接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

いい仕事は余白に宿る

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こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。


今日は「起業ってどんな感じなの?」「社長になるとどんな一日が待っているの?」ということを、わたしなりに書いてみようと思います。その上で気づいたことをまとめます。



■起業に必要なもの
・この仕事なら何とかやれる、という事業の柱
・人脈でもテレアポで新規開拓でも使えるものは何でも使って仕事を取る力
・売上0でもアルバイトをして会社を支える体力(最初のうちは特にこれ)
・事務所にできる安い物件(自宅が事務所に出来ると超楽)
・資本金とは別に30万くらい用意しとく(登記やらで必要になる)

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■週間スケジュールイメージ
創業当初は、ひたすらテレアポと飛び込み営業で新規顧客を獲得してました。仕事が取れたら、その現場に自分と役員が入って実績を作り、その実績をもとに提案資料をどんどん更新し、さらに営業。

三年目くらいから、自分も現場に入らないとスタッフの気持ちがわからない、という理由から現場にも入るように。

起業当初の週間スケジュール!
月曜  土日の現場で欠勤などがあれば謝罪に行く、営業回り
火曜  報告書類をまとめて読み、戦略を練る 社内MTG
水曜  休み(仕事の電話は出る)
木曜  土日のイベント現場最終打ち合わせ、その他営業回り
金曜  イベント準備、事前挨拶
土曜  現場(イベント、販売促進)
日曜  現場(イベント、販売促進)


こんな感じのスケジュールでした。


正直、ちょっときつかったです。当時はそんなこと言ってられないからやってました。それで、今はこんなふうにアレンジしています。
↓ ↓ ↓
今の週間スケジュール
月曜  土日の報告書を見る 自宅兼事務所で内勤
火曜  事務所に行くor事務所のデザイナーと電話打ち合わせ
水曜  予備日
木曜  休み
金曜  現場(慣れた現場)
土曜  現場(慣れた現場)
日曜  現場(慣れた現場)


単純に、営業回りを減らして、自宅兼事務所でする仕事を増やしたんですが、これがかなり快適です。自宅だから化粧もしなくていいし、ランニングにも行きやすい。集中してやれば一晩徹夜するとたいていのものが仕上がっている(笑)一人だとおそろしい集中力が出るので、このスタイルはしばらく変えるつもりはありません。週3日の現場も、よほどのことが無い限り変えないでしょう。土日は休みの会社さんが多いので、電話連絡の必要も少ない。なので現場に入っていても支障ないです。


仕事は快適なのがイチバン♪(※画像はイメージです、超かわいい)

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■まとめ
起業して5年、ほぼインプットをしていたと言えます。経営に必要な知識、税理士さんとの話、労務関係の話、冠婚葬祭のマナーに至るまで、とにかくインプットをし続けなければ会社が回らない状態でした。空き時間もほとんど無かったし、あっても経営関係の本を読んでいました。常に電話がかかってくるので、思考はコマ切れ状態で、あまりいいアイデアなどは思いつきませんでした。

今のスケジュールは、見ての通り、余白があります。この余白が、わたしを接客オタクにしてくれました。余白時間に、洋服屋さん、カフェ、テーマパーク等、様々な接客を受ける機会ができました。そこで学べることがすごく多いことに気づいたのです。

誰と接していても学べることはあるものです。急いで移動ばかりしていた頃は気づけなかった「素晴らしい接客」が身近なコンビニにあったり。


そして、余白時間に自分の仕事をきちんと振り返る。わたしは不器用なのでブログを書いてアウトプットしながら振り返っています。これも効果が高くて、自分の接客の強み・弱みを言葉にして書き起こすことができるようになりました。これにより、新しいスタッフが入った時など、指導の時の言葉選びがうまくなりました。少し前まで、新人スタッフに対して

「うーん、そうじゃないんだよね。もっとタイミング良く声かけしてみて」

という漠然とした指導しか出来なかったわたしですが、今は

「今はお客様のどういうしぐさを見て声かけしたの? なるほど、商品を手に取ったタイミングね。でもお客様の心開かなかったっぽくない? 今度は心の中であと3秒数えてから声をかけてみようか。3秒数える間は、展示してある携帯電話を拭くようにしてみようよ」

のように具体的に伝えることができるようになりました。


そのほかにも、余白時間に考えて事業化したアイデアや新規事業は、どれも比較的うまく行っているような気がします。余白時間が無かったときは、誰かが「これは儲かるよ」と言った言葉を鵜呑みにして事業化し、大失敗していました。当時は自分を責めて苦しみましたが、単純に余白時間を作ればいいんだと気づいてからは、過去の失敗を恥じることなく、前に進むことができています。


どのくらいの余白が必要かは人によると思いますが、自分の心が元気に冒険している状態が、仕事にも人生にも良いと思います。


それじゃあ、また明日!




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