こんにちは、かんどーです。
「宮森はやと」さんはご存知でしょうか?
プロブロガーになる!→アレする!→これする!→ラッパーになる!→やっぱり画家!(今ココ)
……今ココ、と書いたのですが、もしかしたらこのまま画家として一生作品を作り続けるんじゃないかと思い始めています。
いや、わたし最初はこの方嫌いだったんですよ。バスキアという画家の絵を「誰でも書ける」とか、シドヴィシャスの歌はそんなにすごくない的なことを書いたりして。それに対してはわたしも反論のブクマをしましたし、宮森さんはそこに反論してくることはせず、すべての叩きを「受け入れた」のです。
それだけだったら別に「嫌いじゃなくなったよー」で終わりなのですが、昨日こんな記事を読みました。
この記事で書かれてること、結構わたしの思想とかさなるんですよ。完成するより前に世に出してしまえというプロ根性(?)、やる以上プロなんだからお金を稼いでなんぼという割り切った発想。そう考え始めてから謙虚になった宮森さん。
……これが一番重要かもしれないです。宮森さん、謙虚になられたんですよ。
そして作品がどんどん磨かれていっている。最初の頃の動物の絵も良かったですが、あの頃より今の方が好きです。宮森さんのブログからひとつ、宮森さんの絵を貼っておきますね。(これダメだったら言ってください)
いいでしょ?
わたし、アートを搾取の対象として見る人が嫌いなんです。黙って搾取されてる人を見るともうイライラする。その点宮森さんは「こうやって(クラウドファウンディングとか)お金を集めないと僕は描き続けれない。だから応援してほしい。でも僕が先に人を応援する」こんなことを言っています。これほとんど同じ。わたしが今やってることと同じ。
わたしも絶対に搾取されない方法で音楽活動していくと決めています。クラウドファウンディングはしないけど、誰かの采配のもとで活動する気はないし、やるなら全部「自分発」でやります。宮森さんと同じです。自分で場所決めて個展やって、利益取れる商品置いて、自分の活動が続けられるように自分で道を作っていく。
ある意味、こういう割り切った人が「そういうやり方をしない人」の先駆けになるんじゃないかと思っています。わたしも別のやり方で、これからの音楽活動の一つの方向を示すつもりです。
宮森さんと違ってわたしは今、作品が堂々と出せる状態ではないのですが(ギターがまだ下手なんです、それでも人前でやってるけど、まだライブはできない)、あと少しで同じところまでいきます。
そして「(まだ未熟であっても)作品に値段を付けて売る」この姿勢最高です。
下手にも価値ってあるんですよ。上手になっちゃったら絶対に得られない、描き始めたばかりの頃にしか出せない色がある。わたしも今下手なりにオリジナルの曲を作ってるけど、下手なりに自分らしくやってると思います。2年後に見てもちっとも恥ずかしくない。「うまくなる前からちゃんと人前でやってわたしエライ」って思える。
熱い三流が上等なのと同じで、下手にも価値がある。
余談ですが、ところどころ福本作品の引用してくるところも好きですねw 「熱い三流なら上等よ!」とかねw 「天」が好きとかいいとこついてくるよなあ。わたしも福本作品では「天」「銀と金」「無頼伝涯」の三つが好きです。カイジとかアカギももちろん読んでますしそのために麻雀のルールも覚えたくらい好きです。
話がそれましたが、これまで嫌いだったけど、これからは宮森はやとさんを応援しようと思った…というお話でした。これまで嫌いとか言ってごめんなさい。今は好きです。(でも2か月とかで画家をやめてたら嫌いになりますw)
久しぶりに言及記事でした~!
それじゃあ、また明日!