接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

2018年上半期を振り返る

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今週のお題「2018年上半期」

 

 

こんにちは、かんどーです。毎日仕事しかしていないので上半期でも振り返ろうかと。ちょうどお題が出ているし。

 


2018年上半期一番の出来事!

もう言わなくてもわかるかと思いますがセブ島で屋台を始めたことです。屋台は6月中旬から少し軌道に乗ってきました。日本に一時帰国した際いろいろ考えて、フラットな鉄板を持ってきて「はしまき」を作り始めたことが大きな要因だったと思います。それまで低迷していた売り上げも若干マシになり、屋台らしくなってきました。何より嬉しいのは、自分で考えたメニューをお客さんに食べてもらえること! 料理は素人だとか言い訳はできません。すべてプロとして提供しなければならない。

プロのフローラ。

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※フローラは左利きです



衛生管理も徹底しなければいけない。営業中はどうしても清掃までできないので、屋台の休日に掃除をしに行きます。クーラーボックスの中だとかそういう行き届かないところを掃除して、次の営業に備えるのです。

6月に入ってからの営業でやっと「楽しい!」と思えるようになりました。お客さんからの言葉が何より大きいです。「(はしまきの)デコレーションがきれいね!」「美味しい!」「作ってるところを写真に撮っていい?」という言葉が聞けて嬉しいのです。

当然の事ですが、売り上げがある一定ラインを超えないと楽しくないです。私が一時帰国した際、売り上げが上がるにはどうしたら良いか? を考え続けていたのは結果として良かったのです。セブでの暮らしを「楽しく」してくれたのはひとえに「売上が少し上がったから」です。まったく売れなかった頃からずっと声をかけ続けてくれた屋台村の皆さまには感謝しかありません。当初の目標を達成したら、皆さまにお礼をしようと考えています。今はまだ屋台の安定に向けて走り続けなければならないので!

 

……実はセブに来てから、思い悩むことばかりでした。

何一つうまくいかない、思うことが実現できない。そんな日々をやっと乗り越えて今があるのですが、今度は今が忙しくてちょっと大変なのです。同時進行で日本の会社が一番忙しい時期に突入してしまい……



いつもこんなふうになっています。太宰かよっていう。

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振り返ることなんて意味は無いと思っています。そういうのは頭のいい人に任せておけばいい。私みたいな人は常に前を向いて走り続けているのがいい。


そうすることによって何がしかの大切なものを振り落としてしまう結果になったとしても。


だって私の人生は血統という意味では途絶えることが決定している。私には弟がいるが失踪してもう十年近くたち、たぶんもうこの世にいない。私が死んだら家系は終わる。貫洞という珍しい名前がこの世から消えるのである。

そうなる前に何か一つでいいから私の名前で社会に役立つ仕組みを残したい。これはきっと私の最後の仕事になると思っている。その仕組みが、この世の中に残ってくれたらもうほかに思い残すことはないのである。


孤独死上等。


呆れたのなら勝手に離れていきなさい。


そのくらい思ってないと仕事なんてやれない。きついときに支えてほしいだとか、つらいときに優しくされたいとか、そんなこと思ってる人にいい仕事ができると私は思ってない。人を救うためには自分は誰よりきつい思いをしても笑っていなければいけない。その覚悟は決めてセブに来た。

だから私はやれる。やりとげる。


これが私の2018年上半期の決意だ。現場からは以上。