接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

「自分が必要とされていない」と感じることこそ「死にたくなる」要素だった

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こんにちは、かんどーです。

人生万事順風満帆、いつも楽しそうでエネルギッシュ。そんなわたしをイメージしている方がほとんどではないでしょうか。

でも、全然そんなことないのです。新しいことにチャレンジしていないと退屈すぎて死にそうになるから常に新しいことをしていなければ気が済まないし、生活が安定することなんてほとんどない。各所からの連絡が集中すると何か忘れて決定的なミスをする。いつも綱渡りみたいな人生です。


わたしは弱音ってあまり吐きません。言っても解決しないからです。どんな手を使ってでも目的を遂行させることこそがわたしのやり方なので、弱音を吐くより先に「どうやったらこの壁を崩せるか?」と考えます。

これまで、たいていの壁を「自分で壁を壊すこと」によって打開してきました。いつも困りごとばかりだけど、壁を壊してなんとかやりたいことを形にしていくスタイル。


しかし。


今年の春の風は、わたしに少しばかり冷たく吹いています。わたしだけいつまでも冬のコートを着ていないと寒くて死んでしまいそうな風が吹いてきました。


寒さの理由は、「誰もわたしを必要としていない」と感じさせられた出来事があったからです。(※音楽関係ではないです、仕事です)そしてその状況を打破するために自分が取った方法が本当に嫌な方法でした。そして、その嫌な方法でわたしは壁を打破しようとしています。

わたしの活動をブログや身近で知る人は「かんどーさんはいつも、思ったことを実現していくね」と言ってくれます。でも、その実はぜんぜんきれいじゃない。いつも無理やりねじこんで、ギリギリの言い方で取引を成立させて、自分を騙して、嘘をついて、それでなんとかやってきているだけなんです。


本当のわたしは実力なんてない。行動力だけで押し切れる年齢もそろそろ終わります。体力勝負の仕事になると若い人に勝てなくなってきてる。疲れるといい仕事が出来ない。すべてにおいての「終焉」を感じさせられることが増えています。


わたしは今、全力で自分を救わなければならないと思っています。

わたしが自分を救うためにするのは、他人を救うことです。ずっとそうやって、人をたすけているふりをして自分を救っていました。本当に情けないです。自分がイヤになります。自分が必要とされたいから、青年海外協力隊だって行ったし、自分の幼少期を救いたいから、子どもと接する仕事で発達障害の子どもの担当をさせてもらった。お金が足りなくなると水商売をしてとりあえずのリッチを装った。

30歳からは会社経営をしていることが強みだった。どんな人もわたしの会社に来たら幸せにできると信じてた。でも、そうならないことだって実はあった。わたしの力で誰かを救えたのか、今思い返すと何もできていないかもしれなかった。


そしてわたしは、今の日本で本当に必要とされていない事実を目の前に突き付けられた。


その時は本当に死を考えるほどにくやしかった。努力でどうにもならないことを言われても、わたしにはどうすることもできない。結局力技と裏技でなんとか「死ななくてもいいか」と思えるところまで持ってきた。


わたしはやっと人の気持ちがわかる人になったと思えた。


どこに住んでいたとしても、「自分が必要とされていない」と感じることこそが、人を死へと導くのだと思った。


わたしは導かれかけて、ギリギリのところで悪の選択をすることでわたし自身が死ぬことは踏みとどまれた。けれどわたしはもう、心のきれいな人が書くような言葉は書けないだろう。きれいじゃないから。嘘をついて人が幸せになるならいくらでも嘘をつくから。嘘が全部ばれても逃げられるように、ぎりぎりの嘘をつくから。


距離がどれだけ離れていてもいい。わたしを必要としてくれる人がこの地球上にいてほしい。わたしはもう、お金とか目先の注目とかもうなんにもいらない。ただ、わたしを必要としてほしい。


恋とか愛とかとは違うところでも、わたしは必要とされていないとやっていけない。そういう自分じゃないと生きて行かれない。次の決戦は金曜日、そう、今日なのだ。


今日もわたしは上手な嘘をつくのだろうか。


証拠の残らないギリギリの方法で。