接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

わたしが睡眠薬を飲んでいた理由

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こんにちは、少し前まで睡眠薬をガッツリ飲んで寝ていました、かんどーです。

今はとある事情で飲んでいません。どうしても眠れない時用に、軽いお薬をお守り代わりに出してもらってはいます。


寝つきは格段に悪くなった。2時、3時、4時と時計の針が無情に時を刻んでいくことを知っているから、わたしは常に「夜中にやってもいい作業」を自分に用意するようになった。

最近だと文学フリマ用の本の原稿を書いていたな。その前は曲を書いていた。セブに来てからは一日の労働が結構な肉体労働であることが基本なので、実はセブにいるときの方が寝つきが若干いい。wi-fi環境があまりよくないこともあって、夜遅くまでスマホを見ていることも少ない。せいぜいiPadに落としてある音源を流しながら、重くないサイトを見たり、重くないアプリを使って友達と軽い話をするくらいだ。


さて、今日はわたしが睡眠薬を飲むようになった経緯をお話ししようと思う。


直接のきっかけは、アル中だった。「アルコールを大量に飲んで気を失わないと眠れない」という状況を見かねて、お酒よりマシだからと処方されたのが最初だった。飲みなれない睡眠薬の効果は絶大で、スコーンと眠りに落ちることができる睡眠薬をわたしは好きになった。夜の時間起きているからお酒なんて飲んでしまうのだ。だったら寝てしまえばいい。幸い、朝になってお酒を飲みたいとは思わなかったから。


アル中を治すための集会に参加しながら、就寝時間をキチッと決めて睡眠薬を飲んで眠る日が続いた。あるとき、もうお酒に依存していないと思ったから睡眠薬を飲むのをやめた。かわりに毎日10キロのランニングを始めた。体の疲れが半端じゃないのでやっぱりすぐ眠れた。



その後、とくにひどいアル中の症状が出ることもなく、摂食障害の症状も出なくなった。もう治ったと思った。


……しかし。


わたしには毎日の中で気に入らない時間があった。それは、眠りに落ちるまで待っている時間だ。わたしはせっかちなので、寝ようと決めた時間の5分後には眠っていないと嫌なのだ。ロボットがスイッチをオフにするみたいにオフにしてしまいたい。そして、極限まで疲れて、眠くて仕方ないのを我慢して帰ってくる苦しみは嫌いだったのである。

つまりわたしは「日中は元気に動いて、決まった時間になったらスコーンと眠る人」でありたかったのである。そんな人実はそんなにいない。それなりに寝付くまでの時間というのはかしるものだろうと思う。

せっかちもここまで来ると異常であるが、わたしは多動性注意欠陥の診断をもらっている。眠る前になにかしたくてゴソゴソ、バタバタするのは本人も疲れるのである。

 

それを話したら、睡眠薬が処方された。アル中を治すときとあまり変わらない処方だったので、そのまま飲んだ。


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その結果、それまで「寝付くまでにかかっていた時間」がゼロになり、一日を効率的に使えるようになった。

 

わたしはそれに満足してしまい、かなり最近まで「基本は薬を飲んで寝る」人になった。

 

朝起きると、体の疲れがキチッと取れている。眠気がもうない。起きて早く何かしたいと高鳴る。

 

薬を飲むのは不健康……と言われるが、わたしは「薬を飲んでいる時が1番健康」であったように思う。

 

長くなったが、今は薬をやめている。

 

寝つきはそれなりに悪く、1時間~3時間を寝付くためだけに消費している。

 

また、環境が許すようになったら、薬を飲みたい。あの落ちるような眠りの快楽は、思い出しただけでよだれが出るくらい気持ちがいいものなのであるw

 

また明日!