり、早く終わらせたりすることができますよね。そして、仕事の仮面をつけてやりきってしまうことができます。これは恋のリングに上がるよりはるかにイージーなことです。だから、恋をしているときは、ルーティンな仕事に対してとてもスムーズにこなせるようになると思います。
ルーティンでなく、本気で仕掛けていく仕事は、恋と同じくリングに上がります。その場合も、恋のリングに上がったときの高揚感や「やってやる」というスイッチがすぐに入るので、対戦相手より早くジャブを打てます。自分との闘いにおいても、恋のリングでボロボロになっても立ち上がっていけたことを想うと「まだまだやってやる!」としぶとくなれます。恋は人を強くするのです。
おまけ:恋をすると実技が磨かれる
恋愛指南書を読んでも、夜の手ほどきが書いてある教材を買っても覚えられない実技があります。それは、自分の欲望と相手の欲望を溶け合わせてしまうこと。
「彼のここを舐めるときは舌をたっぷり出して舐めましょう。そしてときどき上目遣いで彼の目を見ましょう」
こんなこと、本当に好きな相手だったら当然するんですよ。自分の舌のなるべく多くの場所で彼の味を確かめたいでしょう。そして、自分が舐めたことによって彼がどんな反応、どんな顔をしているか気になるでしょう。
本当に好きになってしまうと、相手との境界線を見失うほどに溶け合いたくなります。目が離せなくなるし、一度くっついたら唇もなかなか離れない。指先は彼の細部まで探ろうとします。それは大抵の場合、相手にとっても気持ちが良いことです。それが「好きな人とするのは特別」という概念に結びつくのです。
まとめ
まとまりません。恋をしてください。変化を楽しんでください。人生を楽しんでください。
当ブログは不定期更新です。
それでは、またいつか。