こんにちは。「喜多方ラーメン坂内」にハマりにハマっている、貫洞です。
喜多方ラーメン坂内、みぞれラーメン。
これが最高に美味しくて、食べた次の日に、すでに食べたくなってるレベル。もうレベルが高すぎてどうしようもないラーメンです。
もう、変な薬でも入れてるんじゃないかと思うレベルで人を中毒にするラーメンです。
それで、今日もどんぶりに顔をつっこんでラーメンをむさぼっていたら、ぽっ、とある考えが浮かんできたのです。
「今のわたしに欠けているのは、向上心だ」
夢を叶えるとき、何かから逃れたいとき、何者かになりたいとき、わたしはいつも天をにらんでいました。今みたいにどんぶりの中を見つめてゆるゆる笑ったり、していなかったのです。
お金持ちになりたい、タワーマンションに住みたい、初年度で年商1億稼ぎ出したい、可処分所得が月に100万欲しい、営業成績ナンバーワンじゃないと許せない…
いつも、ギラギラしていたのです。
まあ、楽しくはなかったけど、その期間頑張った分だけきちんと、夢には近づけた。大事な時間を過ごしているっていう自負があった。ただダラダラ日々を消化している今にはない、独特の「緊張感」と「ギャンブル感」があった。決算月までにいくら売り上げるか、目の色変えてる時なんて、正直興奮してたよ。
ここ最近のわたしときたら、骨抜きもいいとこ。
たかだかこのブログでさえ、大きくアクセスが上がることが怖い。ある程度読んで欲しいとは思うけど、あんまりたくさん読まれると怖い。だから、少し読まれるとちょっと力を抜いた記事で平らにならす。ニッチという立場を忠実に守りたい。好きなこと書けるニッチ路線が、今のわたしに心地良い。
仕事も同じで、成功し過ぎても良いことなんか無いさ、とどこかで上がった分を平らにならすことをします。成功し過ぎないように、自分でブレーキを踏みながらの経営です。(社員からしたら超嫌だろうな、こんな社長)
まさかこんな社長になるなんて、起業したての頃は想像もつかなかった。
翻って、喜多方ラーメンを毎日食べたくなるのは、安心したいからです。毎日、ああ美味しいってほっとしたいのです。
喜多方ラーメンでは、値段は変わりませんが、麺の量を半分にしてくれます。わたしでも安心して食べきることができる美味しい太ちぢれ麺です。チャーシューのとろける美味しさとシャキシャキの野菜、お酢を入れるとさっぱり味の、あっさり醤油ラーメンです。
喜多方ラーメンは、心の安定の象徴です。
安定を求める、いまのわたしの象徴です。
だけどいつか、喜多方ラーメンへのこだわりを捨てないといけない。会社を停滞させているのは、わたしのこの停滞した心だから。
わたしが動けば、会社は必ず動くのです。
どんぶりや深淵をのぞくのをやめて、もう一度攻めなければいけないのです。
でも、あとまだ何回か食べたい。食べてゆるゆる、ニヤニヤしていたい。
あと少し。
あと少しだけ、このままがいい。
関係ないのですが、フランダースの犬のエンディングテーマ「どこまでもあるこうね」を歌ってみました。
それじゃあ、また明日!
☆今日の過去記事☆