こんにちは、タイに来ている、かんどーです。
直前に父の容体が思わしくなかったので中止も考えましたが、現状「山場は超えました。これから2週間は入院してもらって、毎日点滴を打ちます」ということでしたので、2週間後に病院へ行く約束をして、予約していたチケットの日程通りにタイに来ました。
わたしは来年からセブ島で屋台をやるのですが、その前にどうしても食べておきたいタイのローカルフードがあります。それを食べるための旅です。
ただ、わたしは弾丸旅行が好きじゃないので、日程に余裕を持たせて、以前お世話になったゲストハウスにゆったり滞在するプランを組みました。わたしは目的ありきで動くけれど、それだけやってバタバタと帰国するのはあまり好きじゃないです。
飛行機のチケット
タイなら、わたしはエアアジア一択。チケットもエアアジアのホームページから直接取ります。何度か取っていると、セールなどのメールが来るようになるので、セールの時期に次の旅のチケットをぱぱっと安く買っておくのがわたしのやり方です。
どんどんLCCのルールが厳しくなっていますが、上手に使えばやっぱり安い。ホテルが決まってないなら、エクスペディアやBookinng.comなどのサイトで航空券とセットにするのが安いんだけど、わたしは大体直接ゲストハウスに連絡して予約を済ませてしまうので、航空券、ホテルは別で取る形の個人旅行となります。
ちなみに今回、成田→バンコク(ドンムアン)の往路がセールで1万2千円でした! ここまで安く買えたのは実は初めて! しかし復路はうまくセールのチケットが残っておらず、2万5千円くらいの席ばかり。。
しかし! 神はわたしを見放さなかった! 通常7万円くらいの「プレミアムフラットベッド」という、半分横になっていられる超いい席が3万5千円。しかも深夜便。1万の差額でフラットベッドの席があるならと迷わずこっちを選択。
実際に乗るのはまだ先ですが、この席乗ったら写真付きでレビューしますね! これも今回の旅の楽しみの一つです! 深夜便で座った体勢はきついのを経験しているので、今回とても気が楽です。(座った体勢でも工夫次第で眠れちゃいますが)
わたしはタイの航空券を「往復5万以内で買う」と決めていたのですが、結構余裕で下回れました。アジア旅はLCCが使えるので、旅費を安く抑えることもできるし、上手にラグジュアリー感のある旅にすることもできます。どの世代も楽しみやすいと思う。
宿泊先
宿泊はこちら。以前は「Better Bed」という名前でしたが、現在お名前変更があって「Holy Sheet」という名前で運営しています。本当に名前だけの変更なので、過去の口コミや評価はそのまんま残ってます。ここ、めちゃくちゃ評価高いんですよ。
10点満点中の9.4です。
わたしはこのサイト良く使うけど、ここまで評価高いホテル見たことないです。いや、あるんですが、超高級ホテルとかになります。Holy Sheetはドミトリーのある「ゲストハウス」で、一泊450バーツ(1500円くらい)です。
わたしはここを、足つぼの先生の紹介で知って泊まっています。宿泊客はほぼ欧米人、そしてリピーター率おそらく7割超え。みんなここに戻ってきちゃうんです。
いや、ふつうのドミトリーなんだよ。
※ドミトリーは男女混合です、抵抗ある方は注意。ちなみにシングルルームという選択肢もあります。こっちは一泊950バーツ(3千円くらい)。わたしはドミトリー2泊のあと、シングルルーム1泊しています。最終日は夜中にスーツケース広げて荷物整理したいので。
スタッフの方はみんな超親切だし、何より「名物ママ」みたいになってる、レックさん! 彼女がバンコクの「特別」をたくさん案内してくれるところにこのホステルの魅力があります。
この日も、わたしともう一人のゲストを夕食に連れていってくれました。
レックさんは忙しい方なのですが、わたしの到着を喜んでくれているような気がして(そうであってほしいw)嬉しかったのです。
連れて行ってくれたのは、2017年11月3日にオープンしたばかりという新しいショッピングモール。タイ人の新しいデートスポットになりそうだということで、いち早く情報を聞きつけたレックさん。まだ人もまばらなスポットでしたが、1年後には一大レジャースポットになっていそうな予感がしました。
「廊」。ロンと発音するそうです。ここを作ったのはタイでは超有名な中国の財閥の方です。ミスターワン、と言えばタイの人は大体知っているとか。なので中国文化を美しく再現してあります。
「さおりさん、多分さおりさんはここへ来た初めての日本人よ!」
レックさんはそう言ってくれました。確かに、まだ全然人もいなくて、商業施設としては営業を始めているのは数店舗。(アジアって新しい施設作ると、2~3割くらいしかお店が入ってなくてもとりあえずオープンさせてしまうらしいですw セブもそうでした)
台湾の九份(きゅうふん)を思わせるような幻想的な空間。いくつかお店がオープンしていましたが、中国の文化がきれいに表現されていました。陶器にアート、カフェなどのお店がちらほらと営業していましたが、どこも魅力的! 日本で言うと「代官山」になるかな。交通の便は多少悪いけど、めちゃくちゃお洒落で「ここにしかないものがある」感じ。
ごはんもここで食べたよ!
値段はお高め。代官山だからしゃーない。
ごはんは、さめさんも大好きな卵のカレー(パッポンカリー)と、パイナップルとエビのチャーハン、あと大きな魚のフライをみんなで食べました!
絵的にドリンクが一番おもしろいのでドリンクの写真だけ貼ります! 全員ソフトドリンク。
タイではディナーの時にお酒を飲む習慣はないそうです。特別な時には飲むこともある、というくらい。そして女性が外で酔っ払うのはけして褒められることではない、という認識があるそうです。女性蔑視とかではなく、彼女たち自身そう思っているようです。「礼儀をわきまえたふるまいをしたいから、酔っ払うまで飲むことはない」そうです。これぞ文化の違いですね。
確かに、タイに来るとあんまりお酒を飲まなかったです。こんなこと変なとこうまく同調できていたのかな。空気読めるわたしSUGEEEEE。
日本の「居酒屋」文化の話をしたら、「日本YABEEEEEE」って反応もらいました。ですよねぇ。。
「早く家に帰ってファミリーとゆっくりすればいいのに」という冷静なツッコミもいただきました。「若い人たちはそういう考えになってきてるよ」と話すと、安心したような顔をしていました。
日本人の旅行者はなんでパッケージツアーが好きなのか(あんなせわしい旅行をするのか)とか、いろいろ聞かれましたので、日本の労働環境が異常であったこと、現在それは是正されつつあるけれど、わたしもそうだけど日本人だけど日本を好きではない人も一定数いること、だけど文化として素晴らしいことは理解していることなどを話しました。
大したこと話してないけど、英語話したので頭が超疲れました。
この後男性のゲストと駅でバイバイして、レックさんとわたし二人でデートの時間となりました♡←
アジアティークリバーフロントという、毎日営業しているショッピングモールへ連れて行ってくれたのです! ここはもう、最高の場所でした。。なぜ今まで行かなかったのか後悔するくらい素敵な場所。
チャオプラヤ川沿いにある一大マーケット。深夜でなければフードコートもあって食事もできるし、生演奏してるレストランもある。そして質の良いお土産が買えます。観覧車もあるよ。乗らなかったけどw
22時くらいについて、1時間半くらいお買い物してたけど、もっと居たかったー! わたしの終電もあるので、適当なところで切り上げて帰りました。
アジアティークリバーフロントまでは、BTSの「サパーンタクシン駅」近くの船着き場から無料フェリーが出ています。アジアティークって書いてあるから、サパーンタクシン駅行けばわかると思う。(雑な説明)
おみやげをひとつだけ紹介しようかな。
石鹸買ったの! ちょお可愛い。
でね、これちょおいい香り♡ 白いのはジャスミン、オレンジはマンゴーの香りで、日本にはない香りなの。ふつーにお買い上げしちゃいました。だってかわいー(語彙w)んだもん。。
ちなみに、レックさんはこういうジョーク嫌いじゃないみたいで、一緒にクンクンにおいをかいで選んでくれましたw
タイ人のレックさんがいるから、値段も安くしてもらいやすかった。さすが。。
あと、タイ人同士が何か話して笑ってるとき、何を話してるのか聞けるのも面白かったです。大抵くだらないことで笑いあってるということがわかりました。いや、くだらない話して笑いあえるって素晴らしいことだよ。
一番笑ったのは、駅で駅員さんが、反対側のホームにいる駅員さんと大声でおしゃべりしてんの! ホームとホームまたいでるから、めっちゃ大声で! その内容も「どうでもいい話」「たまに仕事の話(次の電車どのくらい人が乗ってるかなーとか)」らしく、なんていうかほっこりする風景ばっかりでした。
観光地だと、お金に目がいってしまうのか、どの国でも殺伐とした人の目をよく見ます。搾取の構造まで見えてきて、観光するのが嫌になってしまうこともあります。
でも、この日はそういう思いはありませんでした。観光地観光地したところではなかったからでしょうね。(アジアティークリバーフロントは、ある程度観光地だけど…)
まとめ
評判が良い、評価が良い、それにはそれなりの理由があるということです。
「旅人にスペシャルな体験をしてほしい」
そんなレックさんの思いがそのまま、評価に繋がっています。正直ここまで一生懸命にゲストハウス経営をしているということそのものに、わたしは畏敬の念をおぼえます。怖いくらい仕事熱心なんですよ。
いろいろついて回ってくれるだけじゃないです。わたしが「アユタヤとカンチャナブリにはまだ行ったことがない」と言うと、「明日行ってこい!」と結構な迫力で迫ってきましたw 何度もタイに来てるんだから、一応定番行っとけと。バイク好きでしょ、バイクで回ったら楽しいよ、と。
「お、バイクいいな」と即決。レックさんはその場で「ファランポーンの駅、9時25分発の電車乗っていくといいよ。15バーツしかかからないよ。お得でしょ?w」と不敵に笑います。この人わたしのことよくわかってるな。わかったアユタヤ行ってくる。そんな感じでアユタヤ行きが決まりました。
わたしのタイ旅は、もう少し続きます。
明日は急遽行くことになったアユタヤの話を。
しばらくごゆるりと、おつきあいくださいませ。それでは、また明日。