ハッピーハロウィン!!
……どころかセブ島ではもうクリスマス一色ですw 9月にはもうクリスマスソングが流れ始めて、10月になった今はもうすっかりクリスマスムード。話には聞いていましたが(セブはクリスマスを祝い始めるのが早いと)この季節をセブで過ごすのは初めてなので、実際に街中がクリスマス一色に染まっていくのをびっくりしながら眺めています。キリスト教徒が90%を超える国だから、クリスマスはとても嬉しいイベントみたい。
プレゼント系のお店ももうしっかり準備してる。
フィリピンのプレゼントってみんな可愛い。暑くて生のお花があまりもたないから、ぬいぐるみで花束みたいに華やかにしてる。あとお誕生日の人の顔写真入りでポスター作って、誰かの家でお祝いしたりしてる。お祝い事に全力! お誕生日ケーキを売っているお店もよく見かけるけど、カラフルなケーキを嬉しそうに注文している女の子をよく見る。「〇〇ちゃん〇歳おめでとうって入れてください」とか注文してる。
夜のお散歩中に見つけました。これ9月下旬に撮った写真です。もうサンタクロース!! ツリーのオブジェなんかもたくさん売ってます。
レストランもクリスマスの飾りつけをしていました。
これから本格的なクリスマスになったら、街はどんなふうになるんだろう。海外のクリスマスを体感できるって楽しい。
クリスマスパーティーとかやるのかな? 私はひょっこりどこかのクリスマスパーティに紛れ込む予定ですw なんだかおもしろそうじゃない。
日本にいるときは、クリスマスも誕生日も仕事のシフトを入れて、「ああそういえばそんなイベントありましたね」くらいに冷めていましたけど、こうして海外で暮らしてみると、クリスマスにごちそうを食べてお祝いするのも悪くないじゃないと思ったり。
キラキラしたツリーはきれいだよね。
ある小説で、冷めたはすっぱな女の子が出てくるんだけど、その子も「行きつけの喫茶店のツリーを飾り付けるのだけは楽しい」という描写があった。私もそうかもしれない。クリスマスのど真ん中にいなくていい。ふーんと周りから見てる感じでいい。だけどたまにはそれっぽいこともしてもいい。
一緒に楽しめる人と一緒なら。
いつかクリスマスに家族とテーブルを囲んで、私が焼いたターキー(ちゃんと七面鳥を焼くつもりであるw)を切り分けて、「わあ、鳥の中にごはんが入ってる!」とか喜んでほしい。ターキーの中にカレー味のピラフを入れたい。
大人も子どもも美味しく食べられるシェパーズ・パイ(ひき肉とマッシュポテトを重ねてチーズを乗せてオーブンで焼き上げる)を焼いて、カラフルなサラダを作って、真ん中にケーキを置いてお祝いしたい。
そんな日が来るのかな。
そういえば私、ずっと「女性だけが家事をするなんて不公平だ!」という概念にとらわれていて、ほんとは料理好きなのに誰かにふるまったことがないんだよね。仕事で料理作っていたことはあるし、今も屋台で毎日たこ焼き焼いてるけど。
自分の家のダイニング・テーブルに私のつくった料理が並ぶ日は来るのかな。
私はそういう小さな幸せを思うと胸がきゅんとなります。
大きな幸せをつくることも大好きだけど、小さな幸せをちゃんと手渡しで目の前の大切な人にあげたい。
クリスマスも誕生日も、もう怖くない。
あなたがいれば。