接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

【こんにちは○どりの小野です】白濁ロスト・バージン! 愛液の思い出

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こんにちは○どりの小野です。

嘘です、かんどーです。

最近、二の腕が気になります。日々の怠惰な生活がそのまま表れているようで、憎ったらしい、わがふりそで肉。切って料理してお弁当に入れるわけにもいかないので、事務仕事の合間にちょっと体操したりしてます。ええ、悪あがきですとも…。


ふりそでと言えば。私にも二十歳の頃がありました。二十歳は私にとって特別な思い出があります。私がロスト・バージンした、あの夏の日。汗と白濁液をぶっかけられた思い出を、これからお話します。


その日はとても暑くて、彼と私は繋いだ手の間を流れていく汗を感じながら、井戸水めぐりをしていました。井戸水めぐりは、会津では定番デート。湧き水、井戸水、会津人は水が大好きです。高校生の文化祭でも「水の銘柄当てクイズ」が必ず出し物になります。地味だけど結構盛り上がる。


最初は隣近所の井戸でした。軟度が高いね、さっきより深いから冷たいね、感想を言いあいながら夏の強い日差しと伸び続ける草の中を歩くのは楽しかった。


当時の彼は、私がコンビニバイトしていた時のお客さん。飲み物のオマケをくれた人じゃなくて、その後来たお客さん。あのコンビニで20人近く男の人とつきあったなw 田舎って女子が少ないから、コンビニバイトをしていると、釣り堀で釣り竿を垂らすのと同じくらい簡単に男が釣れたんです。私はメイクをしなくてもくっきり二重だし、男から見るといい具合いに胸もあったので、とっかえひっかえ付き合っていました。


彼はコンビニで16人目に付き合った男でした。会津の男らしく、趣味は湧き水。わたしたちは井戸水めぐりをしながら、最終目的地は常に湧き水でした。写真は白い方が私です。

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緑の丘を雑草かきわけ進んでいくと、突き当りに土の壁が現れる。壁づたいに獣道を少し下ると、茶色い土の壁のすき間から、チュクチュクと湧き出る水がある。これが会津で一番おいしい水。「愛液」だ。


彼は土壁に顔をうずめ、愛液をまず顔いっぱいに浴びる。そうしておもむろに土壁のひだに鼻先を突っ込み、舌で愛液をすくい始めるのだ。

「やんだ、おめの舌使い……」

私は彼を諫めるふりをして、体勢を変えた。私の愛液を飲んでほしい。彼ののどの渇きが十分に癒されたことを確認して、私はパンティを片足だけ脱いで彼に向き直る。パンティは汗ですっかり内腿にはり付いてしまっている。私の股間から流れるのはもう、汗だけではなかった。

彼は喉の渇きを癒すと、突き上げる衝動を思い出したように私の股間に吸い付いた。ちう、ちう、と音を立てながら、今度は本物の「愛液」を吸い上げる。

「いまっと、いまっと……奥(おぐ)の方…はああ……」

私の意識が真っ白になっていく。見上げた先に大木があって、緑の葉が生い茂っている。風が大木の枝葉をなでるたびに、違う角度で木漏れ日が私たちに降り注いでくる。木漏れ日のちらちらとした明るさと、快感の感覚がリンクする。だんだん光の当たる時間が長くなっていって、ある瞬間、真っ白な世界をひとつ超えた、何もない空間へ意識がジャンプする。

それが「イグ」という感覚だということを私は知っていた。


ああ、今日も井戸水デートは最高だ。ロスト・バージンした井戸のことを思いながら、顔にかかる白濁液を私は余さず舐めとった。まだ肉付きの薄い二の腕でたくさんの男を誘いながら、どの「濁り水」が一番美味しいかを、舌なめずりをしながら考えていた。


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※このお話は一部フィクションです