接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

リポビタンDは飲みたくない※音楽、小説の話です

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こんにちは、かんどーです。


タイトルは「リポビタンDは飲みたくない」ですが、これは比喩です。今日はわたしの信念のようなものを少し書きます。


いちばんわかりやすいので音楽の話にしましょう。

わたしは去年の12月に、ある方からいただいたアコースティックギターを弾き始め、弾き語りって楽しい! となり、その後作曲をすることになりました。今は自分のオリジナル曲を20曲まず作ってみることにかなり力を入れています。

曲を作り始めると、いくつかの落とし穴があることに気づきます。特にアコギ初心者が曲作りを始めるとどうなるか、ということです。


1.オープンコード(CとかGとかDとかEとかAm)だけで簡単な曲を作る
2.歌詞がシンプル(「だから私は今日もここで歌う」的な)
3.どの曲も同じテンポになる


わたしはこれに気づいたとき、ダメだこれはと思いました。長渕剛の女版みたいな感じになるんですよ。即興でいくらでも歌えそうな歌になっちゃう。その場で歌ったり聴くぶんには良いけれど、それを「これがわたしの作品です」って言えるかと問われると……違う。


わたしはまず「自分が使えるコードは全て使うつもりで曲を作る」ということをしました。具体的には、バレーコードと言われる、人差し指で弦を全部押さえて、左手フル活用で押さえるコードをなるべく使います。まだギターうまくないですが、転調が好きなので、このバレーコードは必須なのです。

 

それから、曲によってはちょっと押さえにくい「ディミニッシュコード」とかも使います。(曲に雰囲気が出るのと自分的に気持ちいいから)Cを鳴らすときも基本「Cm7」で鳴らしています。理由は「根拠のわからない諦めや寂しさが表現できる」から。

歌詞はシンプルにはしたくないです。歌う人、聴く人が、何度か聴いて「あ、これ……」となったり、自分のシチュエーションと重なった人が「あっ」となるようなものが好きです。隠されたメッセージつたわった? みたいな感じです。隠さなくていいことはわかってるけど、今はあえて隠しています。「あなたが欲しい!」とか絶対言いませんw 言えません!   そして今はまだ歌詞が書けないので、書ける方に依頼しています!(メロ先で歌詞をつけてもらっています!)

テンポについては、最初はざっくりでやっていたのですが、今は「この曲は116」「この曲は138」「122」と全部決めています。練習するときは必ずメトロノームを鳴らします。テンポが体にしみこんで「テンポ130で」と決めたら体から130を出力できるようになります。走ったりもたついたりしないように訓練中。



さて、そういうことをしているとどうなるか。

・空いた時間に音楽理論のページばかり見るようになる(学習)
・転調を自然にするために、転調している曲を何度も聴くようになる(研究)
・自分の引き出しを増やすため、様々なジャンルの音楽を聴くようになる(ストック)

わたしはこんな感じになっています。特に急いで強化しないといけないのがギターなので(弾けるコードの数で作曲の幅が全然変わってくる)、とにかく空き時間に頭にいろんなことを入れています。

それをふまえて自分のプレイリストを聴きなおすと「ああ、この曲のこの部分はこのコードをこう展開させていたんだ!」とか気づきます。この気づきはコロンブスがアメリカ大陸を発見した時くらいうれしいです。勉強していたら知っていて当たり前の理論だとしても、自分でそれを見つけたときのうれしさはなかなかのものです。

作詞は古典を読むと良いよと教えてもらったので、少しずつですが「きれいな日本語」が書けるようにやっています。しかしいっそオール英詞でもいいかなとか思ってます。試行錯誤中ですね。


タイトルに戻ります。


わたしは多少、いや、めちゃくちゃ時間がかかったとしても、リポビタンDを飲まないと決めています。つまり、音楽に必要な理論をまとめて誰かに教えてもらうことも、ギター教室に通うこともしないということです

だって、ギターと自分で二人きりで向き合っている時間って、愛し合ってる感すごいよ? 新しい発見があったときにはギターと一緒に喜ぶし、今日うまくできなかったなあという日はギターもしょんぼりして見えます。せっかく人前で歌えるチャンスを得てわざわざギターをかついで行ったのに失敗続きだった日は、

「はは……今日はステージの上に恥をかきに行ったようなもんだったね……」

とギターに話しかけると、

「練習方法、変えたほうがいいかもね。あと緊張しない方法もね」

と返してくれます。(ほんとです!)おかげで失敗するたびに練習方法が変わっているし、緊張しない方法も自分で編み出しました。いつどんな場所で弾くかわからないので、緊張対策はかなり早めからやっておきたかったのです!! 

 

ちなみにわたしの緊張対策は「1曲目にやる曲を固定すること(カンペキに弾けるものにする)」と「待機時は同じ席に座り、同じ飲み物を飲むこと」です。これで緊張することはなくなりました。初めての場所の場合は、温かいペットボトルのお茶を買って、お店に入る前にひとくち飲んで、深呼吸します。お茶は温かい緑茶ならなんでもOK。単純だな~w


リポビタンをD飲んでいる人は、最速で目的地にたどりつけるかもしれない。それは英才教育であったり、詰め込みであったり、バランスの良い練習であったりするかもしれない。

 

※セブで売ってるリポビタンD
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だけどわたしは面倒でも、野菜炒め作って、体調次第でフルーツ摂って、お米もちゃんと食べて、そうやって自分の体をつくって行きたい。この過程こそが楽しいのであって、わたしは最速で小室哲哉になりたいわけではないのであるw    過程が楽しくないと、たぶん続かない。



わたしは自分で全部やりたいのである。

クイズもテストも、解答が用意されていなくて良いのである。用意されているなら最初から解答を観たいと思ってしまうし、探求しなくなる。間違った答えを何度も出して、その間違いが自分の味になることもあるだろうし、最終的に「やっぱりこっちか」と解答に行き着くかもしれない。解答見ながらだと写しちゃって終わるんだよ。だから手探りがいいのだ。


わたしは今、ギターと二人で地道に歩いて行きたいだけなのである。


だから歩みは遅いけど、ゆっくり見守っていてほしい。それだけなんだな。


それじゃあ、また明日!