こんにちは、かんどーです。
しばらく生理休暇(PMS休暇?)をいただいておりました。暗い日記ばかり続いてすみません。無事生理4日目に突入し、精神状態が安定しましたので、旅ブログ再開します! まだ記憶は新しい。写真を見ればにおいまで思い出せる、いとしき台湾。ああ台南。(今回は台北でなく台南でほとんどの時間を過ごしました)
しっかし今回の生理前~生理中の精神不安定は重かった。。
気持ちを切り替えて、旅ブログ、行っきまーーーす!!!
今日は台南最終日!
市内観光しました!
台南へ来て、朝市に行ったりゲストハウスで楽しんだり、安平(アンピン)という観光名所へ行ってきました。ただ、もっと台南を知りたい。そんなふうに思い、台南の町をただただ歩いてみることにしました。
一応スケジュールを決めておかないとグダグダになりそうなので、大体のスケジュールを決めました。
ホテルを出る→神農街という通りを歩く→孔子廟を見る→17時には夜市へ行って20時には帰ってくる
こんなスケジュールです。ちなみに朝は11時くらいまでホテルでゴロゴロしてました。前日たくさん歩いたので、長めに横になっていたかったのです。30代後半になると、旅をしていてもこんなもんですw 登山やマラソンしたら、翌日はホテルとカフェしか行かないですw
そんなわけで、ホテルを出てまず向かったのが…
神農街!
※通りすがりの方に写真を撮ってもらうコツは、カメラをぶら下げている人に頼むか、ものすごい枚数頼むか、です。わたしが動いている間、いっぱいシャッター押してください! と頼むと良い感じです! お返しにこちらも写真を撮るのを忘れずに。
神農街の入り口は赤いちょうちんがぶら下がっており、すぐわかりました。
古き良き町並みが残っているから、適当に散策したら楽しい…のようなとてもゆるい観光地。だけど一軒一軒のぞいてみると、伝統工芸品を作っているお店や陶器のお店もあり、興味をひかれますよ。アンピンより近いので、半日観光にぴったり。
突き当りには神社があって、参拝してこの観光のしめくくりになります。この短いストリートを歩くだけで不思議な気持ちになるんだから、台湾ってほんと不思議。
神農街を抜け、近くの屋台街へ入っていきました。一気にローカル色が強くなる町並み。食事をしようとぶらぶらしていたら…どこかで会ったひとがいる。
ゲストハウス「はむ家」で会った、元バックパッカーの方が屋台でゴハン食べてました! 昨日に引き続き、台南で知り合いにばったり。なんだこれは。全然寂しくないぞ。
屋台の隣に腰かけて、今日は何してました? 等の世間話をしました。お互い市内観光ということで、台湾のマッサージはどうだとか、昼間の何時頃が一番暑いとか、そんな話をしていました。
屋台は、おこわにしょうゆっぽい汁をかけて出してくれる屋台でした。25元のおこわと30元の肉入りおこわがありました。わたしは肉入りおこわ。
ちなみに台湾の屋台や大衆食堂では、飲み物の持ち込みOKなところが多いです。自分の持ち歩いてるペットボトルのお水もOKだし、ビールも持ちこんで飲んで良いとのこと。このあたりはお店によるので、飲む前に一言聞いてみるのがいいです。屋台では飲み物の持ち込みはすべて「OK!」でした。
ゲストハウスで会った方は暑い中、自転車で走り回ったので早めに引き上げるとのことでした。わたしはまだ外に出てきたばっかりだったので、そこでお別れして散策を続けることに。
屋台街をぷらぷら歩いていると、とても人気のスイーツ店がありました。全部テラス席(っていうか半分外)なんだけど、満席になってる。とても気になったので入ってみました。
メニューを見てみます。
よしっ…! ここは赤いマークのついた、一番高いヤツを注文して、台湾で最高の思い出を作ってやる…! わたしは数分列に並び、95元の最高級デザートを注文しました。
総合粉…豆花…きっとかき氷かなんかの全部乗せが出てくるんだろうな…と期待していました。華やかで、キレイなスイーツが出てくるんだろうな…あずきとかフルーツとかいっぱい乗ってるんだろうな…!
待っている間に、前のお姉さんが注文したかき氷が出て来ました。許可を取って写真を撮らせてもらいました。この方は50元くらいのアズキのかき氷を注文したようです。練乳がかかっていて、すごく美味しそうです…!
わたしも早く食べたいっ…! と思っていたら、呼ばれました。
出てきたのはこちら。
えええええ…
なんか想像したのと違う…っていうかなんか雑なかんじ…。。。これほんとに最高級なの…? 若干戸惑ったものの、気を取り直していただきます。
チュルン、ヌチッ、モチッ。
透明のゼリーがすごくいい食感。ものすごく上質なぎゅうひとゼリーを合わせたような感じ。そして黒いゼリーもいい。黒蜜の味がするゼリー。
底の方には豆腐が入っていました。こちらはチュルンと入っていく感じでのどに気持ちがいい。甘い蜜と合わせると、豆腐は立派なデザート。
95元はダテじゃなかったです。普通のかき氷でなくこれでよかった。甘いものがそんなに好きじゃないわたしが感動するレベルで美味しかったです!
完食。
とても元気になったので、孔子廟へ向かいました。
孔子廟へ
大通りを歩いて孔子廟へと向かいます。わたし、孔子の教えに助けられたことがあるんです。「論語」の学而編にある、超有名なこの言葉。
子曰く、学びて時に之を習う、また説ばしからずや。朋遠方より来たる有り、また楽しからずや。人知らずして慍みず、また君子ならずや。
学歴コンプレックスばかりに倦んで、勉強なんてしたくないといじけていた30代前半、この言葉を知って大粒の涙がこぼれました。
「物事を学んで、後になって復習する、なんと楽しいことではないか。友達が遠くから自分に会いにやってきてくれる、なんと嬉しいことではないか。他人が自分を知らないからといって恨みに思うことなどまるでない、それが君子というものだ」
孔子の教えは正しいと素直に信じられた。学んで復習して、それが楽しかったらそれでいいじゃないか。楽しいことなら学ぼう。友達が遠くから会いに来てくれるってそれだけで素敵じゃないか。人が自分のことをわかってくれなくたって恨むことなんてない、それが君子だ。わたしは君子じゃないけど、恨んでも仕方ないことは、恨むのをやめられるように工夫しよう。
わたしは勝手にこう解釈しました。
孔子の教えは、わたしにとって「学び」を自分の中に根付かせてくれた優しい言葉です。一度落ちこぼれたら勉強なんてしなくていいんだよ! という教育の中で育ったわたしに、30過ぎても優しくしてくれたのは、時代を超えて孔子だったのです。
歴史が好きではなかったけど、歴史に救われた気持ちでした。孔子が好きになってから、わたしは読む本を食わず嫌いしなくなりました。そして、学ぶことを恥ずかしがらなくなりました。
「今ね、英検準2級の勉強してるの!」
とか平気で言える。前までは見栄で準1級のテキストしか外では出せなかった。ほんとバカだった。自分にあった勉強をして、それが一つでも役に立ったらいいじゃない。
そんな孔子を祭る孔子廟。
実は台北の孔子廟の方が規模が大きいので、ほんとに参拝したい方は台北で行くことをおすすめします。でも、台南の孔子廟、わたしはすごく好きだった。入口はこんな感じ。
学問の神様。
日本で言う大宰府天満宮と亀戸天神かな。わたしは日本ではこの2つによく参拝します。学問の神様、菅原道真となんかご縁があって。毎年両方の神社を必ず参拝しています。孔子廟にもおなじ空気を感じました。とてもおだやかな場所ですよ。
入口から、ずっとこのお花が咲き乱れていました。美しかった。台湾の色だと思った。きっと大宰府に梅があるように、亀戸天神に藤の花があるように、台南の孔子廟にはこの花があるのだろうと思った。この花含めて、孔子廟なんだよ。
中へ入っていきます。
めちゃめちゃゆったり。
ベンチでおじさん同士がしゃべっていたり、普通の「台南の人がくつろぐ近所の公園」的な場所です。ただし、パワースポットだと思います。ここへ来てけっこういい気感じました。いいです、ここいいです。
そして、なぜかリスが。
このあたりで餌付けされているのか、観光客がカメラ向けても逃げないです。ちなみにこのリス、タイワンリスって言うんですよ。以前リス園に行ったとき覚えました。いちばんなつきやすい種類のリスだと係の人が言っていました。ここのタイワンリスも人を怖がらなくて、かわいらしかったです。
荘厳な木のまわりをぐるっと回って…(この木の下で台湾人カップルが神妙な話をしていたので、しばらく近づけませんでした。あの二人はどうなったんだろう…)
なぜかスポーツ公園が隣接されていたので、とりあえず一周全力疾走して。孔子廟を後にしました。時刻は夕方5時。このままタクシーに乗って、武聖夜市へ向かいました。
武聖夜市
5時すぎに行ったら、まだお店が半分くらいしか開いていなかったので、ぶらぶら散策。
ちいさな貝に味付けしたやつを味見させてもらったり、ぐるぐる回ってお店を見て回ります。お寿司の屋台もありましたよ。
わたしは立ったまま串にささった食べ物を食べるのが好きです。魚のすり身を揚げたものにケチャップかけて一本食べてみました。10元なり。
エビのすり身をやわらかーい皮で包んだモチモチしたやつを食べてみました。これは好き嫌いがありそうだけど、独特のチリソースにこの食感、日本にはないやつ。
ウインナーの屋台はどこでも人気。
輪投げはどこでも健在。一度に投げられる輪の数がすごく多くて、おそらく30本くらい串にささってますw 大人もやってる人が多い。次回は帰りの便で荷物を預けられるようにして、こういうのもお土産でもって帰りたいな。
このあと、洋服を買って帰りました。Tシャツ買いました。こんなTシャツです。
歩き疲れたので、夜市で揚げたてのパーコー(骨付き豚肉)を買ってホテルに持ち帰って、コーラ飲みながらベッドでごろごろネットしながら食べました。パーコー死ぬほど美味しかったです。写真を撮らなったことが悔やまれる。。
B級スペアリブって感じ。骨にこびりついた肉をかじり取る感じ。夜食やおつまみにピッタリ。揚げたては最高に美味しいけど、少し時間がたってもちゃんと美味しかったです。
そんな感じで一日が終わりました。明日は台北に戻り、深夜便で日本に帰国します。明日一日は台北で遊ぶ予定です。
それじゃあ、また明日!
☆今日の過去記事☆