接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

Q.接客業で培った話術は恋愛に生きるのか?

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こんにちは。牡蠣アレルギーの貫洞です。


お正月も3が日…と言いますが、3日じゃ足りないと思うのは、わたしだけでしょうか。。。




さて、今日も以前のエントリでいただいたリクエストに応える形で書いていきたいと思います。

このエントリで、みなさまからの質問やリクエストを募集しました。
 

keisolutions.hatenablog.com

 




id:fuzafuzaさまからいただいたリクエストです!

Q.接客業で日々使っている話術を、恋愛ネタと絡めて書く(こう話すと相手はこう受け取る等)とか。そういうのを読みたいです。

→A.いくつか事例を挙げてお答えします!

 

わたしは接客業をする前は、あいづちの打ち方が下手でした。「ふぅーん」とか「へぇーえ」とか、興味のない話に対して、本当に興味なさそうにあいづちを打ってしまっていました。

でも、接客業をするようになってからは、いいあいづちを打てるようになりました。たとえば、まったく興味のない話題をふられたときの返しです。今回はわたしがアレルギーで食べられない「牡蠣」の話題をどうさばくかを書いてみます。


相手「俺、来週、すっごいうまい牡蠣食べに行くんだよ!」
わたし「牡蠣ですか、どこのお店に行くんですか?」
相手「○○の駅近くにあるんだけど、広島産と海外産の食べ比べセットがあるんだよ!」
わたし「お酒の飲み比べとか、産地別食べ比べとか楽しいですよねぇ!」
相手「予定が合えば来る?」
わたし「…実はわたし、人生の半分損してるんですけど、牡蠣アレルギーなんですよ」
相手「えーーー! 超残念!」


こんな感じで、相手の話を一度広げて、楽しいことであることを受け止めた上で、自分の立ち位置を明かす感じです。ここからは、「食べ比べできる食材」で話を広げてもいいし、「○○駅のおいしいお店」で話を広げてもいいです。

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胃を壊す前までは食べられたんだけど…アレルギー反応が出るようになったのはわりと最近です。だから美味しいのはよく知ってる…(泣)





…って、こんなのが読みたいわけじゃないですよね。


わかってます。ここからが本番です。


☆☆☆


恋愛と販売は少しだけ似ている。

そのことに気付いたのは29歳のときだった。わたしはパソコンを売ったりテレビを売ったりして、その販売に光ファイバー回線をセットにするのを生業にしていた。家電量販店スタッフというやつだ。

パソコンだけを売るのではなく、最終的に光回線を売らなくてはならない(っていうか光回線を売りやすくするためにパソコン販売員のふりをしている)のだから、その販売トークも、押したり引いたり緩急つけながら進めることになる。


定番のトークは「このパソコンが○○で~」と説明し、お客さんがパソコンを決めたところで「実は今日光回線のお申し込みを一緒にしていただくと、○万円引けるんですよ」という流れ。わたしも最初はこの流れでやっていた。また、初めて行くお店では必ずこのトークで客層の見極めを行った。


でも、実はもっと効率のいい方法がある。


お客さんに話しかけられたり、こちらから話しかけたときに、少しだけ自分を開示してしまうのだ。

「(ニコっと笑って)わたし、実はインターネット回線の仕事でここにきてるんですよ。この仕事の前はネット回線だけを、訪問販売で売ってたんですよ。だからこうして、飛び込み営業じゃなくお客さんと話せるのがうれしくて」

こんな感じで。そうすると、お客さんの何割かはこんな風に返してくる。

「そうなんだ、今日はネット契約するつもりがないけど、接客してもらっちゃっていいのかな?」
「もちろんです!」

こうやってパソコンだけを販売することもあるが、ここまでお互い開示していると、最後の最後で

「せっかくだから、ネットの説明も聞くだけ聞かせてもらおうかな。今使っているネットはADSLで、正直変えたくないんだけど、今より安くなるなら検討してみるから」

こんなふうに、お客様からこちらへ歩み寄ってくれることがある。嫌な奴だと思われるかもしれないが、この状態まできたら、ほぼ成約は取れる。家電量販店では、2年単位のコストで計算してお客さんが得になるように、パソコンのセット割などの施策を打っているからだ。ADSLを光に切り替えるのは、パソコンの値引き価格をうまく提示すれば確実に行ける。



感情の流れでいうと、

わたしの心の開示→相手の心の開示→共同作業(パソコンを選ぶ)→成就

こんな感じ。



わたしは、好きな男性には自分を開示する。そもそもあけっぴろげな性格だけど、本当に好きな人には、相手の範疇内まで、すべて話してしまう。そうすると、相手も少しずつ、自分のことを話してくれる。だけどその段階では、まだお互いに「否定されるんじゃないか」っていう恐怖がある。それを、会話とかデートとかメールとかいろんな手段を使って「共同作業」で理解しあう。

全然かみ合わない人でも、自分が開示すれば、少しは開示してくれる。お互いが開示を続ければ、きっと共通点は見つかる。わたしと夫は、開示しても開示しても共通点が見つからなかったんだけど、レストランでやっと共通点が見つかった。それは「フランス料理が好きだ」ということ。夫はグルメでフレンチ好きなんだけど、わたしは父がフランス料理のシェフだったので、無駄に詳しいんですw そこが共通の話題になって付き合いが深まった。


あとは、結婚前の経験だけど、エッチしたい相手に、自分から「わたしは○○さんとだったらそういう関係になっても構わないよ」って言うのも一つの開示。相手が自分に自信がなかったりすると、恋が全然進まないことがある。そういうとき、直接的にすぎない言い方で、自分の方から開示する。そうすることで一歩前に進みやすくなる。


そもそも、なかなか手を出してこられない男性って「ほんとにいい人」なんです。いいのかなって考えすぎてしまったり、何回目のデートじゃなきゃってとらわれてしまったり、ぐるぐるしちゃって結局進まない。そこで面倒になって関係を断ってしまうのではなく、ちょっとだけ手をさしのべてみる。その手を取ってくれたら、そこから素敵な夜が始まるはずだから。



うーん…書いてみて思ったけど、「接客で培ったノウハウが恋愛に生きる」んじゃなくて、わたしが自分の性質を接客に活かそうと必死で方法を編み出しただけかもしれないですね。。適度な開示で相手の心を開く。これがわたしのスタイルです。(開示を求められない場合は開示しないという選択もありです)


せっかく質問してくれたのに、答えになってないかもしれません;

わたしのなかの接客と恋愛の関係は、こんな感じです。
リクエストいただいてありがとうございました!


それじゃあ、また明日!


☆今日の過去記事☆

 

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