接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

人の命

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こんにちは。仕事は携帯ショップの接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。


昨夜はおっぱい画像を貼り逃げしてすみませんでした。あのおっぱい模型は、本物さながらのさわり心地なのですが、あるものが隠れているのです。

 

keisolutions.hatenablog.com

 





それは、「しこり」です。



そう、乳がんの「しこり」を体感できる模型なんです。使っていたのはある保険屋さん。この模型をさわってもらって、「しこり」をいくつ探せるか、ゲーム感覚で試してもらいます。ひとつふたつは簡単に見つかるんです。

でも、四つ目くらいから見つからなくなる。女性ならわかると思いますが、腕を思い切り持ち上げた体制をとらないと気づけないような場所にしこりが隠れていたりする。乳輪のすぐ近くにもあったりする。普通に「モミモミ」とするだけでは見つからないんです。


この保険屋さんは、この「しこり探し」をフックに、乳がん検診を受けたことがある? などの質問をし、最終的にはその人の保険の状態を全て知り得る状況までトークを進めます。凄腕の営業さんなので、わたしも営業してもらいました。いや、素晴らしかったです。


あの方が素晴らしいところは、自分のスタンスの取り方をまちがえていないところ。


「わたし保険大好きなの」
「もったいないことしてる人いっぱいいるじゃない? わたしそういう人に正しい情報を教えてあげたくてこの仕事してるの」
「今日とか今年とか、すぐに保険申し込んでもらおうなんて思ってない」


だから、彼女の周りには人がいっぱい!


きれいで、凄腕。


わたしは人の顔が覚えられないタチなので、多分あの仕事は無理なんですけど、スタンスの取り方や会話のフック、人をくつろがせるトークなどはかなり参考になりました。

たまたま仕事していて出会った方ですけど、仕事中にこんないろいろ学ばせてもらえて感謝です。


日々のインプットとアウトプットのバランスが難しい今日この頃ですが、なんとかがんばっていこうと思います。


わたしは書くのが大好きで、自分の時間はぜんぶ書くことに使いたいくらいすきなんですが、結構な量を書いているので、「貫洞は仕事を手抜きして好きなことばかりしている」とか「そんなことしてる暇があるならもっとこっち手伝ってくださいよ」とか言われたりする。

そう言われることが続くと、とてもくらい気持ちになって、接客も営業もきらいになってしまいそうになります。


でも、最近はそう簡単にくらい気持ちになってたまるか! と思っています。



今、わたしたちが生きていることは奇跡なんです。心臓が定期的に動いて、手足が動いて、頭の中が整理できること、これは奇跡の連続で成り立っているんです。

この大切な大切な奇跡の連続で得た「自分の時間」を、自分のすきなことに使うことは素晴らしいことだし、自分の命を輝かせようと努力することは命に真摯に向き合っていることだと思っています。


近しい方が病気で入院しました。


病気のことを聞いたとき、胸がしめつけられるように苦しかったです。思いがあふれて止まらない。そして、一刻も、一刻も早く病院に行きたいと思ったのです。一日でも早いほうがいい。なんの役にも立てないと思いますが、ほんとにお世話になっている方なので早く行きたいんです。


病気は人事じゃないし、明日はわが身です。

きっと、年を取ると言うことはこういうことを日常的に受け入れていくことなんだなと、日々思います。親しくしていただいている方で、体がぜんぶ健康! という人は少ないです。みんな何かしら病気や疾患を抱えています。それとうまく付き合いながら、日々を生きている。




わたしは、誰にどれだけ文句を言われても、自分自身と向き合う時間や、本を読む時間、書く時間をなくしたくないです。これらすべてを捨てて仕事だけしていた時期もかなりありましたが、その時期は幸せじゃなかった。自分の命が喜んでいなかった。死ぬことばかり考えていて、命に対して真摯じゃなかった。


命ある人間である以上、生きることに対して真摯でありたい。


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そんなことを思ったのでした。



だからブログはいつも長文だし、睡眠時間を8時間から7時間半に削って(命を削って)小説も書きます。←ふざけてないです!(汗)


では、また。