こんにちは、貫洞です。
今日は、生き方について少々考えることがあったので、短く書いておきます。
突然ですが、音楽や芸術作品を「強く欲する時」と「絶対に近づきたくない時」ってありませんか? わたしはあります。もう、今は何も聴きたくないし観たくないから仕事だけさせてくれ、という気持ちになることが。
その逆で、芸術作品や音楽や漫画、娯楽のすべてに時間を投じたいと思うこともあります。このギャップは何なのか、自分なりに考えてみました。
なんとなくですが、「好きな事を一生懸命にやっている人」の素直なまっすぐさは、人種も業種も超えて輝いているのですね。その光がまぶしいから、人はそれに魅かれたりするのだと思います。しかし、そのまぶしさは時に人に迷いを与えます。
「この仕事を選んで今頑張っているけれど、わたしは輝けているだろうか?」
そんな風に思ってしまうきっかけにもなってしまうんですね。
そりゃあ、テレビに出るような歌手の人や雑誌に載っているモデルさんや、いわゆるアーティストと呼ばれるような人の輝きは、みんながもっているわけではありません。凡人なりに自分の才覚を最大限伸ばして生きていくのが得策なわけです。そこに輝きを比較する必要などありません。
でも、やっぱり人間ですから輝きたいわけです。それで芸術作品や音楽を、自分から遠ざけたい気持ちになることって、やっぱりあると思うんです。
その逆で、スポーツは自分自身が動きますから、少なくとも身体的に研ぎ澄まされる感覚は確実に得られます。わたしがメインの「趣味」をスポーツにしている理由はそこかなと思いました。正直、音楽も絵画も大好きですが、今から演奏したり描いたりするのがものすごく怖いです。それしかやりたくなくなってしまいそうだからです。
たまたま一曲、ラジオで知っている曲が流れただけで、ここまで人間の深淵を考えてしまうのはわたしだけでしょうか。。。
そんなに音楽を怖がらなくていいと思うのですが、やっぱり怖いです。全てを捨てさせるだけの力がそこにあると思うからです。だから今日も無音。無音でクルマを走らせます。仕事に向かいます。深淵を見ないようにいつものように動きます。
…考えすぎってよく言われるんですよねぇ。
では、また!