こんにちは。セブ移住生活三日目の、かんどーです。
ぶっちゃけ、体が鉛のように重いですw もう毎日、一日一日が長いwww あとで考えたら「あっという間だったなあ」とか思ったり、「いろんな経験ができたけど、失ったものもあったなあ」とか思うんだろうけど、止められなかったんだからもう前に進むしかない。
セブでの生活は、いわゆる「気分転換に海に行く」というイメージとは遠くかけ離れて、排気ガスにゲホゲホ言いながら、買い出ししたり時間通りに進まない手続きを進めたりしています。
わたしはもうなんというか、そういう「時間概念」から違う場所に身を置くことも目的の一つであったので、実はそこに対するストレスはあまりないんですよね。ネタとして「フィリピンタイム遅いw もう2時間待ってる」とかは書いたり言ったりしますけど。
実際は隣り合った人と世間話してたり、常に誰かに話しかけられてたり、その時間が苦痛だとはあまり思わないです。ただ、地味にボディブローのように疲労がたまっていくのは感じています。。
もうね、朝起きると体が鉛のように重いんですよ。
半分は実際に生活が変わったことによる身体的負荷。あとは自分で自分にかけているプレッシャーですね。ここまできて1週間で撤退とかしたくないですから。勇気ある撤退というのは、ある程度そのことをやりつくして方向転換することであって、つまづいてすぐ逃げることとは違うと思ってます。(仕事のことになるとこのあたりの線引きは厳しくしています)
……前説が長くなりましたが。
精神論はここまでにして、セブでわたしが住み始めたお部屋を紹介します。家賃は月額6500ペソ(約13000円)光熱費は別ですが、エアコンのないお部屋なので、おそらく7500ペソ(約15000円)で部屋と光熱費はおさまるかと思います。ネットは30日1000ペソのSIMカードをテザリングして使っていますが、今のところ速度制限もないし、毎日ブログも更新できています。
たぶん、仕事して質素に生活するだけなら、月5万円で充分暮らせると思います。
お部屋の写真を貼っていきますね。
お部屋の突き当たりには、扇風機と冷蔵庫を設置。模様替えは随時する予定。その際電源コードの位置でかなりいろいろ制限されるので、お休みが取れたら延長コードなどを買ってこようと思います。少しずつ、足ふきマットとかも買いたい。でもまあ、この無機質な生活感のない感じをキープするのもそれはそれで良いかなと。
冷蔵庫は5500ペソ。(約1万1千円)
これは屋台の仕事で使う材料の保管に使います。わたしのジュースも一日一本ずつ冷やしたりしてるけど、基本仕事で使うものしか入れてません。
扇風機は1350ペソって書いてあったんだけど、まとめて買ったら安くしたる! みたいな感じで結局1000ペソでした。(約2千円)
テーブルは元から部屋にあったのを「使う?」と聞かれたので「使う!」と言ってそのまま使わせてもらってます。
ベッドはこんな感じ。元々古いベッドがあったんだけど、それをカノイ君が白く塗り直してくれてました! めっちゃきれい! これならマットレス載せるだけで充分寝られそうです!
それで、試作の合間にちょちょっと抜けてマットレス買ってきました。お部屋全体は、こんな感じです。
机と椅子……は無いので、ベッドを机代わりにして、床に座ってPC作業しています。汗じみをつけたくないので、ベッドに横になるのはシャワーを浴びてからと決めています。必ずタオルの上に寝るようにしています。
水は1ガロンあるのですが、なんとこれ、50ペソ! しかもカノイ君が部屋まで運んでくれます! 重いお水を買って帰らなくて良いって幸せ。。南国なのでお水はかなり減ります。
お部屋ー。(いかがわしい個室マッサージの部屋みたいやなwww)
管理人のカノイ君。20代の方なのですが、鍵の受け渡しから小さな困りごとまで相談に乗ってくれるので、今のところ不自由がないです。英語もかなりわかってくれるので、外国人のわたしにとっては超ありがたい。
カノイ君が帰ったあとは、セキュリティガードの制服を着た人がずっと外にいてくれます。夜通し外をきちんと見張っててくれる。もちろん「だから100%安全!」というわけではないですが、帰宅した時に目が合って笑いあえる人がいるのといないのでは全然違います。仕事が屋台なので、帰宅は2時とかになりますから。
そうそう、トイレに便座がついていなくて、カノイ君に聞いたら「自分で買ってつけるんだよ」と言われたので、便座買ってきましたよ。。295ペソでした。(約600円)
がんばって自分でつけようとしたんだけど、結局うまくつかなくてカノイ君に来てもらった←どんだけ頼ってんだ
仕事の手続きと引っ越しをして、 夜は屋台村を見つつ、ここでごはんをいただきました。来週からわたしが使うブースはすでに空いていて、「ああ、ここでやるのか」と感慨深くなりました。まあ営業始まったらそんな余裕ないんだろうけど。
ここの屋台村は、セブシティのITパーク内にある「スグボ メルカド」という大型ナイトマーケットです。食べ物のクオリティがすごく高いので、期待して遊びに来て良いと思います。
この日のメニューは、レチョン(豚の丸焼きを切り分けたもの)と、ポークリブ(豚のあばら肉、骨付き)、そしてポークリブ屋台の方から試食でいただいた餃子です!(いつも親切にしていただいていて、超感謝です)
「なんだか、すごいことになっちゃったぞ」
井之頭五郎ならこう言いそうなすごいメニュー! この日は朝からバタバタしていて、セブンイレブンのアイスしか食べていなかったので、思いっきり食べようと思っていたのですが、一日一食にすると思うほど食べられないんですよね。。全部少しずついただいて大満足でしたが、量的にはそこまで食べられなかったです。年齢を感じるさびしい瞬間ですw
屋台村ってどんなものか、想像できないかもしれないので、写真でご紹介。入口からしてこんなににぎわってます! 客層は近隣で働くフィリピン人の方が7割くらい。あとは日本人留学生も多く訪れますし、観光客の方も来ます。
食べるスペースは、フードコート形式になっているのですが、ピーク時(18時~21時半くらい?)は席が空いていなくて座れませんww 17時オープンなので、早めに行くか、むしろ22時過ぎに行くのが座るコツかなと思います。
見事な満席!
みんな思い思いの食べ物を買って、テーブルに集まっておしゃべりしながら食べます。軽食を食べる人もいれば、しっかりご飯を食べる人もいます。軽食の人は歩きながら食べたりも。屋外型フードコートのような場所ですので、かなり自由なんですよね。
ちなみに、わたしがこれからお店をやる場所は、今こんな感じで空いています。
来週の今頃、自分がここに立っているとかマジで信じられないんですけど。わたしマジで英語もそこまでできないんですよ。セブの言葉(ビサヤ語)もあいさつくらいしか知らないし! そもそも飲食店経営なんて初めてだ! 一体どうしてこうなったのだろうか……。未だに自分でも、自分の行動がよくわからないです。
それでも、フードコートの一席に座って周りのフィリピン人の方々が思い思いのフードを食べているのを見たり、人気のある屋台で、調理しているところをじーっと見ているお客さんの表情を見ていると、「あ、やっぱりわたしこれやりたいわ」って思いました。
2018年3月22日オープンです! 屋台村は毎週木曜日~日曜日まで営業しており、屋台は17時~1時までやっています。
金曜、土曜は生ライブ演奏もあるし、司会者が「トリビア」といって、クイズみたいなのを出してくる参加型のイベントもあります! 早めにいってステージ近くの席を陣取って、ゆっくりごはん食べてても楽しいかもしれない!
そんな感じで、この日も長い一日が終わりました。
よく人は「夢をかなえる」とか言いますけど、あれよあれよとスターダムにのしあがっていく人はごく稀です。
わたしのように普通の人が「夢をかなえる」場合、その過程は驚くほどに泥くさいです。人間と人間が密に話をして、誰と一緒にやろうかを決め、情報を集め、集めながら発信もすることで情報を集めやすくして、そうして何が必要なのかわかったらすぐに動く。わからなくてもやってみる。失敗することなんて恐れてもしかたない。とにかく進む。やれるように動く。
実際「たこ焼き屋をやります」と決めた瞬間は、わたしたこ焼き焼いたことなかったですからね()
やると決めてから、たこ焼きのお店を経営している方々を紹介してもらい、なんとか修行までさせていただけた。そして焼けるようになって、レシピを考えて、材料を仕入れて、屋台村のオフィスで試食試験を受けて。契約をして。役所に営業許可証を取りに行って。お店で使う装飾品準備して。告知して。
もう全部、後手後手と言えばそれまでなんですが、そうするしかないんですよ。
なにせ、わからないんだから。
まだ、どうなるかほんとにわかりません!!
とりあえず土日も機材の調整と設営に必要な道具を仕入れるため、買い出しに行ってきます。屋台村も行ける限り毎日行って、戦略を立てていきたい。
そんなところです!
早く寝なきゃなのですが、なんだか目がさえてしまって結局こんな長文を書いてしまいました。。どなたかの心に届けばいいなと思います。
あ、早くも「食べにいきますよ!」と言ってくださった方々、ほんとにありがとうございます! めちゃくちゃ励みになります!
それじゃあ、また明日!