接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

【報告】1週間のセブ語学留学で変わったこと

スポンサードリンク



こんにちは、かんどーです。
1週間の語学留学を終えて感じている変化を簡単にまとめておきます。


わたしの一日のスケジュールは以下の記事をご参照ください。これを平日は毎日繰り返します。1日7時間英語漬け&部屋から一歩外に出たら会話は英語、です。

 

www.kandosaori.com

 



この報告では「意識して変えたこと」ではなく、「自然に変わったこと」を書きます。「意識して変えたこと」は、意識が途切れた瞬間にやめてしまったり、三日坊主になります。でも「自然に変わったこと」とは身についたことなので、一定期間体の中に残るものです。

語学留学1週間のわたしが感じていることはすべてリアルな話で、もしも1週間の超短期留学をしても英語の実力はつく、ということを伝えたいです。本当にかなり変わったんですよ。




1週間英語漬けの生活をして変わったこと


1.英語のテレビ番組を流していて、意味が聞き取れるようになった

これはびっくりしました。耳が英語を嫌がらないんです。ここへ来るまでのわたしは、英語の番組が流れていると、耳が「わかる単語を探そう」としてしまい、そのわりに何を言っているのかは聞き取れず、「何について話しているの!?」とイライラしてしまい、BGMがわりに英語を流しておく、など不可能だと思っていました。

1週間経った今、英語のテレビ番組を流しっぱなしにしておいてもイライラしません。耳が勝手に情報をキャッチして、興味がありそうな番組なら目を向ける、という感じです。

テレビを観ているときも、わからない単語の意味を考えて思考停止→話についていけないの負の連鎖がなくなりました。わからない単語があってもさっさと飛ばして次のセンテンスを聴く。あ、さっきの単語はこういう意味だったのかなと脳内で勝手に答え合わせしていく感じです。



2.洋楽を口ずさんだ時、歌詞が脳内で映像化された

今までのわたしは、洋楽はサウンドとして耳に気持ちの良いものだから聴いていました。滞在四日目くらいからでしょうか。歌の歌詞に使われる単語はほとんど理解できていることに気づき、すべての歌の意味が頭の中でクリアに映像化されたのです。

意味を持たなかったメロディに明確な意味づけがされました。

それまでも、好きな曲の歌詞は和訳を調べて知っていました。でも、音楽ってリアルタイム、生もの。一緒に口ずさめるって素晴らしいなと思いました。



3.旅行英語には困らないな、と自信がついた

移動、買い物、価格交渉。道をたずねる。このくらいの英会話はほとんど困ることなくできるようになりました。実はそれまでは簡単な会話でも、相手が何を言っているか聞き取れませんでした。

今も聞き取れないことはあるのですが、「聞き取れなかったら聞き返す」という当たり前のことができるようになりました。また、すれ違った人が英語で話しているのを聞き取れるので、街の中で何が起こっているのか。ジプニーに乗っている間も、目の前の人が何を話しているのかが自然と入ってくるようになりました。


ジプニーの運転手さんも英語対応してくれます。小さな会話がうまくできると自信がつく!

 

f:id:keisolutions:20170513145449j:plain


※ミラーに注目!



さて、1週間でこれだけの変化が起こりました。


強引に自分を英語環境に放り投げるわけですから、それなりにストレスは感じます。しかし、少々の代償を支払ってでも語学留学する価値あるなと思いました。


スポーツクラブをイメージしてください。マシンがたくさんあって「自由に使ってください」という状態です。会員は全員マッチョになれるでしょうか? わたしは「全員はなれない」と思います。マシンを使ってマッチョになれる人は、意欲が高くて自分との約束を守れる人。ピュアに目の前のことに夢中になれる人(気が散らない)です。


わたしは、マシンだけでは体を作れません。必ずスタジオプログラムに参加します。具体的には、グループパワーというバーベルを上げるクラスと、ZUMBAという激しめのダンスレッスンです。これらのクラスは、60分なら60分、スタジオの中で同じ動きをしなければなりません。とてもきつい日もあります。でも途中で出られる雰囲気ではありません。

また、不思議なもので、スタジオプログラムは最初は嫌々でも、始まってしまえば結構楽しかったりするものです。場の空気が自分を酔わせてくれる感じと言いますか。


語学留学って、まさにそんな感じです。自分で英語を勉強したくても、なんとなく続かなかった……そういう人を奮い立たせる最後のカンフル剤みたいな感じです。


お金を払ったり、仕事を休んだり(ある人は辞めたり)して参加するので、なんとしても英語を習得してやる! という強い意志を持てるのも良いです。わたしの通っている3Dアカデミーでは、月に一度レベルチェックのテストは行いますが、特に人と比べられたり競わされている感じはありません。でも先生は宿題を出してくるし、授業はそこそこハードです。


フィリピン人の先生は、何度こちらが聞き返しても「全然構わないわ! 何度でも聞いて! 今のはね……」と教えてくれます。うまく伝わらないなあと肩を落としていると、ものすごく明るい声で笑って「なんでそんな顔してるの? 気にしなくていいのよー!」と言ってくれます。もちろんそれは、わたしたちが生徒であるからだし、他の国ではこんなにVIP待遇してくれないのかもしれない。


しかし、日本人が英語を話せない理由のほとんどが「自信がない」「間違えたら恥ずかしい」「意味がわからなくてもうなずいてしまう」という消極的な理由によるものです。

フィリピン人の先生の、時に優しすぎるマンツーマンレッスンは、日本人にとっては英語への扉を開いてくれる力強い一歩となります。



夫とFacetimeを使って英語で話していたら、突然夫が笑いだしました。

「あなたの英語が、典型的なフィリピン英語だから笑ってしまった!」

と言っていました。わたしは「そう言われるくらい変化があったってことだよね!   先生の口まねでたくさん言葉を覚えているから、そりゃそうなるよねw」と返して笑いました。

 

実は最初、夫はフィリピン英語を学ぶことに反対でした。イギリスやアメリカで、その文化や歴史的背景も一緒に学んで来い、高くてもそっちの方がいい、と言ったのです。


でも、わたしは「そういうのも必要かもしれないけど、まずフィリピンに行かせて」と押し通しました。結果として良かったかどうかはわかりません。もしイギリスに行っていたら、きれいなブリティッシュイングリッシュと英国文化を知ったのかもしれない。

実際、フィリピン英会話ってどこかアジアンです。例文を作るときも「わたしはジプニーに乗って、7ペソ支払いました」とか作ることもあるわけですwww 英語を話しているけれど、フィリピンの文化に触れている。彼女たちの思考に、考え方に触れているのです。



わたしはアジアが大好きで、フィリピンという国もすぐ好きになったから、先生たちとの会話が楽しくてたまりません。「一番安く洋服が買える場所はどこですか?」とか思いっきり週末の観光について相談してしまうこともある。

社会問題については、こちらから触れればいくらでも広げてくれるけど、向こうからそれを振ってくることはない。実はこれも、怖がらずに会話ができるポイントです。身近なトピックから、話せるようにしてくれる。海外旅行でネイティブからいきなり難しい単語混じりの話題を振られて話せなかった…という記憶を塗り替えられます。

 

難しい単語は、簡単な単語で会話ができるようになってから徐々に当てはめていけばいいんですよね、きっと。




まとめると、1週間でも英語力は上がります。


わたしは、来る前は自分なんて超初心者で全然話せなくて……と思っていたけれど、今は違います。簡単な英会話ならできる、と自信を持って言えます。また、難しい会話をするときも、テーマを事前に教えてくれれば聞き取れるし話せる、と言えます。


あと5週間。自分がどれだけ変われるか楽しみです。


っていうか、この調子で何事も強化していけば、不可能なんて世の中に無いんじゃない? そのくらい自信が持てました。


ウチの社員にも、ここへ通ってもらおうかなとじわじわ思っています。一週間でも効果があるってわかったから。

 

 

これから壁にぶち当たるかもしれないけど、半分過ぎたら何事も乗り切れるもの。とりあえずは、あと2週間がんばってみます。

今日は夜に英語でブログを更新しまーす。
それじゃあ、また明日!