描いて、描いて、描きまくる。
このセリフおぼえてる? 「魔女の宅急便」で、絵描きの女の子が言ったセリフ。シータとパズーと豚くらいしか知らないわたしでも覚えてるんだから、きっとみんな覚えてるよね。
「魔女の宅急便」は、要約すると「魔女になりかけた女の子がミルク粥を食べたり、ホットミルクを飲んだりするお話」です。
ほっこりするべ? そうなんだよ。わたしもあれ好きでさ。ミルク粥のシーン大好き。
これが「魔女の宅急便」ね。大体あらすじ伝わるかな。
この作品の中で、靴下を意地でもはかないタイプの女の子が出てきて、その子は絵を描く人なの。主人公の魔女も靴下がきらいで、二人はすぐに仲良くなるわけ。
やっぱそういう感性って大事だからね。似た者同士が仲良くなるわけ。
ふたりは靴下をはかないから夜とか寒くて、ホットミルクを飲む。人間だから、一時的に体温を上げてそれが下がっていく瞬間眠くなる。だからホットミルク飲んだら瞬殺で寝る。ゴク、パチ!(電気消す音)くらいの勢いで寝る。
靴下をはかないからか、魔女は風邪をひくんだよね。熱を出して、それが物語のターニングポイントになるんだ。
ふたりともすごく足の形がよくて、ふくらはぎの形がそれぞれ違うんだけど、それぞれの良さがある。不思議なんだけど、絵描きの方が運動してそうなふくらはぎ。魔女は細いんだけどゾウ足。ゾウ足かわいいけどねwww
物語で魔女は、「ジジイ、ジジイ」と何度も連呼するんだけど、あれは聞き間違い。猫の名前が「ジジ」なの。だから「ジジイ、ジジイ!」と上がり気味に2回呼ぶわけね。印象に残ってる。
それで、彼氏が「トンボ」www
色鉛筆かよっていうwww
トンボは童貞くさくて、雨に濡れた草原のにおいがただよってくるような男。だけど俺童貞じゃないからって言い張る強さがある。魔女に嫉妬させる怖いもの知らず。魔女なんて嫉妬させたら呪われるのわかってるのにねwww
昔「マリーのアトリエ」っていうゲームがあって、主人公はまあマリーなんだけど、ゲームの進行は基本「調合」なんだよね。草とか液体とかとにかく煮込んで新しい薬を調合するの。なんか魔女ってそんなイメージ。
それで、「描いて、描いて、描きまくる」なんだけど、絵描きと魔女が「足がつめたいね」って話しながら板の間で夢とか語るわけ。「私最近ほうき乗れねーんだけど」とか愚痴ったり。そしたらほうきの話は横に置いといて、絵描きは自分の話するんだよ。
「わたし、描いて、描いて、描きまくる」
映画の一番美味しいとこ持ってった絵描き。
役者として舞台に立つとしたら、こういう主役の喰い方はしたくないなーと思わされたね。とにかく名作。
5回以上観てるけどやっぱりミルク粥のシーンが一番好きだな。
それじゃあ、またね!
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