こんばんは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。
今でこそ、わたしはとても元気に暮らしていますが、ある時期、ものすごく不幸なことが続いた時期がありました。ちょっと想像できないくらいの不幸の連鎖でした。
・なぜだか食事が取れなくなり、アルコールばかり飲むようになる。アル中状態
・アル中の状態で原付を運転して転び、顔に大きな傷が付く
・死ぬ思いをして、やっとアルコール断ちをするための集会に出るようになる
・今度は過食症になってしまい、太ってしまい、死にたくなる
・精神疾患が重症化し、とうとう入院するよう言われる
・某SNSで知り合った「死にたい」人とばかり関わるようになる
・仕事が続かず、水商売その他刹那的な仕事ばかりするようになる
・猫を飼ったが、猫がどんどん元気なくなっていく
…これ、全部あるアパートに住んでいた時の出来事です。
そのアパートは、今では結構いい場所になっていると思います。スカイツリー効果で、そこからほど近い各駅停車の駅でしたから、きっと今は違っていると思います。各駅停車とはいえ、新橋まで直通で20分ほどで通える電車の駅から1分の場所にあるそのアパート。最上階5階(エレベーターは無し)の角部屋。家賃は当時6万だったと記憶しています。
そのアパートに住んでいる間、とにかくずっと不幸でした。
そして、当時付き合いのあった人で、今も付き合いのある人はいません。本当に、人生の中で勝手にどん底だった時期でした。
かなり日が経った今、その物件の住所で、過去に事故がなかったか調べました。そうすると、その物件の真隣の一軒家が、火事で全焼、死亡者も出ていることがわかりました。
その霊……とは言い切れないのですが、あの場所には絶対に何かがいる、そんなふうに思う物件でした。
ちなみにその直後、家賃9万の都市部のアパート(門前仲町)に引っ越したら、何もかもがおもしろいようにうまく行き、ベンチャー企業で働いたり、時給の高いバイトで週3日働いてあとはのんびりしたり、家賃は上がったのに生活はどんどん豊かになりました。
本当に、あの物件には何があったのか、知りたいような、知りたくないような気持ちです。
不思議ですが、今うちの会社はかなり手広く仕事を請けていますが、そのエリアの仕事だけはご縁がないのです。これもゾッとする一因です。
この話を思い出していると、ゾッとします。
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」という言葉を思い出してしまいます。だからもう、のぞいちゃだめ。
オチなしですみませんが、そんなお話しでした。今は元気ですよ!
それじゃあ、また明日!
今週のお題「ゾクッとする話」