今日も寄稿記事で更新します! 今日は「ブログ作成ボタンを押しちゃった」を運営している、ガンダムのオッサン(id:gundamoon)様からの寄稿記事を公開します!
ここから寄稿記事です。どうぞ。
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陰毛のカヲリ
どうも、ガンダムのオッサンです、蒸し暑く汗だくで湿ってる日々でしょうからゼンギなしにイキナリ書きます。
カミーユな若かりし頃、京浜東北線沿いのある街にて。
かつて私が足しげく通った店がある。
店の名前はマンピース、このふざけた名前の店は雑居ビルの4か5階に位置するヘルシーな店といえば想像がつくだろう。
比較的リーズナブルな料金の割には在籍するキャストが多いマンピースでいくらお金を使ったか分からないほどだ。
そんなマンピースなある日、カヲリという名前の巨乳に出合った。
ご法度
カヲリの身長は150ぐらい、Fカップだったと記憶している。
私はカヲリを一発で気に入った。
事が済んだ後のトークタイム、お互い相性が良い相手とは会話が弾むものだ。
そんなカヲリからは明らかに連絡先を交換してもいいよオーラが放たれていた。
この連絡先交換とはそのような業種においてはご法度行為なのだが相性の良い男女が二人きりの空間でそのままバイバイには無理があるというもの、カヲリと当然のように連絡先交換を行なった。
コンドーさん
当時この街は〇〇流といった方式で全国からお客を集めるような街、ヘルシーな店でコンドーさんを普通に使うのが当たり前のシステムだった。
そのような〇〇流においてはコンドーさんをつけないで行為に及ぶのが危険禁止行為の一つだ。
未装着でお願いしようとすればスタッフを呼ばれて怖いお兄さんに連れて行かれる... ソレゆえコンドーさん未装着に価値があったのは言うまでもない。
そして私とカヲリの初めてにはコンドーさんが間に入っていた。
そうともなれば次はコンドーさん無しで... これはカヲリからの申し出だ、そんなメールのやり取りをしながら二度目の指名にむけて精力を高める。
当然、指名予約な流れは言うまでもない。
私としては出勤一番の口開けが良かったのだがメールのやり取りから一番遅い時間にして欲しいとの事... 〇〇流なシステムにおいてこのお願いの意味するとことは一つしかない。
それは二又だろうが何だろうが付き合うという事だ。
〇〇流のヘルシーにおいて、アフターをするとはそういう事なのだ。
その日、私は車でマンピースに向かった。
群馬から通うカヲリ
その日最後の客となる私はマンピースからかなり離れた場所でカヲリと待ち合わせをする。
それはスタッフに見られるとお互いにマズイ事になるからだ、ワザワザ隣の駅で待ち合わせをするぐらいの心構えが大切だった。
「家遠いけどいい?」
遠いとはいっても埼玉の範囲だと思っていた。
それがまさか群馬とは...
だがカヲリの話を聞く分には群馬、千葉から通勤は当たり前の世界だったらしい、中には茨城も。
ソレほどまでに当時この街は稼げる街だった。
朝から電車で来て一日中店にいて稼ぎ、夜は店のドライバーに送ってもらう。
このような生活を送るキャストが多かったと聞く。
私は群馬にあるカヲリの自宅へ向かった。
深夜の車内は告白うんぬんのような事をすっ飛ばして恋人状態である。
それもそのはず、店とはいっても既に男女の関係になっている二人にとって告白は必要がない。
その日最後の予約指名客の意味
連絡先を交換したヘルシーな男女の関係において、一番遅い時間の予約指名客のやりとりをする... これが告白行為そのものである。
つまりこうだ、
- 仕事が終わったら一緒にご飯でも食べようね
- それは店で逝った後だから天蓋で二回目は必要ないよね
〇〇流というシステムによりヤッてしまっているのでアフターでのヤリはそれほど重要ではないという事になる。
中には店では出来ない変態的なことをしたい人もいるだろうが、それはまた別の話。
さらに一番遅い時間の予約指名、それも夜となれば店で最も高い料金設定の時間帯である。
それ即ち「払えるの?」といった男の財力が試される瞬間であり、ここで時間帯をずらすようなお願いをするようではダサい男となる(私の感覚なので間違っていたらゴメン)
他にもその日の最後のお客とはその日だけだけど最後にあなたに抱かれた女という意味もある。
ヘルシーな女性と付き合ってみたいという考えはここまで考えなければならない...と私は思っている。
陰毛の付け根が痒くなる
こまかく説明する必要はないだろう、私はカヲリに余計なプレゼントを頂いた。
これはやっかいな虫のプレゼントでスミスリンパウダーという薬で虫をやっつけなければならない。
そしてこのパウダーはほんの少し香りがある。
しらみが発覚すればカヲリは出勤することは出来ない、それが蔓延してしまうことは店の信用に関わることであり、〇〇流をやってるくせに病気だけはキッチリと完治させた書類を提出しなければならないほどだった。
私とカヲリはお互いの陰毛にパウダーを塗りあい、お互いの香りを嗅ぎあい、そして愛し合った。
流される陰毛と恋
パウダーをかけていれば完治する、それは分かっている。
だがしらみとは厄介なもので体にだけ塗布すればよいものではない。それはベッドや衣服、じゅうたんも清潔にしなければならない奴だ。
結果的に私とカヲリはお互いの陰毛を剃りあった... そして悲しいことにコノ夜でカヲリとの恋は終わったのだ。
今でもあの時の事は鮮明に覚えている。
浴室でお互いのものを剃る... かつてないほどの興奮が私とカヲリに襲い掛かったのは説明しなくても分かる話だろう、
二人は人には言えないほど変態的な夜を浴室で迎えてしまったのだ...
世の中には愛するパートナーと変態的な行為をしてさらに燃え上がるカップルもいるだろう。
それはマンネリを防ぐ意味でも大切な事なのかもしれない、だが私とカヲリは違った。
お互いを味わう、それも短期間で心底味わうという事でやりきってしまったのだ。
今になって振り返ればお互いもう少し時間をかければ違った結末になったのかもしれない、それを短期間で頂点まで上り詰めてしまうと
「もう次は無いな...」
という感情が芽生えてくる、それはカヲリも同じだった。
私とカヲリの恋は陰毛とともに排水溝に流された。
以上、お終いである。
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以上、ガンダムのオッサンの寄稿でした! ありがとうございました!
ガンダムのオッサンのブログはこちら。本家も面白いのよ。
寄稿、面白いですねー! タイトルからしてヤバイですよねw
二日連続で、男性ブロガーさんからの寄稿! 尻の次に陰毛しかも小説という、素晴らしい幕明けとなりました!
明日もお楽しみに!