短編小説
私は昔「ズルい」と言われたことがある。きっと一生忘れない、風俗店のお客様「森様」から言われた一言だ。「森様」はもちろん仮名だ。予約を取るときのコードネームのようなものらしい。本名を名乗る人はごく一握りで、ほとんどのお客様がコードネームを使…
今日は短編小説を更新します。 ツナはお魚 「こら! お魚もちゃんと食べなさい!」 夕餉の時刻、娘の真奈美がまた魚を食べない。もうすぐ小学校に行くのだから、好き嫌いは無くさなくてはならない。真奈美はピーマンもニンジンも嫌いだが、なんとか食べられ…
※短編小説です 月と女と発情期の猫 やけに月の明るい夜であった。女が男を思って月を見上げれば、男も女を思っているような、ご都合主義的なのんきさのある月であった。 月明かりの下、阿呆な女が歩いていた。あたりは静かな道であり、猫が発情の声をあげて…
こんにちは、かんどーです。 今日も短編小説の更新ですw もはや何のブログだかわからないですねw 短いので、お時間のある方はおつきあいいただければと思います。日本は近い将来、こうなるだろうと思いをめぐらせて書いたSF小説です。 先客万来 ミネギシ…
こんにちは、かんどーです。昨日、過去に書いた短編小説を一記事にまとめました。その流れで本日も短編小説を更新します。 ちょっとSFっぽいです。 では、どうぞ! 痛くも痒くもない その頃の世の中では、無痛分娩などとっくに超えて、痛くも痒くも大変でも…
こんにちは、かんどーです。 今日はブログ内のリスト作りをします。わたしのブログには短編小説がいくつかあるのですが、好き勝手に書いてしかもカテゴリー分けをしていないので、一度集めておこうと思った次第です。 2018年2月 www.kandosaori.com 2…