こんにちは、セブ島生活半年目のかんどーです。
部屋を借りて住みついてから5か月目ですが、2月から月の半分はセブに来ていましたのでそろそろ半年かなあと。
来てすぐの頃はとにかくローカルフードが好きで、毎日ローカルな食事をしていました。そのうち仕事がハードになり、食事がめんどくさいという事態に陥り小食万歳! になりました。(このくだりは11月25日の文学フリマで「裏ブログ本」として発表します)
そして今。
生活も安定し、屋台も新メニュー投入と通常営業の繰り返しが体にしみついてきて、食生活が若干安定してきました。やっぱり基本は「自炊」なのだと思いました。写真で振り返りましょう。
自炊一年生の頃。屋台で使うベーコンが余ったのでそのまま持ち帰って食べきれるだけ食べてました。(たぶんこれ6月中旬)肉だけだと食べ肉かったのを覚えています。(タイプミスではない)
自炊2年生。キャベツが余ることが多いので(少なめに仕入れると営業途中で足りなくなるので)、ある日大量に「ザワークラウト」を仕込み始めました。結果は大成功! ちょっと酸っぱい、ドイツの伝統料理「発酵乳酸菌キャベツ」を見事に再現!
ザワークラウトって、キャベツの酢漬けじゃないんです。塩もみしたキャベツを瓶詰めして常温で発酵させるんですよ。キャベツが本来持っている乳酸菌を瓶の中いっぱいに回してあげるんですね。 そうすることで塩味のキャベツが勝手に酸っぱくなるんです。
完成したザワークラウトがこれ。シャウエッセンを買ってきて一緒に食べるのが今の楽しみ!(これは7月に入ってから始めました)
そして今。 自炊三年生です。
じゃんっ!
どうですか。
ちょっと驚きましたか。私料理するんですよ。この日はオクラとパプリカ、キャベツとベーコンを鉄板で炒めて持って帰りました。日曜の夜は、営業後にほとんどの食材を一旦リセットするんです。作り置きしてるソースなんかも次の営業まで保存できないから全部捨てる。野菜も捨てるしかないんです。でも野菜は捨てたくない……カルボンマーケットで働くエリザベスの姿を見てから、私は野菜が捨てられなくなりました。
これまでは余った野菜を近所の屋台の方にあげたりしていたのですが、せっかくこんなにあるし料理でもするかと思い、ありものを鉄板で炒めて、塩としょうゆで炒めています。お店にあるソースで合いそうなものがあれば投入することも。
帰宅してから食べる場合、ここにザワークラウトをのせて一緒に食べたりします。
のせすぎだろっていう。お腹に良いのでつい。
日本食が恋しい時はアボカドをわさび醤油で食べています。野菜生活を始めてそろそろ1週間が経ちますが、お肌ツルツルになってきました! これはアボカドの力も大きいねきっと。週に3玉は食べようと思います!
いやー、野菜が本当に美味しいです。こんなシンプルなことに今やっと気づきました。(id:xevraせんせー、これでいいですか!)
鉄板があれば、バリエーションとして卵とじにしたり卵でつつんだり、基本なんでもできるので(お店の閉店作業と並行して行うので手間のかかるものは無理ですが)これからも余って捨てなければならない野菜はどんどん料理して食べようと思います。
私の人生に「料理」という概念を再度持ち込んでくれたセブ生活に感謝です。いや、人って意外となんでもやればできるものですね。小さな発見ですが私にとってとても気持ちの良い、素敵な発見です。
これからの人生に料理という楽しみが増えたというのはすごく嬉しい。
……なんかあれですね。私が男だったら「脱サラして蕎麦屋を始めたオッサンが家でも自炊に目覚めて超健康に」みたいなステレオタイプですよね。いやその通りだと思います。私は脱サラして蕎麦屋を始めたんですよ。そういうことなんです。
違うだろ!!
ということでまた明日。