こんばんは。目が真っ赤なのに書きたくて仕方がない、かんどーです。
このまま横になっても多分眠れない。今日あったたくさんの出来事を思い出して、胸がざわざわしてしまう。今日だけで一体いくつのことを考え、自分に照らし、相手の考えに沿う場面があっただろう。
わたしは今出張に来ている。
出張の楽しみは、わたしの場合は温泉だ。今日みたいに寒い夜、仕事を終えて車をとばし、地元の人でにぎわう温泉施設に行く。夜遅いと少し人は少なくなる。
ぬるめのお湯で体をならしてから、あつめのお湯で芯まであたたまる。気持ちがいい。これは部屋のお風呂では体感できない気持ちよさである。足の先の神経にまで血がめぐり、軽い運動をしたような蒸気した顔になる。
運動が苦手な人は、温泉に入る習慣を持つことだけでも随分元気になるんじゃないかと思う。「湯治」なんて療法があるくらいだから、本当に効果があるのだろうと思う。
実際、わたしは出張と温泉をいやというくらい結びつける。温泉旅館に泊まるわけじゃない。ビジネスホテルのシングルルームだ。予算は高くても6千円。安い時は3千円台だ。それでも、近場の日帰り温泉に足をのばしたり、温泉施設と隣接しているホテルを選ぶなど、いろいろ工夫できる。
あきらめちゃったらなんでもそこで終わりなんだけど、あきらめずに探せば、楽しい場所はいくらだってある。
今、目が真っ赤だ。
温泉から帰ってきて、すぐに書き始めた。読み始めた。一気にいろんなことをした。目が真っ赤だ。目薬をさす。そしてまたPCのモニターを見る。温泉であたたまった体の芯が、まだ熱を持っている。
わたしはまだ書き続けたい。この気持ちだけは確かだ。
ただ、スタイルが決まるまでは結構つらいのかもしれない。今のわたしは、少し前の「会社ブログから解放された、解き放たれた鳥」のような軽快さは無い。重厚なことを書こうとして内容が薄くなっていたり、本の原稿に取り掛かるばかりで、ブログが軽くなっている。全体的に薄まっているんじゃないかとさえ思えて、それがどうしようもなく、怖い。
わたしは人の記憶から忘れ去られるのが怖い。
ここにいるってことだけ知っててほしい。
最近本当にいろいろあって、本来そろそろ海外充電が必要やねん。短期間でいいから台湾行ってきたい。だけどなかなか無理っぽくて、ちょっとどうしようか作戦練り中。だけど、きっとうまくいく。
わたし、一人旅が大好きなんです。
でも、その一人旅すら、実は「書くため」に行っていることに最近気づきました。わたしは旅に出てそこで得た経験や出会った人を登場人物にして小説を書くのが好きなんです。
だから、わたしの旅ブログを読んで、「アレ?」と思うくらい動いてない日があることに気付くと思う。そういう日は、ただひたすらに現地のカフェで聞き取れる言葉を聞き取って、現地の空気を感じてたり、ある日は現地の知り合いのところに突撃していろいろ話を聞いてる。往々にして、それらのことはあまりブログには書かない。書くのはもっぱら、独りで行動して何を食べたとか何を見たとか、そういうことだ。
多分、わたしはブログで楽しいことを発信したいんだと思う。こんな欝々した感じじゃなくてね。
そのためには、旅が必要なんだよ。どうしても。
さあ、旅に出よう。
世界は、わたしが考えてるよりはるかに、近くなっているのだから。
それじゃあ、おやすみなさい。