こんにちは、かんどーです。
今日は少々閑話休題。わたしのブログで一番読まれているキーワードをお伝えします。それは。
「接客 つらい」
このキーワードでの検索が一番多いのです。これが良いことかどうかわかりませんが、当ブログで一番アクセスの多い記事はこちらです。「接客 つらい」で1位になっている記事。
いまだに月1~2件のコメントがつきます。その多くは接客業についている方からの真摯なコメントです。ブログを書いていてよかったなと思う瞬間です。
次に、地味なのですがこの記事もよく読まれています。(「接客 つらい」で2位にある記事です)
そして、「接客 つらい」のキーワードで上記記事の下に表示されるのが、実はわたしが以前書いたコラム。
これ、命削って書いてたので、それなりに文章に魂が宿っています。
わたしね、最近思うんですよ。才能があるか無いか、それで食べていけるかを考えたら、才能が「ある」人なんてほんの一握りかもしれない。
でも、「刹那的でも、人に影響を与えること」。ここを目標にしたら、たいていの人がこれを成し遂げることができるんです。
わたしはプロのライターでもなければ物書きでもない。下手の横好きがただほかの表現方法がないからこうして書いているだけで、何者でもありません。だけど、自分がこれまでやってきた仕事について文章に熱を宿らせて書けば、ほんの少しでも人に届いたりする。
日本で「接客業のことを書かせるならこの人」というライター、コラムニスト、作家、たくさんいるのを知っています。みんな今日も執筆して、それで食べていると思います。対するわたしはそれで食べていくことはできない。どこかで体を動かして、汗をかいて、現場に立っていないと物事を動かせない人間です。だけど、そういう人間にしかひねり出せない言葉ってあるんです。
だからわたしは、今自分が置かれている環境を恥じることはないし、ああなりたいとか、自分もこうなりたいとか、そういうのもないんです。少し前まではあったんですが、今はマジでないです。
そもそも、「接客 つらい」で検索しなければならないほど追い詰められている人が、現役で接客もしていない人の上から目線な「接客がつらいときは自分に余裕がないのです。気分転換にスポーツを楽しんだり、おしゃれなカフェでぜいたくしちゃいましょう!」とか書いてある記事を読んで救われると思いますか?
絶対無理です。
わたしはそういうのがものすごくイヤで、現場に立っている自分が書かなければならない、と思ったんです。だから今、一時的だとしても「接客 つらい」で来訪してくれた方がわたしの記事を読んで「やっぱり、つらいものはつらいですよね」と自分で答えを見つけて、ある人は接客業をもう少しやってみると自分を鼓舞し、ある人はきっぱり見切りをつけて別の世界へ歩き出す。
そういう小さなきっかけになる記事を書けたことが何よりうれしいんです。
わたしは「接客」についてこだわりを持って書いているけど、きっとみんなそれぞれ書けることがあると思うんですよね。
だから、書き続ける。
ほかに理由などないし、理由はいらないと思いました。
ウインナーをご飯に乗せると、理由なく美味しいので写真ぶち込みました。
今日はここまで。
それじゃあ、また明日!