こんにちは。身を焼くような恋にあこがれる貫洞です。
わたしたちの日常は、様々なルールや暗黙の了解に守られています。それがあるから快適に生きていけるし、想像の範囲内でのハッピーやカワイイに包まれて生きることができる。「日常」をちょっと「非日常」にして楽しめるわけです。
そんな「日常」と真反対にあるもの、それは、不倫であったり、身を焼くような恋であったりする、とふと思いました。
結論から言っちゃうと、結婚してから不倫するとえらいことになるから、その前に身を焼くような恋しとけと思うわけです。独身のうちは、病気にならない程度で遊んどけ。三十路過ぎて、結婚もしてしまってから性欲を持て余すといろいろ大変。(自戒をこめて)
■ドラマ「昼顔」
先日、ものすごく遅ればせながら「昼顔」というドラマを一気に全部観たんです。登場人物の8割が不倫するドラマです。不倫なんてアホか、と思って観始めたんですが、これが美しい。なんというか、地獄の業火に身を賭す男女の情念が、息苦しいほどに伝わってきたのです。
既婚者としては、不倫をされた側の気持ちになって観てしまう場面も多かったですが、それにしても情念をあれだけ美しく描いてくれると、ひとつの物語として十分に楽しいし、吉瀬美智子がすごくキレイ。上戸彩たんも上手に主婦役やってます。
※わたしはテレビを持っていないので、作品が完全に終わってから全話まとめて知人宅で観させてもらいます。話題が古いのはご勘弁ください。
ちなみにわたしは北村一輝さんが超好みです。心臓焦げるレベルで好き。なんであんなにワイルドでステキなの?
さて、身を焼くような恋、したことありますか?
不倫である必要はなくて、ただ純粋にその恋に生活のすべて、今までの自分を全部捨てて突っ込んでいった…そんな経験はありますか?
わたしは若いころに何度か、突っ込んでいきました。ブレーキの壊れた車が公道を走っていました。わたしとおなじ道を走っていた男の人はアンラッキー。
若いころのわたしは(今もそうかもしれないけど)一瞬ぐわっと燃え盛って、すぐに消沈して「えっ?」と正気に戻る、救えないタイプです。恋愛の相手をとても困らせて苦しめます。付き合ってすぐのころは相手のどこを見ても好きだと思うのに、少し時間がたつと些細なことが気になってきちゃう。ものを食べるときの咀嚼音とか、つばを飲み込む音とか、くしゃみとか鼻をかむ音とか。
それらが許せなくなってきたころ、「潮時か…」と静かに身を引くのですが、相手はその頃やっと火がついているんです。烈火のごとく怒ります。でも、怒られても意味がわからない。わからないから喧嘩にもならない。相手は怒鳴っているがわたしはめんどくさそうにしているわけです。わたしにとって別れは、美しくもなんともない。ただただめんどくさいものでした。誰かと別れるたびに多大な労力を消費し、人生の時間を無駄にし、自分を嫌いになっていきました。
夫が、この連鎖を断ち切ってくれました。
夫は食べ方がとてもきれいなんです。咀嚼音なんてまず立てない。飲み込む音なども、立ててしまったら「ごめんなさい」ときれいな言葉で謝ってくれます。わたしは普段なら許せなくなってくる頃ですが、あまりにきれいな言葉できれいに謝られてしまうので、怒る気持ちが消えてしまうんです。
小さなことですが、こんなことで人をきらいにならずに済むのかと納得させられました。教養のある人は違うなーと思ったわけです。わたしなんて無知だから、夫にうまいことコントロールされてると思います。でもとても快適なのでそれでいいのです。
夫と出会って、身を焼くような恋だけが恋じゃないと知りました。
続けられることが素晴らしいということを知りました。
それでもわたしたちの心から、魔物が消えることはありません。
地獄の業火に身を焼くような恋は、いくつになってもこちらの隙を狙って手をこまねいている。魔物に身をまかせて快楽の道に堕ちていくのも人生。寸前のところで振り返って愛する人との約束を守るのも人生です。
魔物を召還するには一定以上の性欲が必要ですので、「あぶねーかも」と思う女性は官能小説買ってください。道具も一定水準以上のものを清潔にして常日頃から使うようにしてください。最初はノーマルな道具を使っていても、少しずつ刺激の大きなものに変えていくのがベター。オカズは二次元のキャラクターにしておくといつでも妄想できるので良いです。三次元の妄想から入ると、ホストクラブに行くようになったり出張ホスト頼むようになったりするので、二次元が一番いいです。
男性は風俗に足しげく通ってください。オキニの嬢に月1で会いに行くくらいがちょうどいいです。パートナーがいる人は、風俗店で体を洗ってもらうときに、局部以外石鹸使わないようにちゃんと言ってくださいね。
最後は性欲ライフハックみたいになっちゃった。
全然関係ないけど、アダルトグッズモニターの求人に応募して面接行ったら、思いっきりAVの面接だったことがありました。つくづくご縁があるなぁと思います。
それじゃあ、また明日!