接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

ニューヨークに行きます!※前置き長いですが最後の方が本題です

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こんにちは、セブ生活もいよいよトータル1年を超えてきました、かんどーです。


セブにきてすぐの頃は、屋台がお休みの週とか「フィリピンから台湾行こう!」「マレーシアに行こう!」「次はシンガポールかな!」と考えるのが何より楽しみでした。でも最近まったくそういう気持ちが起こりませんw

セブの仕事はわたしには結構ハードです。何がハードかというと、すべて自分の責任というところが何よりハードです。たとえばオフィスの人と今日連絡が取れなくて、そのせいで大事な情報を逃しても自分のせい。明日急に家賃が上がっても、材料が高騰しても全部自分でどうにか考えなきゃならない。何があっても店は開けなきゃならないし、そのための準備はきっちりしなきゃならない。

その心的プレッシャーが一番大きいです。

その次に大きいのが、地味に体力仕事だということです。週4日屋台はオープンしていますが、お店がオープンしている時間が8時間。仕込みの時間を入れると12時間近く働くことになります。中抜けして休むこともできるけど、忙しい日はそれももったいなく感じてしまい、働いてしまう。そういうのの積み重ねで疲れているというのが正直なところです。


ただし、海外旅行への興味が今は無いというだけで、無気力ではまったくありません。休日は屋台からほど近い自宅を中心に、近所を軽く散歩したり、近場のモールまで歩いていって買い出しのついでに自分のものも買ったり、良い意味での公私混同で楽しんでいます。「今週はあれ食べよ」とか計画していることもありますし、おなかがすいたら食べるという自由な食事のペースはわたしに合っています。

極論、おなかがすかなければいつまでも食べなくても誰にも文句言われないのでw

学生時代の給食とか、会社勤めしていたときの「昼休憩は何か食べると決まっている」のがすごく合わなかったので(タイミング逃すとおなかすいてない、食べたくない)、ほんとに今の生活はいいです。


話を海外旅行に戻します。


わたしは海外旅行ばっかりしている時期がありました。目的はいつも、無理やり決めていたんだと今では思います。(海外で行われるマラソン大会に参加するとかが多かったです)

海外旅行が好きというわりに、ダイビングを極めるでもなく、サーフィンするわけでもなく、周囲の旅人と交流するでもなかった。なんのための旅だったのか我ながら不思議です。


たぶん、あれしかやりようがなかったから、ああしていたのだと思います。「海外旅行を楽しめた私」を俯瞰して見たかった。ただそれだけだったんです。でも実際は楽しかったというわけでもなくて。なんだか物足りない気持ちでいつも帰ってきていました。

わたしがほしかったのは、飽きるほど目の前にある「海外生活」だった。そう、まさに今の生活です。職場に行けば外国人スタッフが出勤していて、英語で話しかけてくる。ねえ、アレ足りないんだけどとか相談してくる。周りの屋台の人から英語でからかわれる。わかんねーよと思うときもあるけど、面白い時は笑ったり踊ったりする。

わたしはフィリピン人の方々と話す時間が好きです。心は目に表れるっていうけど、ほんとに人柄が目に表れている。はじけるような笑顔に毎日触れているといろんなことがどうでもよくなる。わたしは海外の観光名所ではなくて、この笑顔に会いたかったのかもしれないとよく思う。


わたしはもう、目的のない海外旅行はしないと思う。これからは「飲食ビジネスに適した立地はどこか?」という観点で定期的にアメリカ、ヨーロッパ、北欧、そしてちょっとデンジャラスな場所も訪問するつもり。最近はアメリカ行くのもそんなに高くない。自炊したりすれば全然いける値段。(まあ屋台フードは食べるけどそれ以外はスーパーでパンとハムとか買って簡単に作って食べようと思ってる)


2月にニューヨークに行くんだけど、それは屋台視察ともう一つ、ビーチ・ボーイズのメンバー、アル・ジャーディンのライブに行くという予定があるのである。
※これが本題であるw

ご本人のホームページより。

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ビーチ・ボーイズって1960年代のバンドですから、ええ今いくつ!? って思うかもしれません。参考動画。最盛期。アル・ジャーディンがメインボーカル取ってる名曲! もっと画質キレイなのもあるんだけど「生感」ある動画探したらこれになった。

 

youtu.be



30秒くらいから歌い始めてる小柄な人がアル・ジャーディンです!
彼はけしてビーチ・ボーイズの中で主役ではなかったと思います。だけどプロなんです。どんなシチュエーションでもきちんとその場にそぐう態度と安定した演奏、声がある。


アル・ジャーディン。現在76歳です。


さて、どんなパフォーマンスが見られるのか。声が劣化していないか……いろんな心配があると思います。しかしこれを見てください。2018年の動画です!! 76歳でこの声とパフォーマンス!

ああ、プロだなあ……とため息が出ました。

 

www.youtube.com

 

こっちの動画でのバンマスっぽいふるまいも好きだ! 客席へのアクションもなんか楽しいし! これが2017年のパフォーマンス。こんないい感じのライブ見られるならニューヨークなんて近い近い!!


わたし客席でノリノリだと思うから、たぶん手を振ってくれるな!

 

www.youtube.com

 



ちなみにわたし、今回のチケット奮発したので「グリーティング&ミーティング」付きのチケットですw ニューヨークのライブハウスで、バックステージで本人に会えるのです! うまくいけばサインとかもらえるかもしれない! 写真一緒に撮れるかもしれない!! ギター持っていってサイン入れてもらおうかな!←ミーハー



わたしが好きなアーティストには共通性があります。


それは「どんな時もステージに上がったらプロとしての態度を崩さない人」「長く活動を続けられる人」「ストイックに体型を管理できている人」です。いくら優秀で名曲を書いていても、ドラッグにハマったりお酒に飲まれてだらしない声になっている人は尊敬できないんです。

どんな時でも自分をきちんと律している、そんなアーティストが好き。


日本人だとCHAGEさんとか、元たまの方々を尊敬しています。最近行って思ったけどCASCADEも劣化してなくて尊敬だった!! 



どのアーティストにも言えることだけど、今回のライブを見なかったらもう見られないかもしれないと思ってる。それは活動休止だったり、さまざまな要因が絡んでくる。だからわたしはもう我慢しない。

そして楽しみながらまた、新しいものをつかんでくる。


我慢したって我慢しなくたって平等に人は死ぬのだ。

だったら楽しんで楽しんで、いつ死んでも「ああ幸せだった!」と言いたいじゃないか。わたしにとって死は「ひとつの終わり方」であり「ながーい眠り」である。今生の別れでもなければ悪魔の導きでもない。ただし、痛いのはいやだ。痛くない死に方で死なせてほしい。

そして、生きたい人が生きられる世の中になってほしい。


そのためにできることを毎日こつこつと。

海外旅行より、今は身の回りの人を幸せにすることと、興味があることをおさえずにやることが幸せかな。


そんな感じです。結局海外旅行行くんじゃねーか! というツッコミは受け付けます。


それじゃあ、また明日!