こんにちは。変態の貫洞です。
今日は「夜の営み」のことを書こうと思います。書こうと思ったきっかけは、とあるビジネスホテルの朝食での出来事でした。
わたしは出張に行くと、ビジネスホテルに泊まります。基本朝はお腹がすかないので素泊まりでお願いするのですが、たまに「無料朝食」のサービスがあって、食べても食べなくてもこの値段! みたいなホテルがあるのです。そこに泊まったときだけは、まあせっかくだし、と朝食会場へ足を運ぶわけです。
その日もそういうホテルでした。さらに、周囲にそこしかホテルが無いため、通常のビジネスホテルよりちょっといい、シティホテルっぽい感じのホテルでした。朝の8時。朝食会場へ向かいます。わたしの出張は10時もしくは11時に出勤のため、朝はそんなに早くないのです。
土曜の朝8時の朝食タイム。ごはんとみそ汁、現地の名物料理をちょこっとずつ食べていると、隣のテーブルにカップルがやってきました。男性はふつうなのですが、女性がとても異質な、ちぐはぐな格好だったのです。
女性の服装はグレーのワンピース。背中のチャックを腰のあたりからぐっと上げて着るタイプの、体のラインが出るワンピース。それに少しヒールのある黒い靴。いわゆる「勝負服」。なのに顔は眉毛を描いただけのすっぴんに、少しハネた髪。
わたしのなかでむくむくと、いやらしい妄想がわきおこりました。
この男女は、今日必ずこうなるはずではなかったんじゃないかなと思ったんです。必ずこうなるカップル、つまり夫婦のような関係の場合、泊まるホテルにあわせて部屋着を持っていったり、あるいは外用の服であってももう少しリラックスしたものになるのです。やわらかいニットにデニムとかロングスカートをあわせたり、そんな感じになる。
つまり、このカップルは、昨夜初めての「夜の営み」をした可能性が高い、そう思ったんです。男性ががんばって押し切ったのかもしれない。そういう状態の場合、女性は化粧品は持っていっても、部屋着まで用意するのはおかしいから(こいつ泊まり予定してた? と思われるから)、あった方が便利なのはわかっていても、あえて持っていけないのである。くやしいのうw
ここからはわたしの思い出語りになるんだけど、初めての相手と肌を合わせた瞬間、相手の体温を感じた瞬間って、一生の宝物。
もちろん、抹消したいような「夜の営み」の思い出も中にはあるけれど、わたしが思い出す「相手との初めての夜の営み」はすべて、あたたかい。個人的に寒い時期に恋愛するのが好きっていう嗜好のせいもあるかもしれないけど。
ヒトデさんごめんなさい。わたしは夏より冬の方が燃えます。
デートを何回か重ねて、今日あたり来るかな、来るかな、って過ごしたドキドキの日々も最高にエキサイティングだし、その日のために手入れを欠かさない自分が可笑しい。鏡を見る回数が格段に増えて、いくつになったって気持ちの中にキラキラしたものがずっと混ざる。冬のキンと澄んだつめたい空気の中でも、心の中は燃えている。
デート中もずーーーっとドキドキしてて、手をつなぐだけで最高の笑顔になる。食べ物の味がわかんないくらい興奮してる。心拍数は常に高め。それで日が落ちて夜になって、あるときは導かれるように、あるときは「いい?」って確認されて、そういう場所へ行く。そしてあたたかな部屋に入り、キスを合図に互いを求めあい、服を一枚ずつ脱いでいって、やっと大好きな相手と裸になって抱き合える。
このあたたかさは、何物にも代えがたい宝物。
そのあとの手順がどんなんだって、相手との初めてのセックスであそこの潤いが足りないことはまず無い。あのね、初めての相手とアレをするときって、ふだん出ない液体が出るんですよ。※全員出るか確かめたわけではありません
えるしっているか? 初めての相手とするときだけ分泌される特別な液体が、女性にはある。相手との初めての行為で楽しいのは、相手にあそこの濡れ具合いを確認してもらうプロセスだ。特別な液体による局所的大洪水に、男は歓喜する。その後の行為も非常にスムーズ。特別な液体は、最高の夜への入り口。まあ実際そこが入り口なんだがな。
しかしこれがおなじ相手と何度も行為を重ねていくと、分泌されなくなるんだな…。相手からも当然指摘される。
「…濡れてなくない?」
ええ、濡れていないざんす。でもどうしようもないんざんすよ。初めての行為のときにたっぷり分泌されていた液体は、2回目、3回目と半減していくんざんす。そして5回目くらいにはすっかり乾いてしまうざんす。工夫しないとうまくいかないのは自然の摂理ざんす。わたしの意思で出したり出さなかったりしているわけではないざんすよ。濡れていないことをディスるより、ローションを用意した方が早いざんすよ。
ところでこの液体、名前無いんですかね? ずっと疑問でした。ご存知の方、いらっしゃいますか?
わたしは飽きっぽい性格なので、おなじ相手とのセックスは数回で飽きてしまいます。十回以上、行為をした恋人はいません。若い頃は、わたしは頭がおかしいんじゃないかと悩み続けていましたが、幸い年上の夫と出会えました。夫と、ゆったりと落ち着いた暮らしを営むことができているので、行為がどうこうではなく、しあわせな生活を送らせてもらっています。
みなさんは、いい「夜の営み」をしていますか?
相手との初めての「夜の営み」は宝物になります。大事にしたいですね!
それじゃあ、また明日!
☆今日の過去記事☆