こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。
ネガティブすみません!
もう東京無理です。
朝の通勤電車、まずなんでこんなに駅が混んでいるのでしょうか? 乗り換えの人が波を作っています。すごいです。
東京に大企業があるから朝の電車が混む、という理由は充分理解しています。わたしも若い頃は、わざわざ東京の働き口を探して働いていることもありました。浜松町で働いていたときは、ラッシュにもまれながらの通勤をしていたこともあります。
しかし、どうしたことでしょう。
乗れないのです。
朝の駅。地元の駅から少し離れた駅でお乗り換えする予定でした。しかし、混んでいる電車を一本、また一本と見送っているうちに、どんどん自分の心が駅のホームに流れ出してしまって、足元からサラサラと液体化して溶けてしまうような錯覚を覚えました。気づいたら腰が抜けて尻餅をついてしまいました。ホームに尻餅をついた感覚は、一瞬で周りから隔絶されていくのが感じ取れました。低い目線で向かい側のホームを見ると、ガラガラの電車があります。あっちに乗りたい。
結局、意味なく「あっち」に乗りました。社長のわたしが、役員会をサボるという暴挙です。そう、今日は会社の役員会の日でした。
しばらく東京に行かない生活だったので、なめてました。こんなに人が多いことがストレスになるということを、しばらく忘れていました。都心へ通勤する時は始発電車でガラガラの席に座り、会社近くのカフェで2時間過ごしてから出勤するという習慣も、忘れていました。そう、解決策はあるのです。始発で行けば済む話なのです。
始発出勤で前倒しに仕事を終わらせ、帰宅ラッシュの前、16時半の電車で帰路につけばいいのです。都心へ行くのが久しぶりすぎて、この自分の鉄則を忘れていました。甘かったです。
さらに言うと、前の日の深夜に会社に行って会社で寝ておけば役員会に出られました。工夫が足りなかったと反省しきりです。
ちなみにわたしが乗る予定だった電車の混み具合はこのくらいです。
そう、通勤時間帯でも、みっちりした満員電車ではないんです。しかも女性専用車両がある。結構いい環境なのです。
しかし、問題はここからだ。
うちの本社永田町なんですけど、駅の階段を上がって会社のあるビルに向かう。しかし駅の階段が混むわけです。駅の階段に向かって、改札からズラーーーっと人が並んでるんですよ。行列のできるラーメン屋みたいに。初めてその光景を見た時は「何に並んでるの?」という疑問しかありませんでした。やがて、その行列は「4番出口を出る階段をのぼるための行列」だと知り、愕然としました。
その行列を見た瞬間「わたしは始発で出勤しよう」と決めました。
始発で出勤して、皇居ランニングでもして、カフェでモーニング食べながらニュース見て、それから出勤する手もあります。その方が精神衛生上絶対に良いと判断しました。今日の、通勤時間帯に電車に乗る、というのはわたしが勝手に取った暴挙で自滅した……というだけの話なのです。
とりあえず、嘆いていても仕方がないので、自宅兼事務所で仕事がしやすいように整えました。次回から役員会はこの自宅兼事務所か、この近くの時間貸しの会議室(田舎だから安いのよ)を借りて行うことを了承してもらいます。
ほんとにびっくりしてます。乗れなくて。行けなくて。
でも、ここまで「人が多いところは嫌!」というのが拒否反応として体に出たのは初めてです。東京アレルギーかもしれません。
皇居ランとか好きですし、満員電車に乗らなきゃいいだけの話かもしれませんが、ここまで頑として職場にいけなかったことに、少々ショックです。
今日の時間(会社に行こうとした時間、戻る時間、その他諸々)がすごく無駄になったので、今後は始発で行くか泊まりこみ、もしくは事務所に行かなくて良い環境づくりをしようと思います。
本当に東京は消耗しますね。
いやーきつかったです。もうこんな思いしたくないです。
帰り道、マイルドヤンキーという言葉を思い出しました。
彼らのライフスタイルは、地元企業で働いて、休みの日は地元の仲間と過ごす。車社会で、仲間と過ごす時間を大切にし、半径5kmの生活圏で生活をする、というものです。
ちょっとまって。これって、理想じゃない?
前から思っていたけど、マイルドヤンキーって、幸せな人のことを指すんじゃないの? すごく素敵なライフスタイルじゃん! もっと幸せそうな、人もうらやむ呼称に変えたほうがいいよ。
以上、東京で消耗した人の脳内炸裂寸前ブログでした。
明日には元気になってると思います。はい。
それじゃあまた明日!